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葬儀のあと

遺品整理で捨ててはいけないものって?押さえるべきルールや貴重品の保管方法を解説

遺品整理で捨ててはいけないものって?押さえるべきルールや貴重品の保管方法を解説

遺品整理は、故人が大切にしていたものや部屋をきれいに整理する大切な作業です。実際に遺品整理をする際に、捨ててはいけないものもあるのはご存じですか?本記事では、遺品整理で捨ててはいけないものについて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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遺品整理で捨ててはいけないものがある理由

葬儀の後や四十九日の前後などに行うことが多い遺品整理ですが、遺品の中には捨ててはいけないものもあります。まずは、捨ててはいけないものがある理由について解説します。

親族間の相続トラブルにつながる

一つ目の理由は、親族間の相続トラブルにつながるためです。遺品の中には、遺言書や土地の権利書などといった遺産相続において重要なものが含まれていることがあります。それらを勝手に処分すると、遺産の相続・分配が困難になったり親族間でトラブルにつながる場合があります。

申告・解約などの手続きが遅れてしまう

二つ目の理由は、申告・解約などの手続きが遅れてしまうからです。故人が生前に契約していたサービスや税金、受給する年金の振り込みなどは、そのままにしていると契約者本人の死後も支払い・振り込みが続いてしまいます。

それらの申告・解約には契約者本人の身分証明書や通帳などが必要であり、遺品整理の際に捨ててしまうと申告・解約手続きが困難になります。

また、申告手続きには期限が設けられているものもあるため、四十九日を迎えてから遺品整理をしようと考えている人は手続きが遅れないように注意しましょう。

事業・仕事の引継ぎができなくなる

三つ目の理由は、事業・仕事の引継ぎができなくなるからです。故人が事業者だった場合、相続者が事業を引き継ぐこともあるでしょう。その場合、会社の経営に関する書類やクライアントの書類などがないと、上手く引継ぎができなくなる恐れがあります。

遺品整理で捨ててはいけないものリスト

ここからは、遺品整理で捨ててはいけないものとその理由を紹介します。

①遺言書

遺言書には故人が生前に残した意思が記載されています。遺産の相続・処分や相続人に関することなど、遺族にとって重要な内容が記載されているため、誤って捨ててしまうと親族間でのトラブルにつながる恐れがあります。

また、遺言書は実際に遺産を相続・分配する際にも必要です。紛失するとスムーズに遺産相続ができなくなる場合があるため、遺品整理の際には必ず確認しておきましょう。

②現金

日本では「貨幣損傷等取締法」という法律があり、現金を捨てることは法的に禁止されています。また、故人が持っていた現金は全て遺産であり相続の対象となるため、遺品整理の際には処分せずに必ず保管しておきましょう。

③通帳・キャッシュカード

通帳やキャッシュカードは、故人が所有していた現金を引き出したり故人の生前のお金の流れを把握したりするときに必要となります。

また、通帳の履歴からローンの有無や支払い状況をチェックできるという点も、残しておくべき理由の一つです。なお、通帳やキャッシュカードを捨ててしまうと、たとえ故人の親族であっても現金の引き出しが難しくなるため注意しましょう。

④身分証明書

主に運転免許証・健康保険証・パスポート・マイナンバーカードなどが挙げられます。これらの身分証明書は、故人が生前に契約していたサービスの解約や、葬祭費等を申請する際に必要となります。

また、保険証や運転免許証などは、不正利用防止のために一定期間内に返却する必要があるのも理由の一つです。身分証明書の種類によって返却手続きの方法や期限は異なりますので、捨てずに残しておきましょう。

⑤年金手帳

故人が年金受給者だった場合、厚生年金は死後10日以内、国民年金は死後14日以内に受給停止手続きを行う必要があります。

期限内に手続きを行わないと、年金の不正受給が発生してしまうため注意しましょう。特に、四十九日後から遺品整理をしようと考えている場合、年金手帳の確認は先にしておきましょう。

⑥印鑑

印鑑はさまざまな手続きに必要であり、人によっては銀行・ビジネス・土地の売買契約・ローン契約などで印鑑を使い分けている可能性があります。そのため、遺品整理の際に複数の印鑑を見つけた場合はまとめて保管しておきましょう。

⑦ローンの明細書

故人がローン契約をしていた場合、ローンの明細書は返済状況や契約内容をチェックする上で必要です。

遺産を相続する場合は、故人が生前に契約していたローンの返済も相続するのが原則です。そのため、遺産を相続するか否かを決める上でもローンの明細書は大切です。

⑧公共料金の請求書・支払い通知書

故人が生前に契約していたサービスの契約状況や、どの口座から料金が引き落とされているかなどの情報を把握できます。

そのため、遺品整理の際に複数の請求書や支払い通知書を見つけた場合は必ず保管してください。引き落とし情報をリスト化しておくと、解約手続きがスムーズになります。

⑨不動産の権利書

故人が所有していた土地や建物は相続の対象であり、土地や建物の権利書があると相続の話し合い・手続きがスムーズに行えるからです。

⑩デジタル遺品

現代では日常生活のさまざまな情報をスマートフォンやパソコンなどといった複数のデジタル機器に保存する人は多く、遺品整理においてはそのような機器に残されたデータも大切な貴重品です。

