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終活を始める

「終活」とは何をする?活動の目的から具体的に行うべきこと・考えるべきことを解説

「終活」とは何をする?活動の目的から具体的に行うべきこと・考えるべきことを解説

「終活」という言葉を見聞きすることはあっても、一体どのような活動をするのかと疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では終活の意味と目的について解説します。あわせて、終活で具体的に行うべきことや考えるべきことも紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

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「終活」の意味と目的とは

まずは、終活に対する理解を深めるべく、その意味と活動する目的について詳しく説明します。

「終活」とは

「終活」とは、老後の生活や亡くなってからのさまざまな手続きに備えて、事前に準備しておく活動のことです。具体的な例としては、身辺や財産の整理、相続の手続き、老後の医療・介護に関する方針決定などが挙げられます。また、亡くなった後の状況を想定し、葬儀お墓についての考えを取りまとめておくことも終活の一つです。

終活は、老後の暮らし方や亡くなった後のことについてじっくりと考えるきっかけを与えてくれます。

「終活」の目的

人生の最期に向けて準備する「終活」には、自分自身と向き合ってよりよい生き方を模索するという目的もあります。

高齢化が進み、医療や介護、年金といった社会保障制度が不安視される中、周囲に迷惑をかけたくないと考える方も少なくないでしょう。このように、家族の負担を減らすことも終活の目的にあたりますが、老後を明るく健やかに過ごすために終活をするという意識が何よりも大切です。

また、終活はいつから始めても早すぎることはありません。自分の思い立ったタイミングで終活に取り組み、理想とする人生設計を描きましょう。

「終活」をするメリット

終活に取り組むと、どのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、終活を行う上でのメリットを四つ紹介します。

1.老いや死に対する不安を解消できる

老いや死に関する話題は、誰しもマイナスなイメージを持ってしまうものです。しかし、前もって身辺整理をしたり、医療や介護について準備したりしておくと、心の準備ができ、将来への不安を軽減できるでしょう。

老後の生活を前向きに考えるためにも、終活に取り組んでみましょう。

2.老後の生活が充実する

終活は、老後の生活に備えた準備期間であると同時に、あらためて自分自身と向き合う機会でもあります。これから何をして過ごしたいのかを今一度考えることで新しい取り組みや趣味も見つけやすくなり、より充実した老後が送れるようになるでしょう。

3.遺産相続などのトラブルを回避できる

遺産相続などの金銭面に関するトラブルを防ぐことができるのも、終活のメリットです。遺産の分配や相続方法について生前に書き残しておくと、亡くなってから家族間で揉め事が起こるリスクを軽減できます。必要に応じてエンディングノートや遺言書を作成し、自分の意思をはっきり記載するようにしましょう。

4.家族の負担を軽減できる

終活には、家族の負担を軽減できるというメリットもあります。例えば、医療・介護についての希望が分からない状態だと、家族が困ってしまうことも起きるでしょう。また、葬儀やお墓に関して家族がすべて決めるとなれば、それだけ負担も大きくなります。

終活を通して、医療や介護、葬儀、遺産相続など必要な項目について、自分の希望を具体的に記録しておくことで家族の負担を減らすことができます。また、エンディングノートや遺言書を用意するとともに、家族と事前に話し合ってみてもよいでしょう。積極的に終活に取り組むことで、個人の意思に沿って段取りが進められるため、家族にかかる心身の負担も軽くなります。

「終活」で行うべきこと・考えるべきこと

「終活」は、自分の人生をより豊かにできるだけではなく、周囲にとってもプラスの効果を発揮します。では、実際に終活を始めるには何をすればよいのでしょうか?ここからは、終活で行うべきことや考えるべきことをカテゴリーごとに解説します。

