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葬儀を知る

火葬の費用相場はいくら?安く抑える方法や火葬の流れを解説

火葬の費用相場はいくら?安く抑える方法や火葬の流れを解説

火葬の費用相場が分からずお悩みではありませんか。火葬場の料金の違いから、火葬式(直葬)や葬祭扶助制度で費用を抑える方法、当日の流れや注意点までを網羅。安心して故人を見送るための知識を分かりやすく解説します。

この記事で分かること

  • 火葬にかかる費用の相場と主な内訳
  • 公的制度の活用など費用負担を軽減する方法
  • 出棺から収骨までの一連の流れ
  • 火葬当日に知っておくべき注意点

「ひとたび」は、東京都内で6つの総合斎場を運営する東京博善(創業100年超)がお届けするお役立ちコラムです。現場を知り尽くした専門スタッフが、葬儀・法要・終活の疑問に分かりやすくお答えします。

火葬とは

火葬とは、故人のご遺体を火葬炉で焼却し、遺灰や遺骨を供養する葬法を指します。現代の日本においてはほとんどのご遺体が火葬で弔われますが、明治時代より前は土葬が一般的でした。

明治時代には伝染病予防法が制定され、伝染病で亡くなった方の火葬が義務付けられましたが、土葬が全面的に禁止されたわけではありません。火葬が主流になったのは第二次世界大戦後です。

▶火葬の流れや手続きについて詳しくはこちら

火葬の費用相場

お通夜や告別式を終えた後、ご遺体を火葬炉で納めることになります。火葬に関わる費用はいくらかかるのかは、利用する施設が公営か民営かによって大きく異なるため、事前の把握が大切です。

一般的に、公営火葬場は自治体からの補助があるため有料でも数万円程度で利用できる場合が多いですが、民営火葬場は5万円〜15万円程度が金額相場となります。

特に東京23区内では、利便性の高い民営火葬場が大きな役割を担っています。国内最大の民営火葬場としての実績を持つ東京博善では、火葬炉に複数のランクを設けており、ご予算やご希望に合わせた選択が可能です。

火葬料のほかにも、火葬中の待合室利用料や、ご遺体を安置する霊安室の使用料などが別途必要になることも考慮しておきましょう。

火葬場に支払う費用

火葬費用の内訳として、火葬場へ支払う費用も挙げられます。火葬にかかる料金の目安は、どの火葬場を利用するかによって異なります。例えば、自治体が運営する公営火葬場で火葬を行う場合、その自治体の市民であれば無料〜5万円ほどで利用可能です。市外利用の場合であっても、5万円〜10万円ほどで利用できることが多いです。

一方、民営火葬場を利用する場合、5万円〜15万円ほどが相場とされています。民営の場合は火葬炉にランクがあり、どれを選ぶかによって費用が変わります。地域や火葬場によっても相場が異なるため、どの程度の費用がかかるか事前に確認しておくとよいでしょう。また、火葬中の待合室を利用したり、霊安室でご遺体を安置したりする場合は別途費用がかかります。

▶変動型の火葬料について詳しくはこちら

葬儀社に支払う費用

火葬と共に葬儀を執り行う場合、葬儀社に支払う費用が発生します。参列者を招いて行う一般葬儀の場合、費用相場は130万円前後です。一日葬の場合は80万円前後が相場とされています。家族葬の場合は、100万円前後が相場です。

火葬のみを執り行う火葬式(直葬)の場合は、50万円前後が相場となります。これらの費用は地域や葬儀社によって変動するため、あくまで目安として参考にしてください。

接待にかかる費用

火葬場での収骨の後に会食を行う場合、接待費がかかります。この会食は「精進落とし」と呼ばれ、参列者や僧侶を招待して懐石料理を食べるのが一般的です。

費用は一人あたり5千円前後で、会食に同席する方の人数によって変動します。

お布施

火葬費用の内訳として、僧侶に渡すお布施が挙げられます。火葬場にて僧侶にお経を唱えてもらう場合、読経のお礼としてお布施を包む必要があります。

お布施の相場は地域や依頼する寺院などによって大きく異なりますが、3〜10万円ほどが目安です。また、お布施以外にも、火葬場に出向いてもらったことに対するお車代が必要になる場合もあります。

故人の年齢や地域による費用の違い

火葬料金は、公営か民営かの違いだけでなく、故人の年齢や利用する地域によっても異なります。

例えば、東京都や神奈川県などの首都圏と、北海道や福岡県をはじめとする他の道府県を比較すると、民営火葬場の割合や自治体の補助状況が異なるため、平均的な金額相場にも差が生じます。

