閉じる メニュー
葬儀を知る

【お葬式の髪型マナーを男女別で解説】髪色や長さ、最適なヘアアレンジについても紹介

【お葬式の髪型マナーを男女別で解説】髪色や長さ、最適なヘアアレンジについても紹介

お葬式は喪服で参列するのがマナーですが、髪型にもマナーがあるのを知っていますか?本記事では、お葬式の髪型に関するマナーや最適なヘアセットの方法を紹介します。明るい髪色やパーマがかかっている場合の対処法についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

東京博善のお葬式 0120-506-044 24時間365日・通話無料 お気軽にお問い合わせください 事前相談・お急ぎの方もこちらから!

お葬式の髪型に関する基本マナー

故人を偲ぶお葬式では、ご遺族や他の参列者を不快にさせない髪型で参列するのがマナーです。おしゃれさよりも、周りからどう見られるかという基準で髪を整えましょう。まずは、男女で共通するお葬式の髪型マナーを紹介します。

清潔感を意識する

お葬式に参列する際、清潔感を第一に考えて髪を整えましょう。寝癖がついていたり喪服にフケがついていたりする状態では、ご遺族や参列者を不快にさせてしまいます。

お葬式の前日にはきちんと洗髪し、くしで梳かすなど最低限の身だしなみは整えるようにしてください。

派手な髪型・髪色は避ける

お葬式では、派手な髪型や髪色はふさわしくありません。おしゃれさを優先させた派手なスタイルは、清潔感が損なわれたり常識がないと思われたりする可能性があります。そのため、お葬式の当日までに落ち着いた色に染め直すことをおすすめします。

髪型に関しても、派手に見えるアレンジは避けるのが無難です。特にロングヘアの場合は、男女問わず、髪の毛を下ろしている状態でも華美に見えることがあります。低い位置での一つ結びなどでシンプルに見えるよう意識して、マナー違反にならないよう注意しましょう。

女性のヘアアレンジには、お葬式にふさわしくないスタイルもあります。以下の髪型はお葬式にふさわしくないとされているため、うなじの高さで髪を一つにまとめるようにしましょう。

お葬式にふさわしくない女性の髪形

  • ツインテール
  • サイドテール
  • ハーフアップ
  • 高い位置でのポニーテール
  • 三つ編みや編み込み
  • ヘアアイロンで巻いた髪

お辞儀をしたときに髪が落ちてこないようにする

お葬式ではお辞儀をする機会が多いため、下を向いた時に顔に髪が落ちて来ないようにしましょう。髪が長いのであれば、後ろできっちりめに束ねるのが無難です。

結べるほどの長さがない場合、髪の毛が落ちてこないようにヘアピンで留めておくとよいです。ヘアピンでも髪の毛が落ちてくる場合は、気になる箇所をスタイリング剤で固めておきましょう。

ワックスやジェルで固めない

髪の毛をセットする際にワックスやジェルを使用する人も多いですが、お葬式では使い方に注意が必要です。

全体をまとめるために少量使う分には問題ありませんが、付けすぎると清潔感が損なわれたり匂いがキツくなってしまったりします。ワックスやジェルを付ける場合は無香料タイプを選び、髪を不自然に固めすぎないよう心がけましょう。

【男性向け】お葬式にふさわしい髪型

男性は、清潔感を意識した髪型でお葬式に参列することを意識しましょう。髪の短い男性は普段と変わらない髪型でお葬式に参列すればよいと思われがちですが、注意したい点がいくつかあります。ご遺族に不快な思いをさせないためにも、お葬式での髪型マナーを確認しておきましょう。

短髪の場合はくしで整える

髪の毛が耳にかからない長さの場合、普段通りの髪型で参列しても失礼にはあたりません。ただし、寝癖がついた状態でお葬式に参列するのは好ましくないため、髪をくしで整えておくのは忘れないようにしましょう。

髪が長い場合は後ろで束ねる

髪の毛が肩の位置より長い場合、後ろで束ねるのが望ましいです。黒のヘアゴムを使い、髪が落ちてこないようにまとめましょう。長さが足りずに髪が落ちてしまう場合は、黒のヘアピンで留める方法もおすすめです。

前髪が長い場合、七三分けやオールバックにするとすっきりまとまります。前髪が目にかからないようにまとめたら、無香料のワックスやジェルを少量使用して整えましょう。

パーマがかかっている場合はストレートに近づける

強いパーマがかかっている髪型は華美に見えるため、そのままでお葬式に参列するのは望ましくありません。ワックスやジェルを使って、可能な限りストレートに近づけるようにしましょう。

お通夜やお葬式まで日数がある場合は、美容院でストレートに戻してもらう方法もおすすめです。お葬式では身内だけでなく故人と親交のあったさまざまな方と会うため、おしゃれさよりもマナーを意識した髪型で参列するようにしましょう。