<身の回りのこと>

  • エンディングノートの作成
  • 身の回りのモノの整理
  • 医療・介護の方針決定

<お金のこと>

  • 財産の整理
  • 相続の準備
  • 老後の資金や生活設計

<葬儀・お墓のこと>

  • 葬儀の計画
  • お墓の準備

<身の回りのこと>

エンディングノートの作成

終活では、エンディングノートの作成が重要なポイントとなります。エンディングノートとは、生前に自分の希望を書き残しておくものであり、身の回りに関してやることをまとめる際に欠かせません。エンディングノートに記載する事項としては、下記のような例が挙げられます。

エンディングノートの項目

  • 自分のプロフィール(生年月日や本籍地、家系図など)
  • 家族や交友関係(万が一の時に連絡したい人の住所、連絡先など)
  • 遺品整理の方針(処分方法や形見分けなど)
  • 財産について(財産内容や保管場所など)
  • 葬儀・お墓の計画(葬儀の形式やお墓の予算など)
  • 医療・介護の希望(かかりつけ医の連絡先や個人の意思など)
  • 遺言書の有無
  • ペットについて

エンディングノートにプロフィールや財産、医療・介護など詳しい情報を記載することで、終活の取りまとめができるだけではなく、家族の助けにもなります。また、ペットを飼っている方は、自分に何かあった際にどのようにしてペットの面倒を見てもらうのかを考え、エンディングノートに書いておくとよいでしょう。

ただし、遺言書とは異なり、エンディングノートには法的効力がない点に注意してください。

身の回りのモノの整理

終活の一環として身の回りの整理を行い、身の回りのモノを整理しましょう。老後の生活に必要なものをピックアップし、不要なものは早めに処分します。また、最期まで残しておきたいものは、亡くなってからの処分方法を含めてエンディングノートに記載するとよいでしょう。

生前整理によって自分の暮らしが身軽になるのはもちろん、家族がモノを片付ける負担を減らせるところが大きなメリットです。

医療・介護の方針決定

老後の生活に大きく関わってくるのが医療と介護です。現在の健康状態に自信がある方でも、治療や介護が必要になった時に備えて、終活で具体的な方針を決めておくとよいでしょう。医療については、かかりつけ医の連絡先や常備薬の種類・保管場所などを控えておきましょう。

また、延命措置や終末期医療についての希望を記しておくと、いざというときに家族の役にたつでしょう。介護については、自分が受けられる介護制度や入居可能な施設を事前に調べておくと、いざという時に慌てずにすみます。

<お金のこと>

財産の整理

終活を通して自分の財産を整理し、実情をきっちりと把握しておきましょう。財産整理ができていると、相続や老後の資金についても具体的に考えやすくなります。主な財産としてチェックしておきたいのは、下記の通りです。

財産チェックリスト

  • 預貯金
  • 不動産(自宅、農用地、収益物件など)
  • 保険(生命保険、火災保険など)
  • 投資商品(株式、投資信託など)
  • 貴金属・骨董品
  • 債権・債務

預貯金や不動産といったプラスの財産に限らず、債務のようなマイナスの財産がないかどうかも必ず確認しましょう。その上で、不動産の売却や借金の返済など必要な対策を取ることが大切です。

相続の準備

終活では、財産の整理とあわせて相続の準備も進めましょう。遺産に関して誰にどれだけ分配するのかを明確にしておけば、家族間の相続トラブルを防げます。そのため、生前に遺言書を作成し、遺産相続の詳しい内容を明記しておくのもよいでしょう。

老後の資金や生活設計

老後の資金や生活設計は、充実した老後を送るためにしっかりと計画したいところです。まずは現時点での資産や収支を整理し、必要に応じて見直しましょう。光熱費や保険料などの固定費も、工夫次第で出費を抑えられます。また、投資で資産形成を図るのもひとつの手段です。

さらに、後見人・代理人を立てて老後の生活をサポートしてもらう契約もあります。このような契約を利用し、安定した老後の経済基盤を築きましょう。

老後の生活に役立つ契約

  • 財産管理委任契約
  • 任意後見契約
  • 死後事務委任契約

<葬儀・お墓のこと>

葬儀の計画

葬儀の計画も、終活で考えるべきことのひとつです。人生の最期を迎えてから、残された家族が心穏やかに葬儀を執り行えるよう、自分の希望する葬儀について計画を立てましょう。