また、多くの火葬場では、12歳未満の子供や死産児の火葬費用は大人の料金よりも安い料金に設定されていることが一般的です。

施設ごとに規定があるため、事前に市区町村や葬儀社へ確認しておくと安心です。

火葬料金のご案内については「料金のご案内」で詳しく紹介しています。

火葬費用を安く抑える方法

できるだけ火葬費用を抑えるためには、まず公的な給付金制度の活用を検討しましょう。国民健康保険の加入者であれば「葬祭費」、社会保険の加入者であれば「埋葬料」として、5万円〜7万円程度の支給を受けられる場合があります。

また、生活保護を受けているなど経済的に困窮している場合には、自治体が火葬費用を全額負担する「葬祭扶助制度」の利用が可能です。この制度は火葬式のみが対象となります。

さらに、葬儀の形式を工夫することも有効です。

お通夜や告別式を行わない「火葬式(直葬)」を選べば、20万円〜50万円程度に費用を抑えられます。東京博善では、夕刻から火葬を行う「夕刻葬」など、利便性と費用を両立した柔軟なプランも提案しております。

葬祭扶助制度を活用する

火葬するための費用が足りない場合、葬祭扶助制度を活用する方法があります。葬祭扶助制度とは生活保護法によって定められている制度で、国が葬儀にかかる費用を負担するというものです。

葬祭扶助制度を利用すると、自己負担なしで葬儀を行えます。ただしこの場合、お通夜や告別式はできず「火葬式」という形式に限られます。葬祭扶助制度を利用するには、葬儀を行う前に市区町村役場の福祉課に申請しなくてはいけないため、覚えておきましょう。

葬祭費・埋葬料を申請する

火葬料金の支払いが困難な場合、葬祭費や埋葬料といった給付金を申請する方法があります。葬祭費は、国民健康保険の加入者が亡くなった際に支給される制度で、金額は自治体によって異なります。

一方、埋葬料は、組合健保や健康保険の加入者が亡くなった場合に一律5万円が支給される制度です。いずれの給付金も申請には期限があるため、利用を検討する場合は速やかに手続きを行いましょう。

費用の内訳をチェックする

火葬にかかる費用を抑えたい場合、費用の内訳をしっかりと確認しておきましょう。どのような内容で火葬が行われるのかを確認し、不要なサービスがあれば省くことで費用を抑えられ、予算の範囲内で火葬を行えます。

火葬のみを行う「火葬式(直葬)」とは

一般的なお通夜や告別式といった儀式を行わず、ご遺体の安置後にそのまま火葬のみを行う形式を「火葬式」あるいは「直葬」と呼びます。

近年では、参列者の負担を減らしたいという要望から選ばれることが増えています。

火葬式の内容や費用については「火葬式プランの内容や費用」で詳しく紹介しています。

▶火葬式の流れについて詳しくはこちら

火葬式の費用相場と一般的な内訳

火葬式の費用相場は、おおよそ20万円~50万円程度です。

この金額には、火葬場へ支払う火葬料金に加えて、棺や骨壷などの葬祭用品、ご遺体の状態を保つためのドライアイス代が含まれています。

さらに、ご遺体を安置場所や火葬場へ運ぶための搬送費用、安置施設の利用料も必要です。

また、役所への死亡届の提出や火葬許可証の取得といった手続きを葬儀社が代行する費用が含まれることも一般的です。

祭壇の設置やおもてなしの費用がかからないため安く抑えられますが、葬儀社によって金額は変動します。

▶直葬(火葬式)にかかる費用について詳しくはこちら

火葬の流れ

火葬は、出棺から収骨まで厳かな流れに沿って進められます。まず葬儀後に棺を霊柩車へ収めて出棺し、火葬場へ移動します。東京博善の総合斎場のように葬儀場と火葬場が併設されている施設では、移動の負担がなく、ご遺族やご高齢の参列者様の身体的・精神的な負担を大きく軽減できるのが利便性における大きな特徴です。

到着後は、火葬炉の前で最後のお別れをする納めの式を行い、焼香や読経で故人を偲びます。その後、火葬には通常40分から1時間半程度を要するため、待合室で過ごします。火葬終了後は、ご遺族でご遺骨を骨壷に収める収骨を行い、埋葬許可証を受け取って一連の儀式が完了します。

出棺

葬儀が終了したら、遺族や故人の友人が棺を担いで運び、霊柩車や寝台車に乗せて出棺となります。出棺の際は喪主を務めた人が位牌を持ち、喪主の次に故人との関わりが深い遺族が遺影を持つのが一般的です。

火葬場への移動

棺を乗せた霊柩車や寝台車が出発したら、火葬に参列する人は火葬場へ向かいます。故人と関係が深い遺族は棺と共に霊柩車で火葬場へ向かい、その他の親戚などはマイクロバスやハイヤーなどの車両で火葬場に移動します。葬儀場と火葬場が併設されている場合は、移動の必要はありません。

