一日葬とは?葬儀費用から流れ、内容、家族葬など他の葬儀との違いまで解説
近年注目される一日葬ですが、費用や流れ、他の葬儀との違いなど知っておくべき点は多岐にわたります。メリット・デメリット、費用相場、当日の流れ、ご遺族と参列者の気をつけたいポイントまで、その要点を解説します。
この記事で分かること
- お通夜を省略する一日葬の概要と、他の葬儀形式との違い
- 遺族の負担軽減といったメリットと、参列者が限定されるなどのデメリット
- ご臨終から火葬までの具体的な流れと費用相場
- 菩提寺への事前相談など、一日葬を執り行う際の注意点
「ひとたび」は、東京都内で6つの総合斎場を運営する東京博善(創業100年超)がお届けするお役立ちコラムです。現場を知り尽くした専門スタッフが、葬儀・法要・終活の疑問に分かりやすくお答えします。
一日葬とは?
一日葬とは、従来2日間にわたって行われていたお通夜を省略し、葬儀式から告別式、火葬までを1日で完結させる葬儀形式のことです。一般的にはご逝去から三日目に執り行われることが多く、1日で儀式を終えるため、ご遺族や参列者の身体的・精神的な負担を軽減できるのが大きな特徴です。
近年、葬儀の小規模化や価値観の変化に伴い、一日葬を選ぶ方が増えています。限られた時間の中でも、故人との最後のお別れを丁寧に行いたいというご喪家のニーズに寄り添った、現代にふさわしいお別れの形といえます。
また、一日葬では葬儀当日に初七日法要をあわせて行う「繰り上げ法要」を営むのが一般的です。本来は死後七日目に行う儀式ですが、式当日に組み込むことで、改めて親族が集まる負担を抑えつつ、しめやかに供養を執り行えます。こうした合理性と丁寧さを両立できる点も、多くの方に選ばれる理由となっています。
お通夜を執り行わない葬儀形式
一日葬とは、お通夜の儀式を省略し、葬儀式から告別式、火葬までを1日で完結させる葬儀形式を意味します。かつてはお通夜と葬儀を2日間にわたって行うのが一般的でしたが、近年はご遺族の体力的な負担軽減や、参列者の日程調整に配慮してこの形式が選ばれるようになっています。
一般的に、ご逝去から翌日以降に執り行われます。これは、法律により亡くなってから24時間を経過しなければ火葬ができないためです。
一般葬や他の葬儀との違い
一日葬と一般葬の大きな違いは、儀式を執り行う日程です。一般葬や二日葬は、お通夜と葬儀式・告別式を2日間にわたって行いますが、一日葬はお通夜を省略し、1日で儀式を完結させます。そのため、一般葬と比較してご遺族や参列者の身体的・精神的な負担を大きく軽減できるのが特徴です。
また、一日葬と火葬式(直葬)は「1日で完了する」という点は共通していますが、その内容は異なります。火葬式はお通夜や葬儀式などを一切行わず火葬のみを執り行うのに対し、一日葬は告別式などの儀式を丁寧に行います。
一日葬は一般葬に比べて規模が小さくなる傾向にありますが、参列者の受け入れや香典の扱いは、ご遺族の意向で自由に選択できます。都区内で23区内の約70パーセントの火葬を取り扱う弊社の実績においても、限られた時間の中で故人との最後のお別れを大切にしたいというニーズから、この形式は広く浸透しています。
一日葬が選ばれている背景
近年、一日葬を選ぶ方の割合が増加している背景には、社会的な変化があります。高齢化や核家族化が進み、高齢のご遺族にかかる体力的な負担を少しでも減らしたいというニーズが高まっています。
実際に、東京23区内の約70パーセントの火葬を取り扱う弊社の実績から見ても、無駄を省きながら故人を丁寧に見送りたいという価値観の変化が顕著です。
簡素でありながらも心のこもった一日葬が選ばれる理由につながっています。
一日葬と家族葬の細かな違い
一日葬と家族葬は混同されやすいですが、着目するポイントが異なります。一日葬は「お通夜を省略し、告別式から火葬までを1日で行う」という時間的な形式を指す言葉です。一方、家族葬は参列者を家族や近親者などの限定的な範囲に絞るという、呼び出しの範囲に着目した名称です。
