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【終活準備】人気のエンディングノート7選!おすすめのタイプ別に内容や書き方をご紹介

【終活準備】人気のエンディングノート7選!おすすめのタイプ別に内容や書き方をご紹介

終活を進める上で役立つのが「エンディングノート」です。エンディングノートにはさまざまな種類やタイプがあるため、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いでしょう。そこで本記事では、人気のエンディングノートや選び方、書き方のコツなどを紹介します。

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エンディングノートとは?

エンディングノートとは、終活に対しての情報や希望、家族へのメッセージなどを書いておくためのものです。病気や怪我で意思疎通ができなくなった時や、あなたが亡くなった後のことを考え、葬儀や保険、親しい人の緊急連絡先などを書き記しておく事を目的に作成されます。書く内容に決まりはないため、あなたが必要だと思った情報を自由に書き残せるのも特徴です。

エンディングノートの選び方

エンディングノートは、文房具店や本屋、通販サイトなどさまざまな場所で販売されています。種類も豊富にあるため、どんなエンディングノートを選べばよいか分からない、という方も多いのではないでしょうか。そこでここからは、エンディングノートの選び方について解説していきます。

解説やコラムがついているものを選ぶ

エンディングノートを選ぶときは、解説やコラムがついているかを確認してみましょう。各項目ごとに「なぜこれを書く必要があるのか」「いざという時、どのように役立つのか」といった解説が書かれているものであれば、終活に対する理解を深められます。

終活に初めて取り組む方や、「エンディングノートに何を書いたらよいか分からない」という方におすすめです。

書き込みやすいものを選ぶ

書き込みやすいエンディングノートを選ぶのもおすすめです。項目が多すぎるものや、書き込み欄が小さすぎるものだと、筆が進みにくくノートが埋まらない可能性が高いです。必要最低限の項目に絞られているものや、書き込み欄が大きいノートだと、記入しやすく終活が捗るでしょう。

付属品で選ぶ

エンディングノートを選ぶ際は、付属品にも注目してみてください。エンディングノートの中には、写真などが保管できるファイルやディスクケースといった付属品がついている商品があります。

他にも鍵付きのものや、本のカバーがついたものも販売されています。どのような特典がついているか確認して、あなたに合ったエンディングノートを選びましょう。

目的に合わせて選ぶ

エンディングノートを書く目的は、人によってさまざまです。エンディングノートを通して自分の人生を見つめ直したい方は、自分に関する項目が多く記載されているノートがおすすめです。これまでの自分と客観的に向き合うことで、これからの人生をどのように歩んでいくかのヒントが得られるでしょう。

いざという時の家族の負担を軽減したい、終活に関する希望や意見をしっかり伝えたいという方は、介護や葬儀、医療に関する項目が充実しているノートを選んでみてはいかがでしょうか。終活への考えをしっかりエンディングノートに残しておけば、家族に意思が伝わりやすくなります。

介護や医療に関することは家族も関係してくるため、自分ひとりで決めずに家族と相談しながら決めていきましょう。また、あなたが亡くなった後に家族が混乱しないよう、クレジットカードや銀行口座の情報も書き残しておきましょう。

文字が読みやすいものを選ぶ

文字の読みやすさも、エンディングノートを選ぶ上で注目したいポイントのひとつです。文字が小さかったり、レイアウトが複雑なノートは避けましょう。文字が大きく記載されているノートや、レイアウトがまとまったものなら、書き進めやすいでしょう。

人気のエンディングノート

さまざまなタイプのエンディングノートが販売されているため、どの商品がよいのか迷ってしまうものです。そこでここからは、人気の高いおすすめのエンディングノートを紹介します。それぞれのエンディングノートの特徴を詳しく解説していくため、商品選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

「もしものとき、身近な人が困らないエンディングノート」(宝島社)曽根 惠子 (監修)

「もしものとき、身近な人が困らないエンディングノート」は、遺言書も一緒に作成しようと考えている方におすすめです。遺言書として使えるキットが付いているほか、遺言書の書き方が詳しく解説されています。エンディングノートの使い方についても分かりやすく書かれているため、初めてエンディングノートを書く方でも安心でしょう。

もしものとき、身近な人が困らないエンディングノート

「看取り医がつくった人生を大切に過ごすためのエンディングノート」(文友舎)田谷光一 (著)