火葬場に到着したら、喪主が火葬場のスタッフに火葬許可証を提出します。火葬許可証とは死亡届を役所に提出した際に発行される書類であり、これがないと火葬が行えません。火葬当日に書類を忘れることのないよう、十分注意してください。紛失が心配な場合は、火葬許可証を葬儀場のスタッフに渡しておくとよいでしょう。

落合斎場については「【公式】落合斎場」で詳しく紹介しています。

納めの式

火葬許可証を提出した後は、納めの式が行われます。納めの式とは故人との最後のお別れの場であり、火葬炉の前にて執り行われます。納めの式では僧侶にお経を読んでもらい、参列者で焼香をするのが一般的です。このタイミングで、棺の小窓を開け、故人の顔を見てお別れをすることも可能です。

ご遺体の火葬

納めの式が終わったら、ご遺体が火葬されます。火葬炉に棺が入れられ、40分〜1時間半ほどかけてご遺体を焼却します。火葬が行われている間は、待合室や休憩スペースなどで待機するのが一般的です。

火葬事業については「環境配慮と高い火葬能力で社会インフラを支える」で詳しく紹介しています。

収骨

火葬が終了したら、収骨を行います。火葬場のスタッフから案内があったら収骨室に移動し、お骨の説明を受けます。その後、故人のご遺骨を骨上げして骨壷に納めていきます。収骨は喪主から行い、次に故人との関係が深かった家族、親戚の順番で行われます。

埋葬許可証を受け取る

収骨が終わったら、骨壷と共に埋葬許可証が渡されます。埋葬許可証は、ご遺骨をお墓や納骨堂などで埋葬する際に必要となるため、大切に保管しましょう。

火葬場での注意点

火葬場は、故人との最後のお別れを行う厳かな場所です。参列する際は、周囲への配慮とを忘れないようにしましょう。

まず、棺の中に納める副葬品には注意が必要です。燃えやすいものや有害物質が出ないものが基本であり、水分量が多い食べ物、大きなぬいぐるみ、機械類、金属、プラスチック製品などは、火葬炉を傷めたり不完全燃焼の原因となったりするため制限されています。

また、館内での写真撮影は全面的に禁止されています。火葬炉付近はもちろん、待合室などでも撮影は控え、静かに過ごすのが一般的です。東京博善の総合斎場には、他のご喪家も多くいらっしゃるため、大きな声での会話は避け、悲しみの中にいる方々への思いやりを持って行動することが大切です。

副葬品

火葬を行う際、棺に故人が好きだったものや生前使っていたものなどを「副葬品」として入れることが可能です。ただし、何でも入れてよいというわけではなく、基本的に燃えやすく、有害な物質が出ないものしか納めてはいけません。

棺に入れてはいけないもの

  • 水分量が多い食べ物
  • 大きなぬいぐるみ
  • 機械類
  • 金属
  • プラスチック

また副葬品の中には事前に申請が必要なものもあるため、何を入れるかを早めに決めておくのがよいでしょう。

写真撮影は控える

火葬場では写真撮影は禁止されています。参列者同士で写真を撮ったり、火葬炉や待合室の様子を撮影するのは避けましょう。

静かに過ごす

火葬場では大声で騒がず、静かに過ごすのが一般的です。火葬場には他のご遺族もいらっしゃるため、周囲の迷惑にならないよう配慮しましょう。

▶火葬炉の仕組みと種類について詳しくはこちら

火葬料金に関するよくある質問(FAQ)

火葬料金に関する疑問について、プロの視点からお答えします。ぜひ参考にしてください。

Q. 火葬料金の全国の相場は?

A. 火葬料金の全国的な相場は、運営主体が公営か民営かによって大きく異なります。地方に多い公営火葬場の場合、その市区町村に住んでいる住民であれば無料から5万円程度で利用できるのが一般的です。一方で、東京23区のように民営火葬場が中心となる地域では、5万円から15万円程度が金額相場となります。

なかでも、都内に6ヵ所の総合斎場を構える東京博善では、火葬炉に複数のランクを設けており、ご予算やご希望に合わせた選択が可能です。また、近年はニーズの変化に合わせ、夕刻から火葬を行う夕刻葬(夜火葬)のように、利便性と費用を両立した柔軟なプランも提供されています。地域や施設の種類、火葬炉の等級によって金額は変動するため、事前に確認しておくことが大切です。

Q. 火葬料はいつ払うものですか?

A. 火葬料をいつ払うかのタイミングは、利用する施設が公営か民営かによって異なりますが、一般的には火葬の当日、あるいは葬儀費用とあわせて後日精算する形が一般的です。

公営火葬場を個人で手配する場合は、当日に火葬場の受付窓口で火葬許可証を提出する際、現金で支払うことが多く見られます。一方、葬儀社に火葬の手配を依頼している場合は、火葬料が葬儀プランの中に組み込まれていることが多いため、葬儀終了後に他の費用とまとめて支払う流れがスムーズです。

