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定年後の仕事や再就職に向けた資格取得は何がよい?役に立つ資格の選び方とおすすめを紹介

定年後の仕事や再就職に向けた資格取得は何がよい?役に立つ資格の選び方とおすすめを紹介

資格を取得していると、定年後の仕事や再就職に役立つ場合があります。では、具体的にどのような資格を取得すればよいのでしょうか?本記事では、定年後におすすめの資格について紹介します。また、資格の選び方や注意点なども解説します。

定年後に資格を取るメリットは?

そもそも、定年後に資格を取得することには、どのようなメリットがあるのでしょうか?その利点について解説していきます。

再就職に有利になる

資格を取得しておくと、再就職に有利になるといわれています。定年をきっかけに、新しい職種にチャレンジしようとしている方もいるでしょう。志望する職種や業界に関連する資格を取得しておくと、再就職する際に大きな武器になります。「幾つになってもバリバリ働きたい」「定年後もやりがいのある仕事をしたい」と考えている場合は、資格を取得してみてはいかがでしょうか。

やりたいことの幅が広がる

やりたいことの幅が広がることも、定年後に向けて資格を取得するメリットといえます。なぜなら、資格取得への勉強を通して今まで知らなかった分野の見識が広がるからです。これまでは視野になかった分野に興味が沸き、やりたいことが増える可能性もあるでしょう。

また、定年後に再就職を検討していても、業種や仕事内容によっては採用数が限られており、希望する職種に就くことが難しい場合もあります。しかし、その仕事に合った資格を持っていれば企業に雇ってもらえる可能性が高まり、希望する職種に就ける確率も上がります。

定年後に役立つ資格の選び方

資格を取ると再就職に役立つと先述しましたが、どのような資格でもよいというわけではありません。多くの資格の中で、定年後の仕事に役立つ資格は限られています。そこでここからは、定年後に仕事をする上で役立つ資格の選び方について紹介します。

これまでのキャリアを活かした資格を選ぶ

定年後に向けて資格を取得する場合、これまで培ったキャリアを活かした資格を選ぶとよいでしょう。今までの職歴や仕事に基づいた資格は勉強が捗りやすく、理解を深めるのも比較的に容易でしょう。

また、今持っている資格よりも、さらに難易度の高い資格の取得を目指してみるのもおすすめです。これまでと同じ職種で働きたい方や、勤めていた会社での再雇用を検討している方は、ぜひキャリアを活かした資格の取得を考えてみてください。

定年後を考え始める時期にはキャリアも終盤にさしかかり、「これからどう生きていきたいか」「どんな自分でありたいか」を考えることも多くなってくるかもしれません。そんな時には終活について一度考えてみましょう。人生について考えてみることで今後の生き方についてヒントが見えてくるかもしれません。

今後の働き方で選ぶ

今後の働き方に合わせて取得する資格を選ぶのもおすすめです。せっかく資格を取得しても、希望する業界や職種で活かせない資格では意味がありません。希望する仕事が決まっている場合は、そこで役立つ資格の取得を目指しましょう。

需要がある資格を選ぶ

定年後に向けて取得する資格を選ぶときは、その資格にどのくらいの需要があるかを見極めることが大切です。資格を取ったとしても、その資格がビジネスでの需要や社会的な信頼度があまりない場合、再就職には結びつかない場合があります。そのため、企業や社会からの需要が高くて収入につながる資格を選ぶようにしましょう。

興味が持てる分野の資格を選ぶ

定年後に向けて資格を取得する際は、あなた自身が興味を持てる分野かどうかも重視しましょう。ビジネスでの需要があり、社会的な知名度が高い資格でも、あなたが興味を持てないと勉強が苦痛になってしまいます。

興味のない分野の場合、資格取得まで勉強を続けられないことも多く、もし資格を取得できたとしても、その資格を活かした仕事自体が苦痛になってしまう恐れもあります。定年後の仕事を充実させるという意味でも、興味が持てる分野の資格を選んでみてください。