【女性向け】お葬式にふさわしい髪型

ここからは、お葬式にふさわしい女性の髪形を紹介します。

ショートヘアの場合は耳にかけて整える

ショートやボブなど短い髪型の場合、普段通りの髪型でお葬式に参列してもマナー違反にあたらないでしょう。あえて結ぶ必要はないため、寝癖をくしで整えて参列してください。

お辞儀をしたときに髪が落ちてくる場合は、耳にかけてヘアピンで留めておくのが望ましいです。

髪が長い場合は後ろで束ねる

ミディアムやロングなど長い髪型の場合、後ろで束ねるのが基本です。髪を下ろした状態でお葬式に参列するのではなく、黒のヘアゴムで髪を結ぶようにしましょう。

髪を後ろに束ねるときには、結ぶ位置にも注意が必要です。ポニーテールなど高い位置で結ぶ髪型は、お葬式にふさわしくありません。髪を結ぶ際には、耳より低い位置でまとめるようにしましょう。

後ろで束ねる以外のアレンジ方法として、シニオンなどのまとめ髪もおすすめです。その際、結び目は必ず低い位置になるよう注意しましょう。

ハーフアップや三つ編み、編み込みなどの髪型は華美な印象になるため、お葬式では控えるのが無難です。

パーマがかかっている場合はストレートに近づける

男性と同様、女性の場合もパーマのかかった髪型はお葬式にはふさわしくありません。ストレートアイロンやワックスなどを使用し、可能な限りストレートに近づけるようにしましょう。

ある程度髪が長い場合は、シニオンなどのまとめ髪にするのもおすすめです。まとめ髪にすればパーマがかかっていることが分かりにくいため、もとの髪型を変えることなくお葬式に参列できます。

お葬式の髪型に関する疑問

最後に、お葬式の髪型に関するよくある疑問についてまとめました。髪色のお悩みや前髪のまとめ方など、気になる点がある方は参考にしてみてください。

派手な髪色の場合はどうすればよい?

お葬式に派手な髪色で参列するのはマナー違反です。喪服とも不釣り合いになるため、お通夜やお葬式を実施する前日までに染め直すことをおすすめします。

とはいえ、突然身内が亡くなった場合は美容院に行く余裕がないことも多いでしょう。そのような場合は、ヘアカラースプレーで一時的に黒染めするのも一つの方法です。その他、落ち着いた髪色のウィッグを被る方法もあります。もとの髪色を変えられない場合は、一時的に黒髪に見せられるようなアレンジをしましょう。

前髪は必ずまとめる必要がある?

お葬式では前髪が顔にかからないようにすべきとされることが多いですが、人によっては前髪をまとめることに抵抗がある方もいるでしょう。前髪は目にかかる長さであればまとめるのが望ましいですが、目にかからない長さであれば無理にまとめる必要はありません。

前髪をまとめるべきか判断する基準としては、お辞儀をしたときに前髪が邪魔にならないかどうかです。前髪が顔にかかる場合は、ヘアピンで留めておくようにしましょう。

お葬式で使えるヘアアクセサリーはある?

華美なヘアアクセサリーは、お葬式にはふさわしくありません。特に光沢感のあるヘアアクセサリーは、お通夜やお葬式ではマナー違反になるため避けるのが無難です。お葬式で髪をまとめるときは、黒のヘアゴムやヘアピンなどを使用しましょう。

黒のバレッタも喪服との相性はよいですが、リボンや花がついたものはお葬式にはふさわしくありません。同様に、光沢感のある布地が使われたバレッタも避けるのが無難です。

子供の髪型はどうすればよい?

お葬式における基本的なマナーは、大人も子供も同様です。子供だからといって派手にはせず、大人と同じような髪型で参列しましょう。

髪の短い男の子の場合、くしで梳かして整えるだけでも問題ありません。髪の長い女の子の場合は、低い位置で結んだローポニーテールやシニオンなどの髪型がおすすめです。ヘアアクセサリーもシンプルなものを使用しましょう。

お葬式にふさわしい髪型で故人をお見送りしましょう

この記事のまとめ

  • お葬式での髪型は、おしゃれさよりも清潔感を第一に考える
  • お葬式では、お辞儀をしたときに髪が落ちてこない髪型に整える
  • 男性も女性も短髪ならくしで整えるだけでもよいが長髪であれば後ろでまとめる
  • 髪をまとめるときは高い位置は避け、耳の下に結び目がくるようにまとめる
  • パーマは華美な印象になりやすいため、少量のワックスなどを使ってストレートに近づける
  • 派手なヘアアクセサリーは避け、黒のヘアゴムやヘアピンなどシンプルなものを使う

お葬式は多くの身内や友人などで故人をお見送りする場であるため、マナーに適した髪型で参列するのが望ましいです。清潔感を意識したり派手な髪色は避けたりと、あらためてお葬式に適した髪型のマナーを確認しましょう。お葬式に参列する際は髪型を整え、穏やかな気持ちで故人をお見送りしましょう。 

SHARE この記事をSNSでシェアする