東京博善の総合斎場を利用される場合、葬儀社を通じて一括でお支払いいただくことが可能です。火葬当日の慌ただしい中で現金を用意する負担を軽減できるため、事前に葬儀社へ確認しておくのがよいでしょう。

Q. 火葬料の渡し方は?

A. 火葬料の渡し方は、葬儀の形態や火葬場の手続きによって異なります。葬儀社を介して火葬を執り行う場合は、火葬料が葬儀プランの諸費用に含まれていることが一般的です。この場合、葬儀終了後に他の費用とまとめて精算するため、火葬当日に窓口で現金を渡す必要はありません。

一方で、ご自身で公営火葬場などの手配を行い、当日に直接支払う場合は、火葬場の受付窓口で火葬許可証を提出する際に現金で支払います。その際、火葬料は不祝儀袋に包んだり封筒に入れたりする必要はなく、現金のまま手渡して差し支えありません。

なお、東京博善の総合斎場を利用される際は、葬儀社を通じて一括でお支払いいただける仕組みを整えております。火葬当日の慌ただしい場面で多額の現金を持ち歩く負担を軽減できるため、事前に葬儀社へ確認しておくのがよいでしょう。

東京博善が提供する葬儀・火葬サービス

東京博善は、東京都内に6カ所の葬儀場・火葬場が一体となった総合斎場を運営しております。

お通夜からご葬儀・告別式、火葬までを1ヵ所で執り行うことが可能です。

24時間ご利用可能な安置設備を完備しており、家族葬から大規模なご葬儀まで、ご希望に合わせた多様なプランをご用意しています。

東京博善のサービスについては「東京博善の葬儀・火葬サービス」で詳しく紹介しています。

東京博善の総合斎場が選ばれる理由

1921年の設立より100年以上の歴史を持つ東京博善は、国内最大の民営火葬場としての実績と信頼を誇り、東京23区内の約70パーセントの火葬を取り扱っております。

ご遺族に寄り添う私たちの斎場が多くの方に選ばれる理由について紹介します。

アクセスがよく火葬場が併設されている

東京博善が運営する町屋・落合・堀ノ内・代々幡・桐ヶ谷・四ツ木の都内6カ所の斎場は、すべて最寄り駅から徒歩圏内の好立地にあります。

また、火葬場と葬儀式場が併設されている「総合斎場」であるため、出棺から火葬場まで車両などを用いて移動する必要がありません。

マイクロバスなどの手配にかかる費用や時間がかからず、ご遺族やご高齢の参列者の方々の身体的・精神的な負担を大きく軽減できる点が、多くの方から厚い支持をいただいております。

堀ノ内斎場については「【公式】堀ノ内斎場」で詳しく紹介しています。

多様なニーズに応えるサービスを提供

時代とともに変化する葬送文化やお客様のニーズに対応し、東京博善では柔軟なサービスを提供しております。

例えば、日中のご参列が難しい方々のために、夕刻から執り行う「夕刻葬(夜火葬)」をご用意しております。

そのほかにも、ご遺骨のパウダー化を行う粉骨サービス(33,000円程度~)や、ご希望に合わせた部分引き取り供養など、ご喪家のご要望に沿った供養の形を実現できる環境を整えております。

火葬を執り行う前に費用を把握しておきましょう

この記事のまとめ

  • 火葬を執り行う際は、火葬場や葬儀社に支払う費用、接待費、お布施などがかかる
  • 火葬費用を抑えたい場合は、葬祭扶助制度を活用したり葬祭費・埋葬料を申請したりするとよい
  • 火葬は、出棺・火葬場への移動・納めの式・ご遺体の火葬・収骨という流れで行われる
  • 火葬場では写真撮影は控え、静かに過ごす

大切な人が亡くなったら、火葬を行って弔う必要があります。火葬を行うにはまとまった費用がかかるため、どの程度の金額が必要なのかあらかじめ確認しておきましょう。火葬費用を抑えるには、葬祭扶助制度を利用したり、葬祭費・埋葬料を申請したりするのがおすすめです。 

監修者 SUPERVISOR
1級葬祭ディレクター 志岐 崇

2006年に葬儀の仕事をスタート。「安定している業界だから」と飛び込んだが、働くうちに、お客さまの大切なセレモニーをサポートする仕事へのやりがいを強く感じるように。以来、年間100件以上の葬儀に携わる。長年の経験を活かし、「東京博善のお葬式」葬祭プランナーに着任。2023年2月代表取締役へ就任。

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