一日葬と家族葬の違いを正しく理解すれば、ご希望に合わせてこれらを組み合わせることもできます。
例えば、参列者を家族だけに限定し、かつ1日で儀式を終える「一日家族葬」という選択も可能です。東京23区内の約70パーセントの火葬を取り扱う弊社の実績でも、こうした合理性と丁寧さを両立させた形式を選ぶ方が増えています。
一日葬のメリット・デメリット、注意点
ここまで、一日葬の概要について解説してきましたが、規模を小さくできて費用を抑えられるというメリットのほかにも、一日葬にはいくつか利点があります。加えて、デメリットについても理解しておいた方がよいでしょう。ここからは、一日葬のメリット・デメリットを詳しく紹介します。
一日葬のメリット
一日葬は葬儀の小規模化が進む現代において、形式を簡素化しつつも、気品ある空間で丁寧にお別れができる合理的な選択肢といえます。他のメリットも以下の3つにまとめました。
ご遺族やご親族の体力的な負担を軽減できる
一日葬は、ご遺族やご親族の体力的な負担を軽減できるのがメリットです。特に、ご高齢のご遺族がいる場合、2日間に渡って執り行われる葬儀に参列するのは体力的に難しい可能性があります。しかし、一日葬は1日で完結するため、ご遺族やご親族の負担軽減になるでしょう。
参列者を限定せずに広く出席してもらうことが可能
一日葬は参列者の範囲に明確な決まりがないため、親族や会社関係者、知人などが参列するのが一般的ですが、家族葬のように家族や親族だけで執り行うことも可能です。参列者を限定した場合、参列できなかった方からの不満や、弔問客との関係調整が必要になる可能性も指摘されています。
ご親族の宿泊の心配がいらない
遠方に住むご親族が参列する場合、一日葬であれば日帰りも可能なため、宿泊の心配をしなくてすむでしょう。葬儀を2日間に渡って執り行う場合は、ご親族の宿泊先の手配をご遺族がしなくてはならないことがあります
また、一日葬では葬儀に要する日数が短いため忌引休暇も短くでき、遠方のご親族も参列しやすいというメリットもあるでしょう。
一日葬のデメリット
デメリットを把握して後悔のないようにしましょう。注意点として、単なる費用の節約ではなく、故人との時間をどう確保すべきかを、経験豊富な葬儀社と事前によく検討することが後悔しないための秘訣です。
日中に行われるため参列者が出席しにくい可能性がある
一日葬は葬儀を日中に執り行うため、参列者が出席しにくい可能性があります。近年、葬儀の参列者は夕方から執り行われるお通夜に参列する場合が多く、お通夜に参列できない場合は告別式に出席するという方もいるでしょう。
しかし、一日葬は夕方からのお通夜がないことや、参列する日が1日しかないことにより、参列者が限られることも考えられます。告別式は主に日中に執り行われるため、仕事で都合がつかない可能性を避けるためにも、大切な関係者には事前に確認が必要です。
葬儀場利用費や安置費用は安くならない場合がある
お通夜を執り行わない場合でも、ご遺体の安置場所として葬儀場を利用する場合は安置費用がかかります。また、葬儀が1日であっても、ご遺体は前日に葬儀場に運び入れることも少なくありません。そのため、安置費用や葬儀場利用費は、一般的な葬儀と同額になる可能性があります。
菩提寺の方針と異なる場合がある
菩提寺がある場合、従来の葬儀の手順を守ることがあり、一日葬に難色を示される可能性があります。そのため、葬儀形式を決める前に菩提寺への確認が必要になるでしょう。相談せずに決めてしまうと、トラブルにつながる可能性があるため注意が必要です。
一日葬の内容・日程・スケジュールと流れ
一日葬のメリットとデメリットを把握した上で、具体的なスケジュールと当日の流れを確認しましょう。
