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葬儀に行けなかった時の挨拶例文7選!手紙・メール・直接訪問でお悔やみの言葉を伝えよう

葬儀に行けなかった時の挨拶例文7選!手紙・メール・直接訪問でお悔やみの言葉を伝えよう

やむを得ない事情で葬儀に行けなかった時には、お悔やみとお詫びの挨拶を送る必要があります。本記事では、葬儀に行けなかった時の挨拶例文をご紹介します。手紙やメール、直接訪問の際の挨拶などシーンに分けて例文を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

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葬儀に行かないのは必ずしもマナー違反にはあたらない

喪主や故人の親族などから葬儀の案内があった場合には参列するのが一般的ですが、葬儀に行かないことは必ずしもマナー違反にはあたりません。

すでに予定が入っていた場合や病気の場合、遠方を理由に欠席せざるを得ない場合などでは、誠意をもってしっかりとお断りの挨拶とお詫びをしましょう。その際、できるだけ早く電話で伝えることが大切です。相手が電話に出ない場合には、メールでその旨を伝えてもよいでしょう。

挨拶の際には、葬儀に行けない理由をはっきりと伝えるのではなく「やむを得ない事情により」などの言葉でお断りするのが一般的です。遠方を理由に行けない時には、「遠方のため伺えそうにありません」などと述べてもよいでしょう。

葬儀に行けない時の対処法

訃報は突然入ってくるものです。そのため、さまざまな事情からどうしても葬儀・告別式に行けないこともあるでしょう。葬儀に行けない時には、代わりに以下の対応をとることで弔意を示すのがおすすめです。

お通夜に参列する

葬儀・告別式に行けない時には、お通夜への参列を検討してみましょう。お通夜にだけでも参列できれば、故人への弔意が喪主や親族にも伝わります。

葬儀において遅刻は厳禁ですが、お通夜であれば30分程度の遅刻は許されることもあります。仕事が終わるのが遅くなる場合であっても、30分程度の遅刻であれば喪主に連絡した後に駆けつけるようにしましょう。

代理人を立てる

自分が葬儀・告別式に参列できない場合には、代理人を立てて代わりに参列してもらうのも対応方法の一つです。

代理人を立てられるのは、故人と家族ぐるみで仲がよかった場合や故人が会社の関係者であった場合などです。自分が葬儀に参列したかったものの、諸事情でそれができなかった旨を事前に喪主や親族に伝えてから、家族や同僚に代理人として参列してもらいます。

代理人を立てた場合には、後日電話でお悔やみの挨拶を伝えたり、弔問したりすると弔意が伝わるでしょう。このとき、自分が参列できなかったことのお詫びも忘れずに伝えることが大切です。なお、弔問についてはあらかじめ喪主に連絡をして訪問の日程を約束してから伺うようにします。

▶代理で香典をお願いする場合の包み方はこちら

香典を郵送する

葬儀に行けない場合、香典を郵送するのもおすすめです。香典はお通夜や葬儀で直接渡すだけでなく、後日郵送しても大丈夫です。遠方で駆けつけられない時などには、せめてもの弔意として香典の郵送を検討してみましょう。

香典を郵送する際には、不祝儀袋に包んだのち、現金書留専用封筒に入れて郵送します。香典だけを送るのではなく、葬儀に行けなかったことへのお詫びやお悔やみの言葉を記した手紙を同封するのが一般的な方法です。

▶香典を郵送する際のマナーはこちら

弔電や供花を送る

香典を郵送する以外に、弔電や供花を送って対応することも可能です。弔電の場合は特に葬儀に間に合うよう送るのが一般的のため、訃報を聞いて葬儀に行けない連絡をした後すぐに手配しましょう。弔電の内容は、不幸を連想させる忌み言葉を使わないよう注意が必要です。

供花の種類に迷った時には、花屋に「仏教の葬儀に送る供花を〇円程度で作ってほしいのですが」と伝えると相応しい花を見繕ってくれます。

ご遺族が弔電や供花を辞退している場合には、無理に送ると迷惑になるため注意が必要です。また、送ってもよいと言われた場合には葬儀場または自宅など、どこに送るべきかもしっかり確認しておきましょう。

後日弔問する

葬儀が終わってから、後日弔問に伺うのも丁寧な対応方法です。連絡もなく家を突然訪問するのではなく、必ず事前に喪主と訪問する日時を約束した後に伺いましょう。

弔問の際には、香典や供花を用意して行くとさらに弔意が伝わるでしょう。しかし、すでに香典を郵送しているなどといった場合には、香典の持参は不要です。香典を二重で渡すことは不幸が重なることを連想させるため、避けましょう。

葬儀に行けなかった時の挨拶に含めたい内容

葬儀に行けなかった時には、一度葬儀に行けないことを電話やメールで伝えたのち、葬儀が終わった後に再度メールや手紙などで挨拶をします。ここでは、葬儀に行けなかった時の挨拶に含めたい内容を解説しますので、挨拶の内容を考える前に把握しておきましょう。

