閉じる メニュー
葬儀を知る

ペットのお悔やみにおすすめな花とは?供花の予算やマナーも解説

ペットのお悔やみにおすすめな花とは?供花の予算やマナーも解説

家族や友人のペットの訃報を受けたときは、お悔やみの花を贈るのがおすすめです。しかし、お悔やみに適した花の種類や色などが分からず悩む方も多いでしょう。本記事では、ペットのお悔やみにおすすめな花の種類や予算、マナーなどについて分かりやすく解説します。

東京博善のお葬式 0120-506-044 24時間365日・通話無料 お気軽にお問い合わせください 事前相談・お急ぎの方もこちらから!

ペットのお悔やみの花に決まりはある?

人間のお悔やみの花にはいくつかのルールがあるため「ペットのお悔やみの花も決まりがあるのでは」と心配している方も多いでしょう。しかし、ペットのお悔やみの花には、種類・色ともに決まりはありません。

そのため、家族や友人のペットにお悔やみの花を贈りたいときは、ペットのことを想って自由に花を選ぶことができます。

お悔やみの花には、花束やフラワーアレンジメント、プリザーブドフラワーなど様々な種類があります。ペットや飼い主の方に喜んでもらえそうなものを選ぶとよいでしょう。

ペットのお悔やみの花の種類

ここからは、ペットのお悔やみにおすすめの花を紹介します。人気があるものをまとめましたので、迷ったときはぜひ参考にしてみてください。

ガーベラ

細長い花びらを多数つけたガーベラは、ペットのお悔やみによく使われる花です。清楚で可愛らしい印象があり、お悔やみの気持ちを伝えると同時にペットの仏壇を明るく華やかに飾ってくれます。

ピンクのガーベラには「感謝」という花言葉があります。いつも周りを明るくしてくれたペットに伝えるメッセージとしてもぴったりな花言葉です。お悔やみの花としてガーベラを贈る際は、花言葉の意味も一緒に伝えるとよいでしょう。

カーネーション

母の日のプレゼントとして知られるカーネーションは、仏壇やお墓にお供えするだけでなくペットに贈る花としても人気です。花が長持ちしやすいのが特徴で、夏の暑い時期でなければ2週間程度供えておくことができます。

カーネーションはさまざまな色があるのも特徴です。なかでも、白いカーネーションは亡くなった母にお供えする花としても知られているため、亡くなったペットに贈る花としてもふさわしいでしょう。

また、ピンクのカーネーションには「感謝」、オレンジのカーネーションには「清らかな愛」、黄色のカーネーションには「友情」といった花言葉があります。ペットに抱いている気持ちを表す花言葉がある場合は、ぜひその色のカーネーションを候補にしてみてください。

トルコキキョウ

ひらひらとした花びらが可憐で美しいトルコキキョウは、長持ちしやすくカーネーションと同様にお供えの花としても人気の種類です。

一重咲きはキキョウのような見た目をした清楚な印象、八重咲きやフリンジ咲きはほどよく華やかな印象があり、どちらも清らかな美しさで人々を惹き付けます。

また、バラ咲きのトルコキキョウは、その名の通りバラそっくりの見た目をしているため、バラの代わりとして贈ることも多いです。

ヒマワリ

元気な印象で周りを明るくしてくれるヒマワリは、最愛のペットを亡くして悲しむ飼い主の心も明るくしてくれる花です。ヒマワリというと大ぶりの花のイメージがありますが、小ぶりの花もあります。

ペットが夏生まれの場合や、ペットとヒマワリ畑に出かけた思い出がある場合はなおさらぴったりな花です。飼い主の方もそのエピソードを思い出して、心が安らぐかもしれません。

ペットのお悔やみの花の選び方

ペットのお悔やみの花として、具体的にどのような花を選べばよいか迷うこともあるかもしれません。その際には、以下の考え方からお悔やみの花を選んでみてはいかがでしょうか。

ペットのイメージに合う花

お悔やみの花は家族や友人のペットを思い浮かべ、イメージに合う花を選ぶのがおすすめです。

好奇心旺盛で元気だったペットにはビタミンカラーで元気な印象のある花、優しくそっと傍に寄り添ってくれていたペットには、淡い色で可憐な印象のある花などがよいでしょう。きっと、飼い主の方にもあなたがペットをイメージしながら選んだことが伝わります。

お悔やみの花はペットの遺影の前にお供えされることも多いため、イメージに合う花を送ることでさらにその場所にペットがいるような感覚になることもあるかもしれません。家族や友人のペットのイメージに合う花がないか、ぜひ探してみてください。

季節の花

季節の花は、お悔やみの花としてよく選ばれます。年間を通して手に入れられる花を贈るのもよいですが、季節の花はペットへの弔意と共に今の季節にしか感じられない美しさや情緒も一緒に伝えられます。

また、季節の花を贈ることで、飼い主が最愛のペットと過ごしたその季節の思い出が蘇ることもあるでしょう。ペットを偲ぶ時間が豊かで深いものになるため、ぜひお悔やみの花の候補にしてみてください。

長持ちしやすい花

お悔やみの花に迷ったときには、長持ちしやすい花から選ぶのもおすすめです。長持ちしやすい花は、長くペットにお供えできることや、花のお手入れが簡単などといった長所があります。

