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お坊さんに出すお茶はお盆に載せたまま出してよい?法要でのお茶の出し方やタイミングを解説

お坊さんに出すお茶はお盆に載せたまま出してよい?法要でのお茶の出し方やタイミングを解説

自宅で法要を行う際、お坊さんにお茶を出すのがマナーです。しかし、自宅での法要に慣れていないと、お盆のまま出してもよいのか、どのタイミングで出せばよいのかなど気になる点も多いでしょう。本記事では、お坊さんに出すお茶に関する基本的なマナーについて解説します。

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法要ではお坊さんにお茶を出すのがマナー

四十九日法要などの法要は、お寺で行う場合と自宅にお坊さんをお迎えする場合があります。お寺で行う場合は基本的にお茶出しの必要はありませんが、自宅にお迎えする場合、読経の前後でお茶を出すのがマナーです。

法要でのお茶出しは一般的な来客対応と大きな違いはありませんが、当日までにマナーを確認しておくと安心です。

お坊さんに出すお茶はお盆のまま出してもよい?

お坊さんに出すお茶は、お盆に載せたまま出してもよいのでしょうか。まずはその点から解説します。

お盆に載せたまま出すのはマナー違反

結論から伝えると、お坊さんにお盆のままお茶出しをするのはマナー違反です。お盆はあくまでお茶を運ぶための道具であるため、お盆をテーブル代わりにして出すのはやめましょう。

お坊さんに出すお茶は、茶托(ちゃたく)に載せた状態でテーブルもしくは畳の上にお出しするのがマナーです。畳の上に飲み物を直に置くことに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、座敷の場合は畳に置くのがマナーとなります。

やむを得ずお盆のまま出す場合の出し方

お坊さんへのお茶の出し方は、お盆のままではマナー違反ですが、室内の状況によってはやむを得えない場合もあるでしょう。例えば、床に絨毯を敷いている場合は、お茶を直接置くには不安定です。お茶がこぼれる可能性がある場合は、お茶をお盆に載せたまま出しても問題ありません。

その際は、大きなお盆ではなく、ひとり用の小さなお盆を使うのが望ましいです。また、お出しする際に「お盆のまま失礼します」と一言添えましょう。

お坊さんに出すお茶に関する基本的なマナー

ここからは、お坊さんに出すお茶に関する基本的なマナーを解説します。お茶出しのタイミングについても解説するので、これから自宅での法要を控えている人は参考にしてください。

お坊さんにお茶を出すタイミング

法要でお坊さんにお茶出しをするタイミングは、お坊さんが到着した直後と読経後が一般的です。お坊さんを部屋にご案内したら、すみやかにお茶を出しましょう。読経前は、あまりゆっくりしている時間がないため、お菓子は出さないことが多いです。

読経が終わったタイミングでもお茶出しをします。その際は、お茶と一緒にお菓子を出すのが一般的です。

お坊さんにお茶を出すときに用意するもの

お坊さんにお茶出しする際に必要なものを下記にまとめました。法要当日までに必要な道具が揃っているか確認をしましょう。

お坊さんにお茶出しするときに用意するもの

  • 湯のみ
  • 茶托
  • お盆
  • 急須
  • お茶の葉

湯のみは縦長の「長湯のみ」と口の広い「汲出」がありますが、お坊さんに出すときにはフォーマルに見える蓋つきの汲出を選ぶのが望ましいです。また、おもてなしの心を示すためにも、茶托も用意しましょう。

お坊さんへのお茶の出し方

ここからは、お坊さんへのお茶の出し方を手順ごとに解説します。お茶は右側と左側のどちらから出せばよいのかなど疑問に思っている人も、ぜひ参考にしてください。

お坊さんへのお茶の出し方

  1. お盆をテーブルなどに仮置きする
  2. 湯のみと茶托をセッティングする
  3. お坊さんの右側からお茶を出す
  4. 湯のみは絵柄をお坊さんに向け、茶托は木目がお坊さんと平行になるように置く

お菓子と一緒に出す場合は、初めにお菓子、次にお茶の順に出すようにします。お坊さんから見たときにお菓子が左側、お茶が右側の位置に来るように置くのが正しいマナーです。

お茶を美味しく入れるためのコツ

美味しいお茶を入れるには、いくつかコツがあります。まず、湯のみにお茶を注ぐ前に、お湯を注いで湯のみを温めておきましょう。あらかじめ温めておくことで、お茶が冷めにくくなります。

急須にお茶の葉を入れたら、お湯を注ぎます。お湯のベストな温度はお茶の種類によっても異なり、煎茶の場合は80℃前後が適温です。お湯を注いだら1分ほど蒸らしましょう。

お茶は最初のうちは薄く、後になるにつれて濃く出るため、複数の湯のみに少量ずつまわし注ぐ方法がおすすめです。

お茶を運ぶときの注意点

お茶を運ぶ際、湯のみと茶托を別にしてお盆に載せましょう。茶托の上に湯のみを置いた状態で運ぶと、移動中にこぼしてしまう恐れがあります。茶托にお茶がこぼれている状態でお出しするのは失礼にあたるため、運んだ先で湯のみと茶托をセットしましょう。