一日葬は、故人が亡くなった翌日以降に執り行われることが一般的です。通夜を行わないため、準備期間は短縮されます。当日のスケジュールは、午前中に葬儀式と告別式を行い、午後から火葬を執り行う流れが一般的です。全体の所要時間は、式典から収骨までを含めておおよそ4時間から5時間程度となります。
法律により、亡くなってから24時間を経過しなければ火葬ができないため、最短で翌々日の実施となる場合があります。
一般的な一日葬の流れ
一般的な一日葬の流れ
- 1日目:ご臨終・葬儀社との打ち合わせ
- 2日目:葬儀の準備・納棺の儀
- 3日目:葬儀式・告別式・火葬
最短で執り行う場合の流れ
逝去日を1日目とした場合、葬儀は一般的に以下の流れで執り行われます。
最短で執り行う場合の流れ
- 1日目:ご臨終・葬儀社との打ち合わせ・葬儀の準備
- 2日目:納棺の儀・通夜
- 3日目:葬儀式・告別式・火葬
ご臨終~納棺
一日葬はお通夜を執り行いませんが、お通夜以外の流れは一般葬とほぼ同様です。一般的に、ご臨終を迎えたのち、葬儀社に連絡を入れてご遺体を搬送してもらいます。法律上、亡くなってから24時間を過ぎてからでないと火葬ができないため、その日のうちに葬儀を執り行うことはありません。
次に、葬儀社と打ち合わせをし、葬儀場や費用、喪主などさまざまなことを決めます。菩提寺がある場合は、一日葬を行うことの相談も必要でしょう。葬儀の内容が決定したら、親族や参列者へ連絡します。
一般的に、亡くなった日は搬送と葬儀社との打ち合わせで、2日目に葬儀の準備を行うことが多いです。ただし、亡くなった時間によっては、そのすべてを亡くなった日の当日に行う流れになることもあります。
また、故人に死装束を着せる「納棺の儀」については、葬儀の準備が終わった後に執り行う場合と、葬儀式当日に執り行う場合があります。ご遺族の都合や葬儀社の進め方によっても異なるため、確認が必要です。
ご臨終から納棺までに行うこと
ご臨終から納棺までに行うこと
- 葬儀社を決め連絡
- 葬儀の形式を決める
- 菩提寺がある場合は連絡
- 葬儀日程を決め、葬儀場・火葬場を予約する
- 遺影、祭壇・仏具・棺を決める
葬儀式・告別式・火葬(法要・精進落とし)
葬儀の準備が終わったら、葬儀式・告別式・火葬という流れになります。一般的に、葬儀式・告別式・火葬は亡くなってから3日目に行われますが、葬儀準備を1日目にすませた場合は2日目になることもあるでしょう。
一日葬の場合、葬儀式・告別式・火葬・初七日法要の後に「精進落とし」が行われることもあります。一方で、家族葬を一日葬で執り行う場合には、葬儀・告別式・火葬・初七日法を近親者のみで執り行い、「精進落とし」は行わずに終えることが多いです。
火葬については、葬儀式・告別式が終わってから行われる「後火葬」が一般的です。ただし、地域によっては葬儀式・告別式より先に出棺する「前火葬」を行う場合もあります。
一日葬にかかる費用と内訳
一日葬の内容や流れを理解したところで、葬儀費用についても気になる方が多いのではないでしょうか?ここからは、一日葬にかかる費用と内訳を紹介します。
費用相場
一日葬にかかる費用相場で葬儀の基本料金と飲食接待費を合わせた平均的な目安を紹介します。お通夜を省略するため、一般葬と比較して飲食費用や返礼品の費用を抑えられる傾向にあります。
二日間におよぶ儀式が一日となるため、一般的な葬儀よりもお布施の金額が少なくなる場合もあります。
ただし、参列者を限定しない一日葬では、当日の参列人数によって飲食接待費が変動し、事前の見積もりと実際の支払額が異なることも少なくありません。
葬儀費用の相場は50万円~140万円程度
一日葬にかかる費用相場は、一般的に40万円~100万円程度とされています。 これは、「葬儀費用の基本料金」と「飲食接待費」を合わせた金額になります。ただし、精進落としを行わない場合は「飲食接待費」がかからないこともあるため、一般葬よりも費用が安くなることもあるでしょう。
