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葬儀のあと

【動画解説】一周忌法要の香典袋|選び方・表書き・中袋の書き方と金額の目安

【動画解説】一周忌法要の香典袋|選び方・表書き・中袋の書き方と金額の目安

ご家族や友人が亡くなり一周忌法要を迎えた際、香典の準備に悩む人も少なくありません。葬儀や四十九日法要とは異なる点もあるため、事前に理解しておくことが大切です。本記事では宗教ごとの表書きや水引の種類、中袋の書き方、故人との関係で変わる金額の目安を網羅しています。ふくさの包み方まで、動画を交えて丁寧に解説しています。ぜひ参考にしてください。

香典を準備する際に知っておきたいポイント について、東京博善の公式YouTubeチャンネルの動画でも分かりやすく解説しています。香典袋の選び方から、表書きや中袋の書き方、金額の目安まで丁寧に紹介しています。 

香典の金額相場・香典袋の選び方・書き方を1分で解説

この記事で分かること

  • 一周忌法要にふさわしい香典袋の選び方と書き方
  • 故人との関係や会食の有無に応じた香典金額の目安
  • ふくさを使った香典の包み方と受付での渡し方の作法
  • 参列できない場合に香典を郵送する際の手順

「ひとたび」は、東京都内で6つの総合斎場を運営する東京博善(創業100年超)がお届けするお役立ちコラムです。現場を知り尽くした専門スタッフが、葬儀・法要・終活の疑問に分かりやすくお答えします。

一周忌の香典袋の選び方

香典袋の種類

一周忌法要は、ご遺族や故人にとって大切な法要であるため、出席する際は失礼のないように注意する必要があります。まず注意すべき点は、香典を包む香典袋の選び方です。ここからは、一周忌の香典袋の選び方を解説していきます。

一周忌の香典袋は結び切りの水引を選ぶ

一周忌の香典袋には、結び切りの水引がついているものを選んでください。

水引とは、香典袋にかけられている飾り紐のことで、結び方によって意味が異なります。結び切りは一度結ぶと解けないことから、「二度と繰り返さない」「これっきり」という意味を持ち、弔事で使用される結び方です。他の結び方だと意味が変わってしまい、ご遺族に対して失礼にあたるため、必ず結び切りのものを選びましょう。

香典の金額に合わせて香典袋を選ぶ

香典袋にはさまざまな種類があり、大きく分けると水引が印刷された略式のものと、本物の水引を結んだ正式なものがあります。用いられる紙質にも差があり、実際の水引を使用した香典袋のほうが、より上質な和紙や厚手の素材が使われる傾向にあります。いくら香典を包むかで、香典袋を選びましょう。

例えば、一周忌の香典が1万円未満であれば、コンビニや百円ショップなどでも買える印刷された水引の略式タイプで問題ありません。1万円~5万円程度を包む場合は黒白の水引を、6万円~10万円未満であれば双銀の水引をかけた手漉き和紙、10万円以上の場合には大金封と呼ばれる香典袋で、双銀の水引がかけられた大判のタイプを選ぶとよいでしょう。

関東地方では黒白または双銀の水引が多く用いられますが、関西地方では黄白の水引が選ばれる傾向にあります。

そのため、どの香典袋を用意すべきか迷ったときには、他の参列者や葬儀社へ確認しておくと安心です。

香典袋の種類や水引の色は、包む金額に合わせて選びます。金額に合っていない香典袋を選ぶのは不適切となるため、注意が必要です。

宗教に合わせて香典袋を選ぶ

香典袋は、宗教ごとに使用できる絵柄やデザインが決まっています。宗教によっては使えない絵柄もあるため、間違えないようにしましょう。

仏式

仏式の一周忌では、無地の香典袋か蓮の花が描かれたものを使います。無地の香典袋は、仏式だけでなく他の宗教でも使えるため、迷ったときは無地のものを選ぶと安心です。香典袋によっては蓮の花が大きく描かれており、表書きに重なってしまうものもありますが、文字が読みづらくなければ特に問題はありません。