「看取り医がつくった人生を大切に過ごすためのエンディングノート」も、人気の高い商品のひとつです。介護や医療に関する項目が充実しており、書き方も丁寧に解説されています。自分に関する項目や年表なども豊富なため、これまでの人生を振り返りながら終活を進めたい方にもおすすめです。

看取り医がつくった人生を大切に過ごすためのエンディングノート

「もしものときも絶対に困らない エンディングノート」(宝島社) 横山 光昭 (監修)

「もしものときも絶対に困らない エンディングノート」は、ファイナンシャルプランナーの横山光昭氏が提案するエンディングノートです。自筆遺言書や封筒、詳しい説明書などのキットが付いているため、自分で遺言書を書こうと考えている方におすすめの一冊です。これからのお金の使い方や、これまでの人生の振り返り方などが解説されているのも魅力のひとつです。

もしものときも絶対に困らない エンディングノート

「ハッピーライフ エンディングノート」(ヨシダヤ)

「エンディングノートを書くのは大変」「ハードルが高そう」と考えている方におすすめなのが、「ハッピーライフ エンディングノート」です。終活に関する意思表示がチェック形式でできるため、簡単にエンディングノートが完成します。余白スペースも用意されているため、自分の意見を書き残すことも可能です。

ハッピーライフ エンディングノート

「家族に伝える終活安心ファイル」(クラウンハート)

「家族に伝える終活安心ファイル」は、重要な書類を保管できるポケットがついているエンディングノートです。通帳や生命保険証書、保険に関する重要な書類などをまとめて整理・保管できます。また、付属の写真用ポケットに葬儀で使用してほしい写真を入れておくことも可能です。

葬儀の希望や自分の年表など、終活に関する項目が記入できるプリントがついているのも特徴です。リングファイル形式のため、追加したい項目や書類などがある場合も簡単に付け加えられて便利です。

家族に伝える終活安心ファイル

「もしもの時に役立つノート」(コクヨ)

「もしもの時に役立つノート」は、弁護士ドットコムが監修しているエンディングノートです。財産に関する項目が豊富に用意されているため、お金や資産のことをしっかり残しておきたい方におすすめです。他にも、介護や相続、葬儀などの項目も充実しています。

もしもの時に役立つノート

「My Life これまでとこれから 自分史年表+エンディングノート」(K&Bパブリッシャーズ)

「My Life これまでとこれから 自分史年表+エンディングノート」は、自分に関する内容を記載したい方におすすめのエンディングノートです。自分の年表や人生の記録などを記載でき、これからの人生や生き方について考え直すのに役立ちます。

他のエンディングノートよりも自分史に関する項目が充実しているため、振り返り用のノートとして使うのもおすすめです。

My Life これまでとこれから 自分史年表+エンディングノート

エンディングノートに書く内容

エンディングノートには「必ず〇〇を書かなくてはいけない」といった決まりはありません。しかし、ある程度書いておいた方がよい内容はありますので、以下で紹介します。

自分の基本情報

エンディングノートには、まず自分に関する内容を記載しましょう。基本情報の中には、氏名や住所、本籍地など、あなたが亡くなった後の手続きで必要となるものがあります。家族の混乱を避けるためにも、正確な情報を記載します。

あなたが取り組んでいた趣味やこれまでの思い出、好きな食べ物など、内面に関する内容をまとめるのもおすすめです。こういった情報を書くことでこれまでの人生を振り返るきっかけができ、これから先の生き方を考えられるようになります。

家族や友人へのメッセージ

家族や友人へのメッセージも、エンディングノートに書いておきたい内容のひとつです。普段は直接言えないような感謝の気持ちも、エンディングノートを通じてなら素直に伝えられます。それぞれへのメッセージと一緒に、思い出の写真などを貼っておくのもおすすめです。

財産について

エンディングノートには、財産についての内容も記載しましょう。不動産や預貯金などの財産だけでなく、借金やローンといった債務に関する情報も漏れなく書いてください。関係書類をエンディングノートと一緒にまとめておけば、相続手続き時の家族の負担を減らせます。

遺言書の有無

遺言書の有無も、エンディングノートに書き残しておきましょう。遺言書に関する情報を残していないと、財産分与の際に家族が混乱してしまう恐れがあります。遺言書を書いている場合は、遺言書の種類やどこに保管しているかも合わせて記載することをおすすめします。