参列者に制限を設けない一日葬の場合は、人数を予想しにくくなるため、見積もり金額と異なってしまう可能性があります。
お布施の相場は10万円~20万円程度
一日葬のお布施の相場は、情報源によって異なりますが、一般的には10万円~30万円程度、あるいは30万円~50万円程度とされています。寺院との関係や宗派によって金額は大きく変動します。ただし、一日葬はお通夜がないため、一般的な葬儀のお布施の相場よりも少なくなる傾向にあります。
葬儀費用の内訳
一日葬の費用を考える上で、基本料金と飲食接待費の構成を正しく理解することが大切です。一日葬は、お通夜に伴う飲食費用や返礼品を抑えられる傾向にありますが、基本料金には式場利用費や火葬費用、安置費用、搬送代などが含まれます。
特に注意が必要なのは、式場利用費や安置費用です。お通夜を省く形式であっても、前日から式場を準備したり、ご遺体を安置したりする場合、利用日数に応じた費用が発生するため、一般葬と大きな差が出ないこともあります。
また、飲食接待費は参列人数によって変動しやすいため、日中の開催で人数の予測が難しい一日葬では、事前に詳細な打ち合わせを行うことが重要です。弊社が運営する総合斎場では、厳選された素材によるお料理の提供など、ご予算に合わせた柔軟な対応を行っています。
葬儀の基本料金
一日葬では、葬儀場利用費・葬祭用品・安置費用・搬送代・運営費など、葬儀の基本料金がかかります。一般葬よりも、準備するものは少ない傾向にあるようです。火葬費用は、基本料金に含まれる場合と火葬場で直接支払う場合があります。葬儀費用の見積もりの際に、きちんと確認しておきましょう。
火葬費用は、基本料金に含まれる場合と火葬場で直接支払う場合があります。葬儀費用の見積もりの際に、きちんと確認しておきましょう。
一日葬の基本料金の内訳
一日葬の基本料金の内訳
- 葬儀場利用費
- 葬祭用品
- 安置費用
- 搬送代
- 運営費
- 火葬費用
飲食接待費
精進落としなど食事を伴う会食を行う場合には、飲食接待費が考えられます。この費用には、飲食にかかる費用などが該当します。
飲食接待費は参列者の人数によって総額が大きく変動するため、注意が必要です。特にお通夜を省く一日葬では、日中のみの開催となるため参列人数の予測が難しく、事前の見積もりと実際の支払金額が異なることも少なくありません。
弊社が運営する総合斎場では、厳選された素材によるこだわりの料理を提供しており、ご予算や参列人数に合わせた柔軟な対応が可能です。予期せぬ人数変更に備え、あらかじめ葬儀社の担当者と詳細な打ち合わせを行っておくことが大切です。
飲食接待費の内訳
- 会葬御礼状
- 会葬御礼品
- 香典返し
- 飲食費(精進落とし)
一日葬へ参列するとき(参列者)のマナー
葬儀に参列する際は、ご遺族への配慮を忘れず、場にふさわしい振る舞いを心掛けることが大切です。ここでは、一日葬へ参列する際に押さえておきたいポイントを紹介します。
服装は準礼装がふさわしい
一般的な葬儀と同様に、一日葬の服装は準礼装であるブラックフォーマルが望ましいでしょう。正式礼装は避けて、喪主より格式が低い服装にするのが適切とされています。
葬儀の案内に「平服」と記載されていた場合は、略礼装にするよう心掛けましょう。
男性の服装マナー
- 準礼装のブラックスーツ(喪服として販売されているもの)
- 黒色のネクタイ・靴下・靴
- 白色のワイシャツ、襟はレギュラーカラー
女性の服装マナー
- 黒色のアンサンブル(ワンピース・スーツも可)
- 黒色のインナー・ストッキング
- 黒色のパンプス
- アクセサリーは、真珠・黒曜石は可
香典を用意しておく
一日葬に参列する際に、香典が必要かどうか迷った場合は用意しておくことをおすすめします。ただし、家族葬の場合は、香典を辞退されることが多いです。当日、受付やご遺族に香典を差し出した際に断られる場合がありますが、そのときは素直に受け入れましょう。