定年後におすすめの再就職に役立つ資格

定年後に「もう一度企業に再就職したい」「勤めていた会社での再雇用を希望している」という方に向けて、役立つおすすめの資格をご紹介します。

宅地建物取引士

宅地建物取引士とは「宅建士」とも呼ばれ、毎年20万人前後が受験する最大規模の国家資格です。宅地建物取引士の仕事内容は、賃貸物件の斡旋や不動産の売買などで、不動産業界で需要の高い資格です。不動産業界だけではなく、建設業界や金融業界での需要も高いため、これらの業界への再就職を検討している方におすすめです。

宅地建物取引士の試験は合格率15〜17%と、難易度は高めです。しかし、50点満点中7割以上正答すれば合格できるため、時間をかけて勉強して基礎を固めることで、定年後に向けた資格の取得だけでなく、定年後でも取得できる可能性は大いにあるでしょう。

危険物取扱者

資格取得を目指す場合、危険物取扱者もおすすめです。危険物取扱者の資格には1〜6類までありますが、特におすすめなのが乙種4類です。危険物取扱者乙種4類の資格を持っていると、ホームセンターやガソリンスタンドで働く際に優遇されやすくなります。

勉強用のテキストが数多く販売されており、難易度も中程度であるため、定年後でも受験しやすい資格と言えるでしょう。仕事や収入にもつながるため、ぜひ危険物取扱者の取得も考えてみてください。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーも、定年後の再就職を目指す方におすすめの資格です。ファイナンシャルプランナーは、税金や不動産、老後、教育などのお金に関する知識を活かし、顧客の人生設計の手助けを行います。

ファイナンシャルプランナーの資格を持っていると、金融機関や不動産などさまざまな業界での再就職に有利です。定年後の自分自身の人生設計を考える上でも役立つため、取得する資格に迷っている方はぜひ検討してみてください。

マンション管理士

マンション管理士とは、マンション管理の知識を持ち、トラブル解決や管理計画の立案などを行う資格です。この先日本では、立て替えや修繕などの管理が必要なマンションが増えていくとされています。マンション管理士の社会的な需要は高まっていくといわれているため、収入や仕事に直結しやすい資格です。

また、マンション管理士は社会経験が豊富であり、ある程度の年齢を経た人材が重宝される傾向にあります。60歳以降でも資格が取りやすく需要も高いため、興味がある方は取得を考えてみてください。

第二種運転免許

定年後の再就職に役立つ資格として、第二種運転免許も挙げられます。第二種運転免許は、仕事としてお客様を自動車に乗せ、目的地まで運ぶという業務を行う際に求められる資格です。

具体的には、タクシーの運転手がこれに該当します。タクシードライバーは75歳まで働けることが多いため、定年後から長期間勤められる仕事を探している方におすすめです。

日商簿記検定

定年後の再就職に有利な資格を探している場合、日商簿記検定もおすすめです。日商簿記検定は、会社やお店の経営活動を計算・記録し、業務の成績や経営状態を明らかにするために求められる資格です。日商簿記検定の2級以上を持っていると、経理や営業などの再就職に有利です。

登録販売者

登録販売者も、定年後に向けて取得するのにおすすめの資格です。登録販売者は、2009年に薬機法が改正されるにあたって誕生した比較的新しい資格です。登録販売者の資格を持っていると、第2類・第3類医薬品を取り扱えるようになります。ドラッグストアや調剤薬局、製薬会社、コンビニエンスストアなど多くの職場で役立ちます。

登録販売者は新しい資格ですが社会的な認知度は高く、取得していると時給が高くなる可能性もあります。試験の難易度は高くないため、定年後からでも十分取得を狙えるでしょう。

定年後におすすめの独立・起業に役立つ資格

定年後はどこかの企業に勤めるのではなく、自分で起業しようと考えている方もいるのではないでしょうか。そこでここからは、定年後の独立や起業に役立つ資格を解説します。

中小企業診断士

定年後に起業しようと考えている方におすすめなのが、中小企業診断士という資格です。これは、国が認めている経営コンサルタント資格で、経営に関する問題解決の提案を行う際に求められる資格です。