神式

神式の一周忌では、白無地の香典袋を使うのが一般的です。蓮の花など、絵柄が入っている香典袋は使用できません。

キリスト教式

キリスト教では、故人が亡くなった日を覚える召天記念日や追悼ミサが行われることがあります。これらの儀式で香典を包む場合は、十字架やユリの花が描かれているもの、または白無地の香典袋を選ぶのが適切です。プロテスタントとカトリックでは香典の表書きが異なる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。蓮の花がデザインされている香典袋は仏式で用いられるものなので、キリスト教の儀式では使用しないように注意してください。

香典袋の表書きは何と書く?(宗教により異なる点に注意)

香典袋の表書きの種類

一周忌の香典の書き方は、宗教別に決まりがあります。お通夜や葬儀のときとは異なる部分もあるため、間違えないようにしましょう。

一周忌の場合 香典袋の表書き

表書きとは、外袋の表面に書く文字のことです。宗教によって書き方が異なるため注意しましょう。

香典袋の表書きは宗教によって異なる

香典袋のデザインだけでなく、表書きは宗教によって異なります。故人の宗教に合っていない表書きを書くことは、ご遺族に対して失礼になってしまうため注意しましょう。

仏式の一周忌では、すでに故人の魂が仏様になっているとされるため、一般的に「御仏前」あるいは「御佛前」が使われることが多いです。その他にも、「御香料」「御香典」などの表書きも使用できます。

一周忌の場合には「御霊前」「ご霊前」を表書きに記載することはできません。多くの仏教宗派では、「御霊前」は故人が亡くなってから四十九日までの間に供える金品を指す表書きであり、一周忌には使えないため注意してください。

神式には、「人が亡くなって50日が経つと、故人は子孫を守るために神様になる」という教えがあります。この考え方に基づき、神道の一周忌に当たる儀式の香典では「玉串料」「御榊料」「御神前」といった表書きが使用されます。神道には「仏様」という考え方はないため、「御仏前」は使用できません。

キリスト教には、プロテスタントとカトリックの二種類の宗派があり、それぞれで使用できる表書きが異なります。プロテスタントでは「献花料」「忌慰料」、カトリックでは「御ミサ料」「御霊前」が使用されます。また、「御花料」という表書きはプロテスタントでもカトリックでも使用可能です。

香典袋には濃い墨の毛筆か筆ペンで書く

お通夜や葬儀の香典と異なり、一周忌の香典は濃墨で書きましょう。

お通夜や葬儀の際には、急な訃報で墨を擦る間もなく駆けつけた、あるいは涙で墨が薄くなったという悲しみを表現するために薄墨を使用します。

しかし、一周忌の法要はあらかじめ日程が決まっており、故人へのお供えという意味合いが強くなります。そのため、悲しみを薄墨で表す必要はなく、濃い墨の筆ペンや毛筆を使うことが適切です。

香典袋に記載する名前

結び目の下にある余白部分には、香典を包んだ人の名前を記入します。こちらには、表書きと同様に濃い墨の筆ペンや毛筆を使用し、氏名を縦書きで記載してください。また、香典を送る人数によって書き方が異なるため、注意が必要です。

香典を個人で包む場合

個人で香典を包む際は、水引の下に氏名を記入します。ご遺族が確認しやすいよう、必ず読みやすい楷書で丁寧に書いてください。同姓の方がいる場合に備え、名字だけでなくフルネームで記載するのが一般的です。

香典を夫婦で包む場合

夫婦で一周忌の香典を包む場合は、夫婦連名で記入します。まず、香典袋の表書きの下に夫のフルネームを書きます。次に、夫の氏名の左隣に名字を除いた妻の名前を記入してください。

香典を連名や会社一同で包む場合

一周忌の香典を連名で包む場合、人数によって書き方が異なります。三名以下で香典を包む場合は、表書きの下に香典を出した全員の氏名を書きます。立場が上の人が右側にくるよう、順番を意識しながら名前を記入しましょう。立場の上下がない場合は、右から五十音順になるように書くのが一般的です。

四人以上の連名で香典を包む場合、全員の氏名は記入せずに代表者の名前のみを書くようにしましょう。表書きの下部分の中央に代表者のフルネームを書き、その左下に小さく「他◯名」「外一同」「外◯名」などと記載します。この場合は、別の紙に香典を出した人の名前をフルネームでまとめ、お金と一緒に同封します。

また、会社や団体で香典を用意する際には、四名以上の連名のときと同じように香典を出す人全員の名前は書きません。「会社名、部署名、代表者名、外一同」の順で記載し、別紙に全員の名前を記入しておきましょう。

