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老後の趣味はボケ防止になる!高齢者におすすめの趣味と探し方を解説

老後の趣味はボケ防止になる!高齢者におすすめの趣味と探し方を解説

老後に趣味を持つことで、認知症やボケを防止できるとされています。本記事では、高齢者におすすめしたい趣味を紹介します。高齢者向けの趣味の探し方やボケ防止以外のメリットなども詳しくまとめているため、ぜひ目を通してみてください。

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老後の趣味はボケ防止になる

ボケ防止のために老後の趣味を考えている男性

老後に趣味を持つことは、ボケ防止に役立つといわれています。全日本民主医療機関連合会によると、ボケの原因の大半が生活習慣病であることがわかっています。そのため、趣味を通して行う身体活動や知的活動が、認知症や生活不活発病(生活が不活発なことが原因で、全身の機能が低下する状態)を予防すると考えられているのです。

健康で元気な老後を送るためにも何か趣味を持つことをおすすめします。全日本民主医療機関連合会でも、ボケない工夫として趣味のある生活を推奨しています。

ボケない生活の工夫

  • 生きがい、趣味のある積極的な生活を行う
  • 老若男女、交友の機会を増やす
  • 毎日、一定の仕事と、定期的な肉体運動を行う
  • 日記をつける
  • 外出、旅行をする

平成17年 全日本民主医療機関連合会「特集2 ボケ予防 早期発見で防げる、治せる」

ボケ防止以外に老後の趣味を持つメリット

ボケ防止以外に老後の趣味を持つメリットを紹介

上述した通り、老後に趣味を持つことはボケ防止に効果的とされています。また老後に趣味を持つことには、ボケ防止以外にもメリットがあります。ここでは老後の趣味を持つことで得られるメリットを三つ紹介します。

引きこもり防止になる

老後に趣味を持つことで、引きこもりを防止できるというメリットもあります。シニア世代になって仕事をやめると、何もやることがなく家に引きこもりがちになってしまいがちです。ずっと家の中で暮らしていると筋力が落ちていく上、気持ちも塞ぎ込んでいってしまうでしょう。しかし、何か趣味があれば外出する機会も自然と増えていくため、引きこもりを防止できるのです。

生きがいができる

生きがいができるというのも、趣味を持つメリットです。高齢になって自由に過ごせる時間が増えると、ただなんとなく時間を過ごすことが増えていきます。毎日同じことを繰り返す日々に「何をやってもつまらない」と感じる方も多いです。

しかし、趣味ができれば目標ややるべきことが生まれます。その結果、日々が充実していき生きがいを感じられるようになるのです。老後の暮らしが充実すれば、心身の健康状態も良好になるでしょう。

コミュニケーションのきっかけになる

コミュニケーションのきっかけができるというのも、高齢者が趣味を持つ大きなメリットです。シニア世代になると新しく人と出会う機会が減り、人と関わることが減っていきます。しかし、趣味を持っていれば趣味を通じて人間関係が広がり、コミュニケーションをとる機会が自然と増えていくのです。老後の暮らしに寂しさを感じているのなら、趣味を探してみてはいかがでしょうか。

ボケ防止におすすめの老後の趣味12選

ボケ防止におすすめの老後の趣味であるグラウンド・ゴルフ

ここからは、ボケ防止におすすめの老後の趣味を12種類紹介します。どんな趣味がボケ防止に効果的かわからない、何を始めればいいのか迷っているという方は、ぜひこちらを参考にしてみてください。

①映画鑑賞

ボケ防止におすすめの趣味として、映画鑑賞が挙げられます。映画を観て非日常感を味わったり、作品を理解しようとしたりするのは、脳の活性化に役立ちます。下準備や初期費用などがかからないため誰でも気軽に始められるでしょう。自分の家で映画を楽しんでもよいですし、映画館に行くのもおすすめです。映画館に行くことで運動不足解消にもなります。

②読書

「あまり体力に自信がない」「体を動かさなくても楽しめる趣味が知りたい」というシニア世代には、読書がおすすめです。字を読んだり、作品の内容を理解するのは認知症やボケ防止にも効果的です。読書は気軽に始められる上、自分のペースで進められるためストレスがほとんどかかりません。初期投資も必要なく、図書館に行けば本を購入する費用も不要です。

③手芸

手芸も、ボケを予防するのに効果的といわれている趣味の一つです。手芸では手先を使う細かい作業が非常に多いため、脳を効果的に刺激できます。何日もコツコツと続ける手芸は、老後の生きがいにもなることでしょう。作ったものを展示会などに出展すれば、人間関係が広がってコミュニケーションのきっかけもできます。屋内で気軽に始められる趣味を探しているなら、手芸を始めてみてはいかがでしょうか。

④クロスワードパズル

高齢者の老後の趣味として、クロスワードパズルも人気です。クロスワードとは、ヒントを頼りに縦、横のマスに言葉を入れていくゲームです。「ここには〇〇が当てはまりそう」「このヒントは〇〇を表しているのかも」など、とても頭を使います。言葉を思い出そうとすることで脳が活性化され、ボケを防止できるとされています。

クロスワードは雑誌や新聞に載っているため、無料で取り組めるのも嬉しいポイントです。没頭したい方は、クロスワードパズルの本を購入するとよいでしょう。

⑤旅行

旅行も、ボケ防止に役立つ老後の趣味としておすすめです。旅行をして非日常を体感することにより、いつもとは違う刺激を得られます。目的地に行くための交通手段を調べたり、ホテルを予約したりといった旅行に必要な作業も、脳のトレーニングにつながるでしょう。また、旅行で運動をすることもボケ防止に役立ちます。長期間の旅行が難しい場合は、日帰り旅行から始めてみてください。