一日葬を執り行うとき(ご遺族)のマナー
一日葬は、通常葬儀で執り行われるお通夜を省くため、周囲への配慮が必要です。そこでここからは、一日葬を執り行うときのご遺族の気を付けたいポイントを紹介します。
菩提寺に事前に相談する
一日葬を執り行う前に、菩提寺に事前の相談が必要です。菩提寺によっては、方針と異なるという理由から一日葬を受け入れてもらえない可能性もあります。そのため、「一日葬を執り行います」という連絡ではなく、「どうしたらよいでしょうか」と事情を話して相談するようにしましょう。
香典や供物などを辞退する場合は訃報連絡のときに意向を伝える
一日葬で香典や供物などを辞退する場合、訃報連絡の際に意向を伝えるようにしましょう。一日葬の案内にも、辞退の旨を明記すると分かりやすいでしょう。
家族葬を一日葬で執り行う場合、訃報は葬儀後に送る
家族葬を一日葬で執り行う場合は、訃報連絡は葬儀後に行うのがよいでしょう。家族葬で参列者を制限していても、事前に知らせてしまうと訃報を知ったそれ以外の方が来訪される可能性があります。
一般的に、葬儀後に訃報連絡をする場合は報告を兼ねて「家族葬で執り行いました」と送る場合が多いです。事前に訃報を知らせる必要がある方には、「家族と近親者のみで執り行います」といった内容を明記しましょう。また、香典を辞退する場合はその旨も伝えるようにしてください。
一日葬の後の流れ
一日葬を終えた後は、一般葬と同様に忌明けの儀式である四十九日法要の準備を進めます。一日葬はお通夜を省く形式ですが、葬儀後の供養を疎かにしてよいわけではありません。法要は故人の冥福を祈り、ご遺族が日常生活へ戻る区切りとなる大切な儀式です。
法要の会場には、葬儀を行った総合斎場を利用するのが便利です。東京博善の各斎場では、読経から会食までを一箇所で執り行える設備を整えており、移動の負担を抑えたスムーズな進行をサポートしています。また、相続手続きや遺産整理といった葬儀後の実務的な悩みについても、グループ会社の専門サービスを通じてワンストップで相談できる体制を構築しています。
四十九日法要
一日葬を終えた後に執り行う最も重要な儀式が四十九日法要です。これは故人が極楽浄土へ行けるよう祈る節目の法要であり、ご遺族にとっても日常生活へ戻るための大切な区切りとなります。一日葬は効率的な形式ですが、その後の供養を丁寧に行うことが心の安らぎにつながります。
本来は亡くなってから四十九日後に行いますが、近年は参列者の集まりやすさを考慮し、直前の土日などに日程調整をするのが一般的です。また、葬儀当日に初七日法要をあわせて行う繰り上げ法要を営む場合も、四十九日法要は改めて別日程で設けます。
準備の際は、早めにお寺へ連絡して僧侶の都合を確認することが重要です。法要の会場には、移動の負担がない葬儀場併設の総合斎場を利用すると、読経から会食までスムーズに執り行えます。
一日葬に関するよくある質問(FAQ)
一日葬を検討する際、多くの方が抱く疑問について、都区内で長年葬儀に携わってきた専門的な視点からお答えします。
Q. 一日葬でも喪主挨拶はしますか?
A. はい、一般葬と同様に告別式の終了時や出棺の際に喪主挨拶を行うのが一般的です。一日葬はお通夜を省く形式ですが、故人を偲び、参列してくださった方々へ感謝を伝える大切な場であることに変わりはありません。挨拶の内容も、参列への謝辞や故人の思い出を簡潔にまとめたもので差し支えありません。
Q. 一日葬で後悔するポイントはどんなところですか?
A. 最も多いのは、お通夜がないため「最後のお別れの時間をもっと長く確保したかった」と感じる場合です。特に夕刻以降の参列を希望していた方が参列できず、後日自宅への弔問が重なって対応に追われることもあります。また、菩提寺がある場合は、儀式の省略について事前に相談しておくことが、後の納骨トラブルを避けるために非常に重要です。
Q.キリスト教や神道でも一日葬は可能ですか?