香典袋の中袋の書き方

香典袋の中袋の書き方

ここでは中袋の書き方について紹介します。

香典袋の中袋はペンや万年筆で書いてよい

香典袋は筆ペンか毛筆で書くのが一般的ですが、中袋は書く情報が多く余白も少ないです。そのため、読みやすさを重視してボールペンや万年筆を使用して書いても問題ないとされています。

香典袋の中袋表面に包んだ金額を書く

中袋の封筒の表面には、香典に包んだ金額を記載します。外袋に金額を記入するときと同じく、以下のように記載します。これは金額の改ざんを防ぐためとされています。

算用数字と香典で記載する漢数字の対応表

算用数字(アラビア数字)

香典で記載する漢数字

1

壱(一)

2

弐(二)

3

参(三)

5

伍(五)

10

拾(十)

1,000

阡(千)

10,000

萬(万)

また、金額の前に「金」、数字の後に「圓」と書くのが一般的です。例えば、1万円を包んだ場合は「金壱萬圓」、3千円を包んだ場合は「金参阡圓」と書きます。ただし、中袋に金額を記入する横書きの欄がある場合は、算用文字で「3,000円」「10,000円」と書きましょう。

香典袋の中袋裏面に氏名と住所を書く

中袋の裏面には、香典を包んだ人の氏名と住所を書きます。封筒の左側に郵便番号と住所を書き、その左隣に名前を記入してください。住所や名前が書いていないと、ご遺族が香典を集計する際に誰から送られたものか分からないため、必ず記載しましょう。

また、電話番号の記載は必須ではありません。もし記入する場合には、住所や氏名の記載方法と体裁を揃えて書いてください。

香典袋に中袋がない略式袋の場合、外袋の裏面に住所や金額を書く

香典袋には一般的に中袋がついていますが、中袋がないものも販売されています。これは、外袋の中に中袋が重なっている香典袋を「不幸が重なる」と考える地域もあり、中袋がない香典袋を使用する場合があるためです。

中袋がない香典袋を使用する際は、外袋の裏側に住所と金額を記入する必要があります。外袋の裏面右側に、包んだ金額を縦書きで記入します。その左側には、郵便番号や住所、氏名を書き添えるようにしましょう。

香典袋へのお札の入れ方とお札の向き

香典袋を準備する際、お札の入れ方や向きにも気を付けたいポイントがあります。

お通夜や葬儀の際とは異なる点もあるため、事前に正しい作法を確認しておくことが大切です。

ここでは、一周忌法要におけるお金の入れ方について解説します。

肖像画を下向きにして入れるのが一般的

香典袋にお札を入れる際は、お札の肖像画が描かれている面が、中袋の表側から見て下向きになるように入れるのが一般的です。

お通夜や葬儀の際には、悲しみを表すために逆向きにすることがありますが、一周忌法要では必要ないとされています。

また、複数枚のお札を包む場合は、すべてのお札の向きを揃えて入れましょう。

使用するお札は、新札ではなく、適度に使用感のあるきれいなものを選ぶのが一般的です。

ちぎれや目立つ汚れのないお札を使用し、ご遺族に対して失礼のないよう丁寧な準備を心がけてください。

一周忌の香典金額の目安

香典袋とお金

お通夜や葬儀と同様に、一周忌法要における香典を準備する際も、年齢や故人との関係に応じて包む金額に差が生じます。一般的には、年齢が上がるほど、また関係が深いほど香典の金額が高くなる傾向にあります。

ただし、地域によって相場に違いがみられるため、まずはお住まいの地域に確認して金額を決めましょう。

関係別の香典金額の目安

関係

香典相場

両親・義父母

1万円~5万円

兄弟姉妹

1万円~5万円

祖父母

5千円~3万円

おじ・おば

5千円~3万円
(関係が薄い場合には、3千円~1万円)

友人・知人

3千円~1万円
(親しい間柄の場合には、1万円以上も)

また、一周忌などの弔事においては、避けるべき金額やお札の枚数にも注意が必要です。2万円や6万円といった割り切れる偶数は「故人とのご縁を断つ」とされることから、香典に用いるのは控えるのが一般的です。