お墓・葬儀について

お墓や葬儀に関する希望や意見がある場合は、その旨をエンディングノートに書き残しておきましょう。葬儀の形式や納骨方法、お墓の場所などをまとめておくことで、家族の負担を軽減できます。遺影に使ってほしい写真がある場合は、エンディングノートと一緒に保管しておくとよいでしょう。

親しい人や親族の連絡先

エンディングノートには、親しい人や親族の連絡先を書いておくことをおすすめします。あなたが亡くなった後、残された家族が誰に連絡をすればよいか分からず、葬儀に人を呼べなかったということも珍しくありません。葬儀に呼んでほしい人や、亡くなったことを知らせてほしい人がいる場合は、ノートにその旨を書き残しておきましょう。

ペットについて

飼っているペットがいる場合は、ペットに関する内容も記載しておきましょう。ペットについて書き残していないと、希望していた人に引き取ってもらえなかったり、ペットを手放すことになったりする可能性があります。

自分が亡くなった後のペットの扱いや引き取り先の希望を書いておくことで、家族の混乱を防げます。また、ペットフードやお気に入りのおやつ、行きつけの病院や注意事項など、細かい情報も記載しておきましょう。

エンディングノートの書き方のコツ

エンディングノートを円滑に書き進めるには、いくつかのコツがあります。こちらで紹介するコツを参考にして、終活を進めましょう。

空欄を気にせず書く

エンディングノートを書く際は、空欄を気にしないようにしましょう。エンディングノートの項目は、全て埋めなくても問題ありません。書ける部分を記載するだけでも、残された家族の役に立ちます。今書けない項目があっても、今後考えがまとまることもあるため、空欄を気にせず書き進めましょう。

今の気持ちを素直に書く

エンディングノートには、今の気持ちを素直に書くようにしてみてください。遺言書とは異なり、エンディングノートは何回でも書き直せるものです。今の考えや意見を正直に書いておき、修正したくなったら後から書き直せばよいのです。

家族と相談しながら書く

エンディングノートはひとりで書くのではなく、家族と相談しながら書くことをおすすめします。介護や医療、葬儀、お墓に関する意見をもらうことで悩みが軽減され、終活がスムーズに進みやすくなります。また、あらかじめ終活について相談しておけば、いざというときに家族と意見がぶつかる心配もありません。

エンディングノートを作成するときの注意点

終活の一環としてエンディングノートを書く際、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。ここからは、エンディングノートを書くときの注意点を紹介していきます。

法的な効力はない

エンディングノートには、遺言書のような法的効力はありません。エンディングノートに遺産や財産に関することを書き残していても、希望が通るとは限らないため注意しましょう。

エンディングノートの保管場所を共有しておく

エンディングノートを作成していても、家族に見つけてもらえなければ意味がありません。エンディングノートを書いたら、家族や親族にノートの保管場所を忘れず伝えておきましょう。

何度も見直しが必要

エンディングノートは、書きおわった後も見直しが必要です。時間が経つにつれて葬儀や介護に対する考え方、財産や資産の状況などは変わっていきます。適宜変更しなくてはいけない部分が出てくるため、定期的に見直すようにしてください。

おすすめのエンディングノートを参考に、終活を進めましょう

この記事のまとめ

  • エンディングノートとは、終活に関する情報や希望、家族へのメッセージなどを残すためのもの
  • エンディングノートを選ぶときは、解説・コラムの有無や付属品、文字の大きさなどを確認するとよい
  • エンディングノートには、自分の基本情報や家族・友人へのメッセージ、財産について、遺言書の有無などを記載する
  • 空欄は気にせず、家族と相談しながら今の気持ちを率直に書くことが大切
  • エンディングノートには法的な効力はない
  • エンディングノートの保管場所を家族や親族に知らせておく

エンディングノートは、終活をスムーズに進めるのに役立つアイテムです。エンディングノートに沿って自分の基本情報や財産、親しい人の連絡先などを残しておけば、あなたが亡くなった後の家族の混乱を防げるでしょう。今回紹介したおすすめのエンディングノートや書き方のコツなどを参考に、終活を進めていきましょう。

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