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葬儀のあと

仏壇の代わりになるもの7選!おしゃれな手元供養やマンションでも置けるミニ仏壇まで一挙紹介

仏壇の代わりになるもの7選!おしゃれな手元供養やマンションでも置けるミニ仏壇まで一挙紹介

近年、さまざまな理由から自宅に仏壇を置く家庭が減少しています。とはいえ、仏壇の代わりになるものを置いて故人を偲びたい方も多いのではないでしょうか。本記事では、仏壇の代わりになるものを7種類紹介します。ぜひ参考にしてください。

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仏壇は置かなくてもよい?

近年、自宅に仏壇を置かない家庭が増加しています。仏壇は故人や仏様、ご先祖を祀ったり、つながりを感じたりするためのものであるため、自宅に置くのが一般的とされてきました。しかし「必ず仏壇を自宅に置かないといけない」という決まりはありません。

ご先祖への感謝の気持ちを伝えたり、故人や仏様を祀って対話ができれば、仏壇という形式にこだわる必要はないのです。

仏壇の代わりになるものが求められている理由

ここからは、仏壇の代わりとなるものが求められている要因について解説します。

居住環境の変化

仏壇の代わりが求められている背景には、居住環境の変化が挙げられます。一昔前までは一戸建てに住んでいる方が多く、部屋に仏壇を置くための十分なスペースがありました。しかし現在は、一戸建てよりもアパートやマンションに住む家庭が増えてきています。

アパートやマンションには、仏壇を置くための仏間やスペースがないことが多いです。ひとり暮らし向けのアパートはもちろん、ファミリー向けのマンションでも仏壇を置く十分な場所はなかなか取れません。結果的に、仏壇の代わりを求める方が多くなっているのです。

少子化による後継者の減少

少子化によって仏壇の後継者が減少しているというのも、仏壇の代わりの品物が求められている要因の一つです。仏壇にはご先祖が祀られており、継続して供養していくには親から子、子から孫へと受け継いでいかねばなりません。

しかし現代では少子化が進み、子供を持たない方も増えています。子供がいなければ仏壇を継承することができないため、維持・管理する必要のある仏壇での供養は難しいでしょう。そのため、手軽に供養できる別のアイテムが求められているのです。

宗教意識の希薄化

宗教意識の希薄化も、仏壇の代わりが求められるようになった要因の一つです。仏壇は仏教において重要な意味を持っています。そのため、熱心に仏教を信仰している方は仏壇を持つのが一般的でした。しかし、近年は一昔前に比べて宗教を信仰する意識が薄れてきており、無宗教の方も増加傾向にあります。

このような背景から「仏壇を置く必要はない」「代わりのもので供養すればよい」と考える方が増えているのです。

手元供養の増加

仏壇の代わりになるものが求められている理由として、手元供養の増加も挙げられます。手元供養とは、故人の遺骨や遺灰を加工したものを身近に置いて供養する方法です。手元供養品は仏壇に比べておしゃれなデザインのものが多くあり、選択肢の幅が広いのが特徴です。「部屋の雰囲気を損ないたくない」という方は、仏壇の代わりに手元供養品を選ぶ傾向にあります。

また、遺骨ペンダントや指輪など、手軽に持ち運びしやすいサイズのものも多々あります。自宅や部屋に十分なスペースがない場合には、仏壇の代わりとしてこのような手元供養品を活用する方も多いです。

仏壇の代わりになるもの7選

昨今は、仏壇の代わりになるものが充実しています。仏壇以外で故人の供養するにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、仏壇の代わりになるおすすめのものを7つ紹介します。

ミニ仏壇

本格的な仏壇の代わりに、ミニ仏壇を置いて供養を行う方が増加しています。ミニ仏壇は通常の仏壇よりも小さく、場所を取らないのが特徴です。そのため部屋数の少ないアパートやマンションにも問題なく配置できます。

また、ミニ仏壇はおしゃれなデザインのものも多く、部屋やインテリアの雰囲気を壊しません。形式やデザインは種類豊富にあるため、自身の好みや家族の希望に合わせて選びましょう。

故人の写真

マンションやアパートなどのスペースが限られた部屋に住んでいる場合は、仏壇の代わりに故人の写真を配置するとよいでしょう。故人の写真を写真立てに入れて飾り、手を合わせるだけでも十分供養になります。

写真であれば家具や棚の上に置けるため、仏壇を置く場所がなくても問題ありません。仏壇を置けない場合は、リビングや寝室など家族が出入りする場所に写真を置いてみてはいかがでしょうか。

供養スペース

写真であれば家具や棚の上に置けるため、仏壇を置く場所がなくても問題ありません。仏壇を置けない場合は、リビングや寝室など家族が出入りする場所に写真を置いてみてはいかがでしょうか。