さらに、「四」や「九」は苦しみや死を連想させる忌み数とされているため、これらの数字を含む金額は避けるようにしてください。

▶一周忌の香典金額について詳しくはこちら

法要後に会食がある場合は金額を上乗せする

一周忌法要の後に会食が用意されている場合は、通常の香典相場に食事代を上乗せして包むのが一般的です。

会食の費用は地域や会場によって異なりますが、一般的には5千円〜1万円程度を上乗せして包むことが多い傾向にあります。

ご夫婦やご家族など複数人で参列する場合には、参列する人数分の食事代を考慮して金額を調整します。

ご遺族の負担に配慮しつつ、ご自身の無理のない範囲で気持ちを込めて包むようにしましょう。

あらかじめ案内状などで会食の有無を確認しておくと、金額を決める際の参考になります。

ふくさの包み方と受付での香典の渡し方

ふくさの包み方

法要や葬儀で香典を包む際、袱紗(ふくさ)の扱い方や渡し方に迷う場合も少なくありません。正しい所作を身につけておくことで、弔意をしっかりと伝えられます。ここでは、弔事でのふくさの包み方と香典の渡し方を紹介します。

ふくさの包み方

ふくさには、金封ふくさのほか、爪付きふくさ・台付きふくさ・風呂敷ふくさなど、いくつかの種類があります。なかでも金封ふくさを使用する際は、開いたときに左側にポケットがくるように持ち、不祝儀袋を差し込みます。慶事用では右側にポケットがくるように持つため、間違えないよう細心の注意を払う必要があります。

一方、爪付きふくさ・台付きふくさ・風呂敷ふくさを用いる場合には、まずふくさを裏向きに広げ、不祝儀袋の表書きが正しく読める向きで中央に置きます。その後、右側、下側、上側の順に折り重ね、残った左側を折って包み、爪付きのタイプであれば最後に爪で端を留めて仕上げましょう。

受付での香典の渡し方

一周忌法要の会場へ到着したら、受付で香典を渡しましょう。渡す際は、ふくさから香典袋を取り出し、使用したふくさをきちんと折りたたんで自身の左側に置きます。そして香典袋の正面が相手側に来るように整え、両手で渡した後に一礼してください。

このとき、「御仏前にお供えください」や「心ばかりですが、御仏前にお供えください」など、お悔やみの言葉を添えることが大切です。故人への敬意とご遺族への思いやりを込め、丁寧な所作を心がけましょう。

香典を郵送する場合の手順と添え状

郵便局

法要に参列できないときは、香典を郵送して弔意を伝える方法があります。正しい手順や添え状の書き方を確認しておきましょう。

香典の郵送手順

現金を包んだ香典を送付する際は、必ず現金書留を利用し、封をして郵送しましょう。普通郵便や宅配便での送金は法律で禁止されています。郵便局で香典袋が収まる大きさの現金書留用封筒を購入し、添え状を同封して施主のご自宅宛てに発送してください。

このとき、香典袋が封筒の中で動かないよう、薄い台紙に固定しておくと安心です。

香典に添える「添え状」の書き方

一周忌法要に参列できない場合には、香典とともに添え状(手紙)を同封しましょう。添え状は一般的な手紙とは異なり、時候の挨拶や「拝啓」「敬具」といった頭語・結語は不要です。内容としては、法要に出席できないことへのお詫びを述べた上で、故人へのお悔やみの言葉や生前の思い出、人柄に触れる言葉を添え、最後に故人のご冥福を祈る気持ちを記すようにします。

下記に、一周忌法要の添え状の一例を紹介します。

一周忌法要の添え状の一例

このたび、東博太郎様の一周忌を迎えられるにあたり、心よりお悔やみ申し上げます。

ご逝去より一年という月日が流れましたが、東博太郎様のお姿やお言葉は、今もなお深く胸に刻まれております。

在りし日のご温情を思い返すたび、改めてその大きな存在を感じずにはいられません。
心ばかりではございますが、御仏前にお供えいただければ幸いです。

皆様におかれましては、どうぞお体を大切にお過ごしください。

東博太郎様の安らかなご冥福をお祈り申し上げます。

一周忌法要の香典に関するよくある質問(FAQ)

香典について悩む女性

一周忌法要の香典に関して、多く寄せられる質問や悩みを紹介します。香典の準備だけでなく、法要当日に気付いた香典のトラブル対応にも触れているため、ぜひ参考にしてください。