試験には1次と2次があり、どちらも合格率は20%前後となり、試験全体の合格率は約4%ほどになります。難易度は高いですが、これまでに培った豊富な社会経験や人脈を活かせるおすすめの資格です。

行政書士

行政書士は、依頼人の代わりに法律関係の書類を作成したり、細かな手続きを行ったりする際に必要な資格です。遺言書や遺産など、定年後の生活につながるような内容を勉強できるため、今後の暮らしにも役立ちます。合格率は高くはありませんが、時間をかけて勉強すれば資格取得を狙えるでしょう。

社会保険労務士

社会保険労務士も、定年後の独立を考えている方に人気の資格です。社会保険労務士は、社会保険や労働法に関する知識を持ち、企業を顧客として書類の作成や提出を行う仕事です。企業にアドバイスをするという業務内容であるため、社会経験が豊富な人が信頼されやすく、シニア世代が活躍できる資格です。

また、肉体的な負担が少ないため、定年後から長期間働けることも社会保険労務士が選ばれている理由の一つです。

調理師

「飲食系の仕事を始めたい」「独立して自分の店を持ちたい」という方におすすめなのが、調理師免許です。調理師免許は、調理技術や食に関する知識があることを示すものです。調理師免許を取得するには2種類の方法があります。一つは、厚生労働大臣が指定する調理学校を卒業することで資格を得る方法です。

もう一つは、給食センターや飲食店で2年以上の実務経験を積み、調理師試験を受けるという方法です。合格率は6~7割程度と比較的取得しやすいため、ぜひチャレンジしてみてください。

定年後に向けて資格を取る際の注意点

定年後に向け資格を取得することによりさまざまなメリットを得られますが、注意点もいくつか存在します。資格取得を検討している方は、こちらの注意点にも目を通しておいてください。

資格取得に時間がかかることがある

定年後に役立つ資格を取ろうと考えている方は、資格取得に時間が必要であることを念頭に置いておきましょう。勉強を始めてから3ヶ月〜1年ほどで取得できる資格もありますが、難関資格だと合格までに数年かかることも珍しくありません。

特に、国家資格は勉強範囲も広いため、時間をかけて勉強をする必要があります。思い立ってすぐに資格を取れるとは限らないため、前もって資格の難易度を調べておき、合格までの計画を立てておきましょう。

高額な費用がかかる場合がある

資格を取得する際は、高額な費用がかかる場合もあります。難易度が高い資格になるほど、講座やスクールに通う費用やテキスト代は高額になっていきます。独学で勉強するという方法もありますが、やはり勉強の効率が下がりやすく、モチベーションも保ちにくいです。そのため、本気で難関資格取得を狙っている場合は、講座やスクールを受講する資金を準備しておくとよいでしょう。

必ずしも資格取得が再就職に有利になるとは限らない

勉強して資格を取得したとしても、必ず再就職や独立・起業で有利になるわけではありません。社会的な認知度が高くて需要のある資格を選んだとしても、その資格を持っている人が増えると競争率が高まり、就職に結びつかないこともあります。定年後の再就職や独立を検討している場合は、資格頼りになりすぎないよう注意をしましょう。

資格を取得して定年後の生活を豊かにしましょう

この記事のまとめ

  • 資格を取得すると、「再就職で有利になる」「やりたいことの幅が広がる」などのメリットがある
  • 資格を選ぶ際は、キャリアを活かせるものや今後の働き方、社会的な信頼度・需要が高いものを探すとよい
  • 再就職を考えている方は、宅地建物取引士や危険物取扱者、ファイナンシャルプランナー、マンション管理士などの資格がおすすめ
  • 起業・独立を検討している方は、中小企業診断士や行政書士、社会保険労務士などがおすすめ
  • 定年後に資格を取得する際は、時間や費用がかかること、必ず再就職につながるわけではないことを覚えておく

資格を取得すると再就職で有利になったり、やりたいことの幅を広げられたりと、さまざまなメリットがあります。定年後に何をやりたいかによって適した資格は異なるため、働き方に合った資格を選びましょう。今回紹介したおすすめの資格を参考に、あなたに合った資格を探してみてください。 

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