お悔やみの挨拶

葬儀に行けなかった時の挨拶として、まずはお悔やみの言葉を伝えます。お悔やみの言葉は故人を追悼する「ご愁傷様でございます」「お悔やみ申し上げます」などといった言葉です。

しかし、キリスト教の場合には死を「天に召される祝福」と考えているため、上記のようなお悔やみの言葉は述べません。代わりに「心から哀悼の意を捧げます」などといった言葉を述べるようにしましょう。宗教によってお悔やみの言葉が異なるため、まずは故人の葬儀がどの宗教形式で行われたか把握しておくことが大切です。

葬儀に行けなかったことへのお詫びの言葉

続いて、葬儀に行けなかったことへのお詫びの言葉も忘れずに述べます。諸事情から参列が難しく葬儀に行けなかったことについて、誠意のある言葉をもってお詫びしましょう。

お詫びの言葉は、たとえ仲の良い親族や友人に送る場合であっても記載します。親しい間柄だからといって省略しないよう注意が必要です。

故人の冥福を祈る言葉

「〇〇様のご冥福をお祈りいたします」などといった故人の冥福を祈る言葉も必ず含めたいところです。しかし、浄土真宗やキリスト教、神道では「冥福」という言葉は使用しません。

キリスト教の場合は「〇〇様が安らかな眠りにつきますようお祈りいたします」、神道であれば「御霊(みたま)のご平安をお祈り申し上げます」などといった言葉で締めくくります。

【シーン別】葬儀に行けなかった時の挨拶例文7選

ここでは、葬儀に行けなかった時の挨拶例文をシーン別にご紹介します。一度葬儀に参列できないことを電話やメールで伝えたのち、再度メールや手紙などでお悔やみとお詫びを伝える挨拶例文であることを踏まえて参考にしてください。

手紙で伝える場合の挨拶例文

香典に手紙を同封した際の挨拶例文

メールで伝える場合の挨拶例文

電話で伝える場合の挨拶例文

弔問して直接伝える場合の挨拶例文

仕事仲間へ送る挨拶例文

親しい間柄の方へ送る挨拶例文

お悔やみを伝える際の注意点

時候の挨拶は述べない

案内状などで最初に述べる時候の挨拶ですが、お悔やみを伝える際には時候の挨拶は述べません。ご遺族は故人の死後もさまざまな対応に追われているため、お悔やみの挨拶は簡潔に述べるのが一般的です。

時候の挨拶を述べた方が丁寧な印象に思えるかもしれませんが、お悔やみの挨拶では述べない方がご遺族にとって親切になります。

手紙の場合は便箋1枚に収める

手紙でお悔やみの挨拶を伝える時には、便箋1枚に収めるのも覚えておきたいマナーの一つです。不幸が重なることを連想させるため、便箋が2枚以上になってしまうことは避けましょう。

大切な人を失った悲しみを思うとたくさんの言葉をかけたくなりますが、対応に追われて忙しいご遺族のことも考え、便箋1枚の範囲で簡潔に述べるよう意識してください。

忌み言葉は使わない

葬儀において、不幸を連想させる忌み言葉は使わないのがマナーです。忌み言葉には、不幸を連想させる言葉と不幸が重なることを連想させる「重ね言葉」があります。手紙やメールだけでなく、直接家を訪問してお悔やみの挨拶をする場合にも使わないよう気をつけましょう。

忌み言葉の例

  • 不幸を連想させる言葉…死・苦・別れ・消える・切るなど
  • 不幸が重なることを連想させる言葉(重ね言葉)…たびたび・しばしば・ますます・また・再びなど

死因を詮索しない

お悔やみの挨拶を伝える相手が、たとえ自分と親交の深い親族や気の置けない友人であっても、故人の死因を詮索することは失礼にあたります。故人や親族、友人を心配するあまり死因が気になってしまうこともあるかもしれませんが「なんで亡くなったの?」などと死因を詮索することは避けましょう。

葬儀に行けなかった時にはお悔やみとお詫びの挨拶を送りましょう

この記事のまとめ

  • 事情がある場合、葬儀に行かないことは必ずしもマナー違反ではない
  • 葬儀に行けない時はお通夜に参列・香典の郵送・後日弔問などで対応する
  • 葬儀に行けなかった時の挨拶ではお悔やみの挨拶、お詫びの言葉を述べる
  • お悔やみを伝える際には時候の挨拶を述べない、忌み言葉は使用しないなどのマナーに気を付ける
  • お悔やみの挨拶をする際には故人の死因は詮索しない

葬儀に行けなかった時の挨拶では、お悔やみの挨拶に加えて葬儀に行けなかったことへのお詫びの言葉、故人を追悼する言葉などを述べるとご遺族に弔意が伝わりやすいでしょう。やむを得ない事情によって葬儀に行けなかった時、挨拶の内容に困った時には今回ご紹介した例文を参考にしてみてください。

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