Q. 表書きを間違えてしまったときは?

A. 新しい香典袋を購入できる場合には購入し、表書きを新しく書き直してください。法要会場で気付いた場合には、受付の際に表書きを間違えてしまったことを一言お詫びするとよいでしょう。このとき、表書きの間違いを正すために二重線や修正液などで直すことは不適切なため、控えてください。

Q. 新札しかないときはどうすればよい?

A. 一周忌は「いつ行われるのか」が事前に分かっている法要のため、新札を用意しても問題ないという考え方もあります。ですが、香典は古札を用いるという慣習を重んじる方も多いため、使用感のあるお札を用意するのが無難です。新札しかない場合は、一度軽く折ってから香典袋に入れるとよいでしょう。

Q. 表書きはボールペンで書いても大丈夫ですか?

A. 香典袋の表書きや氏名は、薄墨の毛筆または筆ペンで丁寧に記すことが一般的です。ただし、四十九日以降の法要では濃墨を使用します。また、中袋や略式袋の裏面に金額や住所などを記入する場合には、ボールペンを使用しても差し支えありません。

Q. 会社一同で出す場合はどうしたらよい?

A. 香典を会社一同で準備する場合には、表書きの記載内容に注意が必要です。部署単位で出す際は「会社名、部署名、一同」の順で記し、代表者を立ててまとめる場合には「会社名、代表者名、外一同」の順で書き添えます。さらに、別紙に役職順で個人名を一覧にした名簿を作成し、香典袋とともに同封してください。

Q. 家族のみで一周忌を行う場合も香典は必要ですか?

A. ご家族や親族のみの小規模な一周忌法要であっても、基本的には香典を持参するのが一般的です。法要では僧侶をお招きして読経をしていただいたり、会食を用意したりするため、ご遺族には相応の費用負担が発生します。

そのため、たとえごく身内だけで行う場合でも、供養の気持ちとして香典を包むのがよいとされています。ただし、ご遺族から事前に香典辞退の申し出があった場合は、無理にお渡しせずご遺族の意向を尊重しましょう。

▶身内だけで一周忌を行う際の香典について詳しくはこちら

Q. 浄土真宗の書き方を教えてください。

A. 浄土真宗では、亡くなった人はすぐに仏様になるという「即得往生」の教えがあるため、一周忌に限らずお通夜や葬儀の際も「御霊前」という言葉は使いません。四十九日前であっても、表書きには「御仏前」あるいは「御佛前」と記すのが一般的です。

香典袋は、他宗派の仏式と同様に、黒白または双銀の結び切りの水引がかかったものを選びます。蓮の花が描かれた袋も使用できます。名前を記入する際は、濃い墨の筆ペンや毛筆を使い、水引の結び目の下にフルネームで丁寧に書きましょう。浄土真宗特有の死生観に基づき、故人がすでに仏様として見守ってくださっているという敬意を込めて準備することが大切です。

一周忌の香典袋は失礼のないよう丁寧に準備しましょう

この記事のまとめ

  • 香典袋は結び切りの水引が使用されているものを選び、表書きは宗教にあわせて適切なものにする
  • 一周忌法要での香典相場は、故人との関係や自分の年齢・立場によって変わる
  • 香典の名前の書き方は、包む人数によって異なる
  • 中袋の表面に包んだ金額を、裏面に名前と住所を書く
  • 香典はふくさに包み、法要会場に持参する
  • 一周忌法要に参列できない場合には、香典と添え状を現金書留で施主の自宅に送る

一周忌法要の香典袋は、宗教や金額によって適した形式が異なります。表書きや中袋の記入、ふくさの包み方など、ひとつひとつの所作に心を込めることが重要です。一周忌は故人を改めて偲び、感謝を伝える大切な機会です。丁寧な対応を心がけるようにしましょう。

監修者 SUPERVISOR
1級葬祭ディレクター 志岐 崇

2006年に葬儀の仕事をスタート。「安定している業界だから」と飛び込んだが、働くうちに、お客さまの大切なセレモニーをサポートする仕事へのやりがいを強く感じるように。以来、年間100件以上の葬儀に携わる。長年の経験を活かし、「東京博善のお葬式」葬祭プランナーに着任。2023年2月代表取締役へ就任。

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