また、データの中には暗号資産や有価証券など故人の資産に該当する情報が含まれている可能性があります。そのため、遺品整理の際には勝手に削除せず、保管しておきましょう。

⑪事業・仕事に関する書類

故人が事業を行っていた場合、仕事に関する書類を保管していないと事業の引継ぎができなくなります。紙媒体だけでなく、パソコンやクラウド上のデータなどを発見した際にも必ず保管しておいてください。

⑫そのほか思い出の品・貴重品

特に、美術品や骨董品、貴金属などといった資産価値がある貴重品は相続の対象となります。そのため、遺品整理の際に勝手に捨ててしまうと親族間のトラブルにつながる場合があります。

思い出の品は一度捨ててしまうと二度と手に入らないものであるため、捨ててはいけないものといえます。遺品整理の際には一度保管しておいて、気持ちが落ち着いてから保管・処分方法を考えるとよいでしょう。

遺品整理で捨てなかったものの保管方法

ここからは、遺品整理で捨てなかったものの保管方法について解説します。

重要書類はまとめて整理整頓しておく

捨ててはいけないもののうち、権利書や明細書などの重要書類はまとめて整理整頓しておきましょう。保管場所や保管方法が書類によってバラバラだと、実際に手続きをする際にスムーズに進められなくなる可能性があります。

そのため、重要書類は種類や手続きの内容によって分類し、まとめて一つの場所に保管しておくとよいでしょう。

写真や動画はデータ化する

写真や生前に撮影した動画などは、データ化しておくのもおすすめです。データ化しておくことできれいな状態で保管できる上、万が一元の写真や動画が汚れたり紛失したりした場合でもバックアップが取れます。

家具・家電類は風通しのよい場所で保管

故人が使っていた家具・家電類の遺品を保管する場合、ホコリや汚れが付いていることが多いです。そのため、付着しているホコリや汚れを拭き取ってから風通しのよい場所で保管しましょう。

また、遺品に再びホコリや汚れが溜まらないよう、保管後はこまめに換気と掃除を行ってください。

遺品整理で捨ててはいけないかどうかの判断方法

ここからは、遺品整理において捨ててはいけないものの判断方法を解説します。

あらかじめ親族間で話し合っておく

遺品を保管する人や分別方法などをあらかじめ家族・親族で話し合っておくことで、捨ててはいけないものの基準が明確になります。また、家族・親族同士で協力しながら遺品整理を行うことで、親族間のトラブルを防ぐことにもつながります。

遺言書・エンディングノートの内容を確認する

捨ててはいけないものの判断に困った際には、故人が残した遺言書・エンディングノートもチェックしてみましょう。遺品整理の基準や捨ててはいけないものについてリスト化されている可能性があります。

特に、遺言書は法的拘束力があり親族全員が従う必要があるため、必ず確認して記載されている基準に沿って遺品の整理を行ってください。

遺品整理の業者に相談する

捨ててはいけないものかどうかの判断がしにくい場合や、遺言書・エンディングノートがない場合は、専門業者に相談してみるのもよいでしょう。遺品整理の業者に依頼・相談すれば遺品の扱い方のアドバイスがもらえるだけでなく、個人では難しい遺品の運び出し・供養などの工程も頼める場合があります。

【番外編】捨ててはいけないもの以外の遺品整理のポイント

遺品整理を効率よく進めるために、ここからは、遺品整理をするにあたって押さえるべきポイントを紹介します。

①遺品整理にかける費用

「遺品整理」といっても、ゴミの処分や捨ててはいけないものの保管、不用品の運搬などさまざまな費用がかかります。また、自分で遺品整理を行う場合と業者に委託する場合とでは、必要なお金が大きく異なります。

そのため、遺品整理の方法に加えて、遺品整理に使える予算を親族間で決めておきましょう。予算を決めておくことで、想定外の出費を防ぐことができます。

②スケジュール

親族で協力しながら遺品整理を行う場合、遺品の仕分けからゴミの処分、掃除など長期間の作業になります。

各工程に期限を設けてスケジュールを明確にすることで、より効率よく作業を進められるでしょう。

③遺品の扱い方

捨ててはいけないものと不要なものの分類はもちろん、家電や家具などを誰が保管するのか親族間で話し合って決めておくとよいでしょう。

手続きに必要な書類や資産価値のある相続品などについても、あらかじめ保管方法を決めておくことで実際の手続きや形見分けがスムーズに進められます。

捨ててはいけないものを知って、正しく遺品整理をしよう

この記事のまとめ

  • 遺品整理で捨ててはいけないものがあるのには、親族間のトラブル防止や必要な手続きが遅れてしまうなどの理由がある
  • 捨ててはいけないものには、遺言書や通帳・キャッシュカード、年金手帳などが挙げられる
  • 遺品整理に当たっては、あらかじめ親族間で話し合ったり、遺言書やエンディングノートをチェックする
  • 遺品整理では、費用やスケジュール、遺品の扱い方を決めておくとよい

遺品の中には手続きや申告のために捨ててはいけないものもあるため、親族と話し合いながら遺品整理を進めることが大切です。本記事で紹介した捨ててはいけないものに注意しながら、正しく遺品整理を行いましょう。

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