なお、複数の茶托を運ぶ際は、お盆の上で重ねてもマナー違反にはなりません。

お坊さんに出すお茶とあわせて用意するもの

ここからは、お坊さんに出すお茶と一緒に用意しておきたいものを解説します。

お菓子

お坊さんにお茶を出す際は、お菓子を一緒に出すのがマナーです。お菓子を選ぶ際は下記のポイントに注意しましょう。

お坊さんに出すお菓子選びのポイント

  • こぼれにくいもの
  • 手が汚れにくいもの
  • 一口で食べやすいもの
  • 持ち帰りできるもの

和菓子であれば上用饅頭やもなか、洋菓子であれば焼き菓子やゼリーなどが無難です。お坊さんによって好みもあるため、数種類ほど用意しておくと親切です。

▶お坊さんに出すお菓子の選び方はこちら

個包装のお菓子なら持ち帰りできるのでおすすめ

お坊さんに出すお菓子は、個包装のものが望ましいです。ゆっくりお菓子を食べる時間がない場合でも個包装のお菓子であればお寺に持ち帰って食べることもできます。

なお、個包装のお菓子は菓子皿にそのまま載せる出し方で問題ありません。食べるためのつまようじも基本的には用意しなくて大丈夫です。

個包装でないお菓子は懐紙を敷いて出すのがマナー

個包装のお菓子が用意できない場合は、包装されていないお菓子でも問題ありません。包装されていないお菓子を出す際は、菓子皿に懐紙(かいし)と呼ばれる半紙のような紙を敷きましょう。

懐紙の折り方には、慶事用と弔辞用の2種類があります。法要では折り目が左下がりになるように折るのがマナーです。

おしぼり

お茶とお菓子を出す際、おしぼりを一緒に出すとより丁寧な印象になります。お菓子を食べた後に手や口を拭くことや、暑い時期は汗拭き用としても重宝します。

おしぼりの出し方で注意したいのは、お出しする順番です。お菓子→お茶→おしぼりの順番で出して、おしぼりが一番右の位置に来るように置くのがマナーです。

お坊さんに出すお茶に関する疑問

最後に、お坊さんに出すお茶に関する疑問点を四つ紹介します。「お茶はペットボトルでも問題ないのか」「お茶以外の飲み物でもよいのか」などの疑問にも答えていきます。

ペットボトルのお茶でも問題ないか?

お坊さんに出すお茶は、ペットボトルのお茶でも問題ありません。ペットボトルのお茶であれば、その場でゆっくりお茶を飲む時間がない場合でも持ち帰ることができます。

また、近年では感染症対策のため、使いまわしの湯のみよりもペットボトルの方が好まれる傾向にあります。急須で入れたお茶でなくても問題ないため、状況に応じて臨機応変に対応しましょう。

ただし、お坊さんによってはペットボトルをお寺まで持ち運ぶのは邪魔になると考えることもあります。持ち帰りに関しては強要せず、お坊さんの判断に任せるとよいでしょう。

お茶の温度はどうすればよい?

法要の際にお坊さんに出すお茶は、急須で入れた熱いお茶をイメージされる人が多いでしょう。しかし、必ずしも熱いお茶である必要はありません。夏場は冷たいお茶が好まれるため、当日の天候や気温に合わせて温度を調整しましょう。冷たいお茶と温かいお茶のどちらがよいか迷った際は、直接お坊さんに確認しても問題ありません。

お坊さんによっては、体調管理のために冷たい飲み物は控えている可能性があります。そうした場合に備えるためにも、お坊さんに出すお茶は温かいものと常温のものを両方用意しておくのがおすすめです。

お茶以外の飲み物でもよいのか?

お坊さんに出す飲み物は、日本茶でなくても問題はありません。以下のような飲み物をお出ししても失礼にはあたりません。

お坊さんに出す飲み物の例

  • 日本茶
  • コーヒー
  • 紅茶
  • ほうじ茶
  • ジュース
  • 栄養ドリンク
  • スポーツドリンク
  • 缶ビール(おみやげとして)

初めてお会いするお坊さんであれば日本茶を出すのが無難ですが、好みを把握しているのであればお茶以外を用意しても構いません。ただし、アルコール類はその場では飲めないため、お渡しする場合は缶ビールなどの持ち帰りができるものを選びましょう。

お菓子は参列者と同じものでもよいのか?

お坊さんに出すお菓子は、参列者より上等なものを出さないといけないのではと思われている人もいるのではないでしょうか?お坊さんにお出しするお菓子は、基本的には参列者と同じもので構いません。

あえて差を付ける必要はなく、法要用のお菓子はお坊さん用と参列者用で多めに用意しておくとよいでしょう。また、余ったお菓子を親族で分けることもあるため、個包装のお菓子を選ぶのがおすすめです。

お坊さんにお茶を出す際はお盆を正しく使いましょう

この記事のまとめ

  • お坊さんに出すお茶はテーブルや畳に直接置くのが一般的で、お盆に載せたままでは出さない
  • やむを得ずお盆のまま出す場合は、「お盆のまま失礼します」と一言添える
  • お坊さんにお茶を出すタイミングは、到着後と読経後が一般的
  • お坊さんに出すお茶は、茶托にセットした状態で右側から出す
  • お坊さんに出すお茶はペットボトルでも構わない

お坊さんに出すお茶は、お盆のままではなく、茶托に載せた状態でテーブルや畳に直に置くのがマナーです。部屋の状況などの理由でやむを得ずお盆のまま出す場合は、「お盆のまま失礼します」と一言添えてから出すようにしましょう。

また、お坊さんに出すお茶はペットボトルのお茶やコーヒー、紅茶でも問題はないため、臨機応変に対応しましょう。

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