⑥グラウンド・ゴルフ

しっかり体を動かしたいという高齢者におすすめなのが、グラウンド・ゴルフです。グラウンド・ゴルフは運動量がそこそこ多い上、チーム同士で交流しながら進めるスポーツです。さまざまな刺激が得られることから、ボケ防止に効果的とされています。

グラウンド・ゴルフは、通常のゴルフよりもクラブが短くボールも大きいため、初めての方でもすぐに上達するでしょう。ルールも簡単なため、「難しいルールを覚えるのが苦手」という方にもおすすめです。

⑦ボランティア

ボケを防止しつつ人間関係を構築できる趣味としておすすめなのがボランティアです。ボランティアを行うことで他人と話す機会が増え、脳が活性化されます。それだけでなく、社会のために活動することは、これからの生きがいにつながるでしょう。心身ともに健康になれる上に社会貢献にもなる趣味として高齢者に人気です。

▶高齢者でも参加できるボランティア活動についてはこちら

⑧料理

料理も、ボケ防止に効果的とされている趣味の一つです。料理にはさまざまな工程があり、段取りよく作業を進めるために頭を使います。同時に複数の作業を行うマルチタスクをこなすことで、脳のトレーニングができるでしょう。

また、包丁を使って細かく食材を切ったり、食材を炒めたりといった手先の運動も、認知症防止に役立つとされています。「明日は何を作りたい」「こんな料理にチャレンジしてみたい」といったやりがいにもつながるため、あまり料理をしたことがない方もぜひチャレンジしてみてください。

⑨ヨガ

「体力をつけたいけれど、激しい運動は苦手…」という方におすすめしたいのが、ヨガです。ゆったりと体をストレッチするヨガであれば、体にほとんど負荷をかけることなく適度な運動が楽しめます。ヨガを通じてリラックスすることで、自律神経が整い生活不活発病が予防できるともいわれています。自宅で気軽に始められるのも嬉しいポイントです。

⑩囲碁

囲碁も、ボケ防止に効果的とされている趣味の一つです。囲碁は、脳の視覚域や運動前野など、多くのところを使用します。相手の数手先を読んだり、出方を考えたりするため、脳の活性化にもつながります。さらに、思考力や記憶力を高めたり、コミュニケーションのきっかけになったりするメリットもあります。ルール自体は複雑ではないため、初心者の方でも始めやすいでしょう。

⑪カメラ

ボケ防止におすすめしたい趣味として、カメラが挙げられます。被写体を探しながら歩くという行動は、思い通りに身体を動かす脳の働きに役立ちます。しっかりと歩いて運動しながらカメラで写真を撮影することで、ストレス解消になる上に運動不足解消にもなるでしょう。撮影した写真をコンクールに出品するなどの目標を立てれば、張り合いも生まれます。

⑫園芸

園芸も、ボケ防止のために老後の趣味を探している高齢者に人気の趣味です。園芸を行うためには、日中外に出て作業をする必要があります。

太陽の下で園芸作業をして適度な運動や日光浴をすれば、ボケの防止とともに健康の維持にも役立つでしょう。自分が大切に育てた植物の成長を見守る、という生きがいも生まれます。ある程度のスペースがあればできる趣味のため、ぜひ検討してみてください。

ボケ防止に老後の趣味を見つける際の注意点

ボケ防止に老後の趣味を見つけようとしている男性

ボケ防止のために老後の趣味を探す際は、いくつか注意するべき点があります。ここからは、ボケ防止のための趣味の探し方について解説していきます。探し方のポイントをしっかりと押さえて、自分に合った趣味を探してみてください。

体力的に無理がないか考える

ボケ防止として趣味を探す際は、体力的に無理がないか検討しましょう。自身の体力に合っていない趣味だと、続けるのが難しく途中で挫折してしまう可能性があります。楽しく長く続けられるよう、体力的に余裕を持てる趣味を探してみてください。

怪我の恐れがないか考える

怪我の心配がないかどうかも、趣味を探す上で大切なポイントの一つです。万が一、怪我をして動けなくなってしまうと趣味が楽しめなくなるだけでなく、認知症が進む恐れもあります。自分の健康状態や運動能力と相談しながら、無理なくできるものを探しましょう。

経済的に問題がないか考える

ボケ防止のために趣味を探す際は、経済的な負担が大きすぎないか考えるようにしましょう。初期費用が高額だったり、ランニングコストがかかったりと、経済的な負担が大きい趣味だと続けるのが難しくなります。どの程度の費用がかかるのか計算した上で、無理なく続けられる趣味を見つけましょう。

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自分に合った趣味を見つけてボケを防止しましょう

ボケ防止に老後の趣味を見つけた夫婦

この記事のまとめ

  • 老後に趣味を持つことは、認知症や生活不活発病の予防、ボケ防止につながる
  • 老後に趣味を持つメリットとして、引きこもりが防止できる、生きがいができる、コミュニケーションのきっかけになる点が挙げられる
  • ボケ防止には、映画鑑賞や読書、手芸、クロスワードパズルといった趣味がおすすめ
  • グラウンド・ゴルフや旅行、カメラ、園芸など、屋外で体を動かす趣味もボケ防止につながる
  • ボケ防止のための趣味を探す際は、体力的・経済的に無理がないかや、怪我の恐れがないかを考える

高齢者が老後に趣味を持つことは、ボケ防止につながるといわれています。ボケ防止以外にも、人間関係が広がったり生きがいができたりといったメリットもあります。本記事で紹介したおすすめの趣味や趣味を見つける際のポイントを参考に、楽しみを見つけましょう。

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