花に詳しくない場合、どの花が長持ちするか分からないこともあるでしょう。その際には、花屋に相談するのも一つの方法です。

飼い主の好きな花

ペットだけでなく、飼い主の心を癒してくれそうな花をお悔やみの花にすることもおすすめです。飼い主は最愛のペットを亡くしたことにより、心が不安定な状態になっていることも多くあります。少しでも飼い主の心が安らぐように、飼い主の好きな種類や色の花を贈ってみましょう。

ペットのお悔やみの花の予算

ペットのお悔やみの花に決まりがないように、予算の相場についても決まりがありません。そのため、飼い主が恐縮するような値段の花でなければ予算は自由に決めてよいでしょう。

お悔やみの花の値段は、花のスタイルや使う花の種類、本数などによって異なります。ペットへのお悔やみの花であれば、ミニサイズの花束は1~2千円程度、フラワーアレンジメントは3千円程度が相場です。

花屋では、予算を伝えるとその予算の範囲でお悔やみの花を作ってくれます。また、ネットでお悔やみの花を手に入れる方法もありますが、送料がかかるため、送料も含めた予算を想定することが大切です。

ペットのお悔やみに花を贈るときのマナー

ペットのお悔やみの花に決まりはありませんが、注意したいマナーはいくつかあります。飼い主の方に不快な思いをさせないよう、以下の点に配慮してお悔やみの花を送りましょう。

お悔やみの花を贈るタイミングに注意する

「家族や友人のペットの訃報を聞いてお悔やみの花を贈りたいけれど、いつがよいのか分からない」という方もいるでしょう。お悔やみの花を贈るタイミングは、飼い主の方の状況に応じて判断します。

訃報を受けたらできるだけ早くお悔やみの花を贈ることが多いですが、飼い主から「しばらくそっとしておいてほしい」などと言われたときには、飼い主の状況が落ち着いてからお悔やみの花を贈りましょう。

飼い主の心の状況が察せないときには「○○(ペットの名前)ちゃんにお花を送りたいのですが、受け取っていただける日はありますか?」などと連絡を取るのもおすすめです。

以下は、お悔やみの花を贈るタイミングの一例です。飼い主の状況が落ち着いているのであれば、これらのタイミングでお悔やみの花を贈ってみてはいかがでしょうか。

お悔やみの花を贈るタイミング(例)

  • ペットの訃報を受けたとき
  • ペットの葬儀・火葬を行うとき
  • ペットの埋葬・納骨を行うとき

花言葉にも注意して選ぶ

お悔やみの花を贈るときには、花言葉に注意します。見た目が美しくペットに似合う花であっても、お悔やみに相応しくない花言葉を持っている花の可能性もあります。そのため、事前に花言葉を調べることが大切です。

先述のとおり、大切な家族の一員であるペットを亡くした飼い主の心は不安定なことも多くあります。そのため、たとえそのような意図ではないにしろ、花が持つ縁起の悪い花言葉に飼い主の方が傷ついてしまうかもしれません。花言葉には十分に注意しましょう。

メッセージカードを添える場合は内容に注意する

お悔やみの花には、一緒にメッセージカードを添えることも可能です。メッセージカードを添える際には、死因を詮索したり飼い主の悲しみをあおるような内容などは書かないように気をつけます。

普段、飼い主の方と冗談を言い合えるほど親しい間柄であっても、お悔やみの際には飼い主を気遣い、心に寄り添うような内容を書くことが大切です。この花を選んだ理由や、ペットとの思い出などを綴ると飼い主の心も癒されることでしょう。

飼い主がその他のペットを飼っている場合は花の種類に注意する

花の中には、動物にとってよくない種類もあります。そのため、飼い主が他にも動物を飼っている場合は、花の種類に気をつけるのも重要なマナーです。

動物によくないとされる花は、ユリ科・マメ科・キンポウゲ科・アヤメ科などです。これらは一例であり、その他にもさまざまな種類の花が毒を持っているとされています。また、毒を持っていなくてもトゲがあったり誤食してしまったりすることから避けるべきとされている花もあります。

不安な場合には、ペットが間違って口にしないようにケースで覆ったプリザーブドフラワーや、ハーバリウムを送ると安心です。飼い主の方に直接相談して、どのような花のスタイルや種類がよいか希望を聞いてもよいでしょう。

ペットのお悔やみには心を込めて花を選びましょう

この記事のまとめ

  • ペットのお悔やみの花には種類・色・スタイルともに決まりはないため、自由に選んでよい
  • ペットのお悔やみにおすすめの花は①ガーベラ②カーネーション③トルコキキョウ④ヒマワリなどがある
  • ペットのお悔やみの花の選び方には①ペットのイメージに合う花②季節の花③長持ちしやすい花④飼い主の好きな花などがある
  • ペットのお悔やみの花の予算に決まりはなく、ミニサイズの花束は1~2千円程度、フラワーアレンジメントは3千円程度が相場のため、予算もこれらに合わせて決めるのがおすすめ
  • ペットのお悔やみに花を贈る際には①贈るタイミングに注意する②花言葉に注意して選ぶ③メッセージカードを添える場合は内容に注意する④飼い主がその他のペットを飼っている場合は花の種類に注意する

家族や友人のペットの訃報を受けたときには、お悔やみの花を贈って弔意を示すことができます。花のスタイルや種類、色などに決まりはないため、贈りたい花を自由に選びましょう。花の選び方に迷ったときには、ぜひ本記事を参考にしてみてください。 

SHARE この記事をSNSでシェアする