A.キリスト教や神道においても、一日葬を執り行うことは可能です。本来、キリスト教では前夜祭や通夜の祈り、神道では通夜祭が行われますが、現代ではこれらを省略し、一日で儀式を完結させる形式も選ばれています。
ただし、宗教儀式にはそれぞれ特有の流れがあるため、事前に所属する教会や神社の了承を得ることが不可欠です。一日葬という形式が教義や慣習に沿うかどうか、まずは宗教者に相談するようにしましょう。
東京博善が提供する新しい葬儀の形
東京博善の総合斎場は、ご遺族や参列者の負担を軽減し、心静かに故人を見送るための充実した設備とサービスを提供しています。
都内でも有数の規模を誇る施設として、これまでに数多くのご喪家様にご利用いただいてきました。
ここでは、多くの方に弊社の斎場が選ばれている主な三つの理由を紹介します。
葬儀場と火葬場が一体となった総合斎場
東京博善の斎場は、お通夜からご葬儀・告別式まで執り行える式場が併設された総合斎場です。
出棺から火葬場まで移動する必要がないため、ご高齢のご遺族や参列者の体力的な負担が大きく軽減されます。
1日で完結する一日葬においても、車の手配や移動の手間が省ける点は大きなメリットです。
また、24時間利用可能な安置設備も完備しており、安心して故人をお預けいただけます。
都内6カ所の好立地と気品溢れる空間設計
東京都内にある6カ所の斎場は、すべて最寄り駅から徒歩圏内というアクセスの良さを誇ります。
遠方からお越しになる親族の方にも移動の負担をかけません。
また、従来の概念にとらわれない明るく広い大理石のロビーなど、気品とやすらぎを備えた贅沢な空間設計が施されています。
有終の美を飾るのにふさわしい荘厳な空間で、心ゆくまで故人とのお別れの時間を過ごすことができます。
100年の歴史で培った信頼と実績
1921年の設立以来、100年を超える歴史を持ち、国内最大の民営火葬場として厚い信頼をいただいています。
長年培った確かなノウハウを活かし、環境に配慮した次世代型の新・火葬炉システムを開発しました。
また、サポートを必要とされるお客様への応対研修など、常にサービス向上の取り組みを行っています。
民営企業ならではの柔軟な創意工夫で、多様な葬送のニーズにお応えします。
一日葬で故人との最後の時間を悔いのないように過ごしましょう
この記事のまとめ
- 一日葬とは、お通夜を省いて執り行う葬儀のこと
- 一日葬は、ご遺族や親族の体力的な負担を軽減できる
- 菩提寺がある場合は、事前に相談が必要
- 葬儀費用の相場は、50万円~140万円程度
- お布施の相場は、10万円~20万円程度
- 香典や供物を辞退する場合は、訃報連絡のときに意向を伝える
- 一日葬を家族葬にする場合、訃報は葬儀後に送る
一日葬は、お通夜を執り行わない葬儀形式で、一般的な葬儀よりも亡くなってから葬儀式・告別式までに時間の余裕ができます。親族や葬儀社、菩提寺と相談して後悔のない葬儀を行ってください。
2006年に葬儀の仕事をスタート。「安定している業界だから」と飛び込んだが、働くうちに、お客さまの大切なセレモニーをサポートする仕事へのやりがいを強く感じるように。以来、年間100件以上の葬儀に携わる。長年の経験を活かし、「東京博善のお葬式」葬祭プランナーに着任。2023年2月代表取締役へ就任。