供養スペースにお供えするもの

  • お供え物
  • ロウソク
  • 線香
  • 故人の位牌
  • 思い出の品

供養スペースだからといって、目立つ場所に設ける必要はありません。押し入れやクローゼットなどの中に、位牌などを安置しても問題ないでしょう。部屋の雰囲気やインテリアにこだわりがある方は、見えない場所に置くのも一つの方法です。

位牌

仏壇の代わりになるものとして、故人の位牌が挙げられます。位牌とは、亡くなった方の戒名や法名、命日などが書かれた木製の札のことです。位牌には亡くなった人の魂が宿るとされており、供養の対象の一つです。故人の象徴であるため、仏壇の代わりに位牌を飾って手を合わせれば十分な供養になります。

位牌だけなら家具や棚の上に置けるため、広いスペースがいらないのがメリットです。近年ではおしゃれなデザインの位牌も増えてきているため、インテリアにこだわりのある方にもおすすめの方法です。

ミニ骨壷

仏壇の代わりの供養方法として、ミニ骨壷もおすすめです。ミニ骨壷とは、故人の遺骨を入れて保管するための容器のことを指します。火葬場で使用する通常の骨壷よりも小さいため、棚の上などに手軽に置けるのがメリットです。デザインが豊富でおしゃれなものも多く、インテリアの雰囲気を壊しません。

また、ミニ骨壷は通常の骨壷に比べて転倒に強いものです。蓋が簡単に開かないような作りになっているため、万が一倒れても遺骨が溢れる心配がありません。また、ミニ骨壷の中には持ち運び可能なものも多く、常に故人を身近に感じたいという方にも人気です。

プレート

プレートを仏壇の代わりに使用して供養するという方法もおすすめです。「遺骨プレート」や「エターナルプレート」とも呼ばれ、亡くなった方の遺骨の一部を使用して作られています。一目見ただけでは遺骨が収められていると分からないシンプルな見た目のため、部屋の目立つところに置いてもインテリアの邪魔になりません。

金属やガラスとは異なる温かみのある雰囲気や、耐食性・強度・耐火性の高さなども特徴の一つです。少ない量の遺骨でも作成できるため、分骨時の手元供養にも適しています。おしゃれに故人を供養したいと考えている方は、仏壇の代わりにプレートを作成してみてはいかがでしょうか。

遺骨アクセサリー

遺骨アクセサリーは「メモリアルアクセサリー」や「アッシュアクセサリー」とも呼ばれており、遺骨や遺灰の一部を収められるアクセサリーのことです。いつでも身につけて持ち運べるのが特徴で、常に故人を身近に感じられるのが魅力です。アクセサリーのタイプやデザインが豊富なため、好みのものが見つかるでしょう。

ただし、遺骨アクセサリーは手軽に身につけられる代わりに紛失のリスクが高いです。遺骨アクセサリーを身につけて外出する際は、無くさないよう十分注意してください。

仏壇なしで供養をする際の注意点

仏壇の代わりのもので供養を行う場合、いくつかの注意する点があります。ここからは、仏壇なしで供養を行う際の注意点について詳しく解説します。

家族の了承を得る

仏壇ではなく代わりのもので供養を行う場合は、他の家族の了承を得ることが大切です。仏壇を置かないということは、家庭内だけでなく菩提寺にも関わってきます。後にトラブルにならないよう、前もって家族に相談しましょう。

供養の心を忘れない

仏壇の代わりに他のものを使用する場合に限ったことではありませんが、ご先祖に対する供養の心を忘れないのも大切です。せっかく遺骨プレートやミニ骨壷などを用意しても、供養の気持ちがなければ意味を成しません。供養の方法に限らず、故人を偲ぶ気持ちを持ち続けることが大切です。

仏壇の代わりのものも活用し、故人を偲びましょう

この記事のまとめ

  • 仏壇を置かなくても故人の供養はできる
  • 仏壇の代わりが求められている理由は、①居住環境の変化②少子化による後継者の減少③宗教意識の希薄化④手元供養の増加
  • 仏壇の代わりになるものとしておすすめなのは、①ミニ仏壇②故人の写真③供養スペース④位牌⑤ミニ骨壷⑥プレート⑦遺骨アクセサリー
  • 仏壇の代わりのもので供養をする際は、家族の了承を得ることが大切
  • 仏壇がなくても、供養の心を忘れなければ故人を偲ぶことができる

近年、居住環境の変化や宗教意識の希薄化などにより、仏壇を置かない方が増えています。しかし、仏壇がなくても代わりのものを用いれば十分供養は可能です。近年はおしゃれなものや省スペースでできるものなど、選択肢が幅広く用意されています。仏壇を置けないからといって供養を諦める必要はありません。代わりのものを活用して、故人を供養しましょう。

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