葬儀の形式はさまざまであり、規模や費用も異なる点に留意しなければなりません。また、予算や弔問客を決めるにあたって、家族だけでは判断が難しい場合もあります。そのため、エンディングノートに葬儀について明記する、家族に伝えておくなどして生前から準備するよう心がけましょう。

さらに、葬儀社との生前契約も家族の負担を減らす方法として効果的です。

お墓の準備

終活をすることで、お墓の準備にも自分の意向を反映できます。墓地の立地や運営形態などを比較検討し、どこに埋葬してもらうのか決めておくと、お墓の手配が円滑に進められるでしょう。また、お墓に関する予算を組み、家族の経済的負担に配慮する意識も大切です。

「終活」を進める際のポイント

「終活」でやるべきことは多岐にわたりますが、その中でも気を付けるとよいポイントがあります。ここでは、終活における四つのポイントについて紹介していきます。

1.優先順位をつける

終活では、時間と手間のかかる作業も多々見られます。そのため、気力や体力の十分な時期に優先順位をつけて取り組むのがおすすめです。身の回りの整理は体力のあるうちから始めたり、財産管理や相続準備など判断力の必要な終活は優先して始めるとよいでしょう。

2.「デジタル終活」も忘れずに行う

最近では、パソコンやスマートフォンにデータを保存している方も多いのではないでしょうか。アドレス帳やメール、写真などのデジタルデータは、重要な個人情報です。また、インターネットバンキングを利用している場合、口座情報や暗証番号を把握しているのが本人だけというケースもあるでしょう。

このようなデジタル機器やインターネット上に保存したデータについて、生前に整理する活動を「デジタル終活」と呼びます。昨今のデジタル社会において、「デジタル終活」の実践は必要不可欠です。保有するデジタルデータをすべて洗い出し、家族にその所在や取り扱い方を伝えるようにしましょう。

3.前向きな「終活」に取り組む

終活は、人生の最期に備えながら老後の暮らしを楽しむために有効な手段です。自分の人生を振り返り、これから先をどのように生きていきたいのかを具体的に考えてみてください。終活によって心身の整理を行い、前向きな気持ちで老後を迎えましょう。

4.家族とも相談する

終活はひとりで行うより、家族とも相談して進めるのがよいでしょう。自分の意思を表明することは大切ですが、残される家族の気持ちにも配慮すべきです。

遺産相続や医療・介護の方針の決定、葬儀の準備では、意見の食い違いによるトラブルが発生しかねません。そのため、生前に自分が行っている終活について家族に説明し、考え方を共有することが重要です。

充実した老後のために「終活」に取り組みませんか

この記事のまとめ

  • 終活とは、人生の最期に向けて行う事前準備
  • 終活によって老後の暮らしが充実し、家族の負担も軽減できるところがメリット
  • 終活でやるべき身の回りのことは「エンディングノートの作成」「身の回りのモノの整理」「医療・介護の方針決定」
  • 終活でやるべきお金のことは「財産の整理」「相続の準備」「老後の資金や生活設計」
  • 終活でやるべき葬儀・お墓のことは「葬儀の計画」「お墓の準備」
  • 優先順位をつけて家族とも相談しながら、前向きな終活を行う
  • デジタル終活も忘れずに取り組む

終活は、老後の生活を充実させるために必要な活動といえます。終活を通して自分の人生がよりよいものとなるだけではなく、残される家族の負担も減らせるところが大きなメリットです。

一方、終活では身の回りのことやお金のこと、葬儀・お墓のことなど、考えるべきことが数多くあります。そのため、優先順位をつけて家族の意見も取り入れながら、具体的に進めていきましょう。終活で自分自身と向き合い、老後についても前向きに考えてみてはいかがでしょうか。 

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