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葬儀を知る

故人の友人への訃報連絡ガイド|伝える手段やタイミング、例文などをご紹介

故人の友人への訃報連絡ガイド|伝える手段やタイミング、例文などをご紹介

家族が急に亡くなった場合、故人の友人へどのように訃報連絡をすればよいか分からないという方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、故人の友人へ訃報を伝える手段やタイミングを紹介します。訃報連絡の文面も合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

故人の友人へ訃報を伝える手段

故人の友人へ訃報を連絡する手段は、電話、メール、SNS、手紙の四つに分けられます。それぞれの手段によって特徴や適した場面などが異なるため、どのように訃報連絡をしようか迷っている方は目を通してみてください。

電話

友人への訃報連絡の手段として一般的なのが、電話を使用する方法です。電話であれば、故人の訃報を素早く伝えられますし、直接友人と話せるため確実に連絡が行き届きます。音声なのであなたの感情を相手に伝えられる上、丁寧な印象になるでしょう。すぐに訃報を伝えたいときや、故人の大切な友人には、電話での連絡がおすすめです。

相手が電話に出られないときは、留守番電話にメッセージを残しましょう。亡くなってすぐの場合には①誰が、いつ、どこで亡くなったか、②安置場所の詳細(住所・電話番号)、③葬儀日程が決まったら連絡する旨を伝え、相手がすぐ安置所に駆けつけられるようにしましょう。

友人の電話番号は、故人の携帯電話の連絡帳や電話帳などで確認しましょう。故人が高齢の方の場合、親しい友人の連絡先を手帳などにまとめていることもあるため、そちらも合わせて確認することをおすすめします。もし友人の連絡先が分からない場合は、共通の友人を通じて電話番号を教えてもらうとよいでしょう。

メール

メールを通じて故人の友人に訃報を連絡する方法もあります。メールでの訃報連絡は文章として残るため、葬儀の日程や喪主の連絡先、葬儀会場などの伝達ミスが発生しにくいのが特徴です。電話番号が分からない相手や、電話がなかなか通じない友人には、メールでの連絡が便利でしょう。

ただし、故人の友人が高齢の方の場合、メールでの訃報連絡に違和感を感じる方もいます。また、相手がメールをこまめにチェックしない人だった場合、メールが読まれず訃報連絡に気づいてもらえないことも考えられます。相手からの返信がなければ数回メールを送る、先に電話で着信を残してからメールで訃報連絡をするなど、状況に合わせた対応を心がけましょう。

LINEなどのSNS

近年は、LINEやTwitterなどのSNSを使って連絡を取り合う人が多いです。SNSの普及に合わせて、メールや電話番号を交換しないことも増えてきています。故人と友人が普段からSNSで連絡を取っていた場合は、SNSを通じて訃報連絡を行うとスムーズでしょう。ただし、SNSで訃報連絡をするのはマナー違反だと考える人もいるため、注意が必要です。まずSNSを通じて故人が亡くなったことを知らせ、後で手紙や電話で改めて訃報のお知らせをすると、より丁寧な印象になります。

LINEなどのSNSで訃報を伝える際は、故人のスマートフォンから連絡すると効率がよいです。ただし、スマートフォンのロックが解除できなければ、友人の連絡先を知ることは難しいでしょう。あらかじめパスワードを共有してもらったり、友人のSNSを登録しておいたりすれば、スムーズに訃報連絡が行えます。

手紙

訃報連絡の手段として、手紙を出すという方法もあります。手紙は電話やメール、SNSなどとは異なり、すぐに友人へ訃報を伝えることはできません。そのためは、告別式や葬儀を終えた後の訃報連絡の手段として用いられることが多いです。家族のみで葬儀を行う場合や、法要を執り行わない場合は、手紙で訃報連絡をして問題ないでしょう。

手紙での訃報連絡は事後報告になるため、連絡が遅れてしまったことを謝罪する文章を入れましょう。また、故人の友人の住所は、故人がやりとりしていた年賀状などからも確認できます。

故人の友人へ訃報を伝えるタイミング

訃報連絡を行うタイミングは、故人と友人の関係性によって異なります。こちらで紹介する訃報連絡のタイミングを参考にしつつ、いつ連絡を入れるか考えてみてください。

亡くなってからすぐ

故人が亡くなってすぐに訃報連絡を行うのは、故人と特に親しかった友人のみとなります。故人が長年付き合っており、家族のような関係性の友人がいる場合は、他の親族への連絡と合わせて訃報を伝えるとよいでしょう。故人と友人が親しかったか分からない場合は、「葬儀を執り行う前に駆けつけてほしい方」を基準にするのがおすすめです。

葬儀の詳細が決まった後

葬儀に参列してほしい故人の友人には、葬儀の詳細が決まった後に連絡をするのがおすすめです。葬儀について決まる前に連絡をしてしまうと、また改めて詳細を伝え直す手間がかかってしまうためです。家族葬を執り行う場合は、訃報を伝える際に参列を控えてほしい旨を述べるようにしましょう。

葬儀後

葬儀への参列を控えてほしい友人の方には、葬儀後に訃報連絡をするのがよいでしょう。葬儀前に訃報の連絡をした場合、参列辞退の旨を伝えていたとしても、相手が葬儀に参列しに来ることがあるためです。家族葬や親しい人のみで葬儀を執り行う場合も、葬儀が終わったタイミングで訃報を伝えるようにしましょう。

葬儀が終わった後、故人が亡くなったことを伝えると同時に参列していただけなかったことへのお詫びや、葬儀を無事に終えた報告などを伝えましょう。また、この連絡は電話やメールではなく手紙ですると、丁寧な印象になります。

故人の友人への訃報連絡で伝えるべき項目

大切な家族が亡くなると気持ちが動揺し、どのように訃報連絡をするべきか分からなくなる方も多いです。訃報の連絡をする際は、大切な項目を伝え忘れないよう注意しましょう。ここからは、故人の友人への訃報連絡で伝えるべき項目を解説していきます。

亡くなった人の名前

訃報連絡では、まず亡くなった人の名前をはっきりと伝えましょう。似た名前の方と勘違いされてしまうこともあるためです。また、故人の友人と初めて話す場合や、これまであまり話したことがなかった場合は、あなたの名前と故人との関係も述べるようにします。

亡くなった日時

訃報連絡の際は、故人が亡くなった日時も伝えるようにします。故人の死亡日時は、病院で発行される死亡診断書(死体検案書)に書かれているため、確認しておきましょう。ただし「◯時◯分」のように細かい時間まで伝える必要はなく、「◯日の午前中に永眠いたしました」といった伝え方で問題ありません。

故人の死因

訃報連絡の際は、故人の死因についても簡単に触れておきましょう。訃報連絡を受けた友人側は、故人が亡くなった理由が気になるものです。ただし、故人の死因を伝えたくない場合は、無理に死因に触れる必要はありません。

葬儀について

葬儀の方針や詳細が決まっている場合は、訃報連絡の際に伝えるようにしましょう。一般葬を行う予定であり、相手にも葬儀に参列してほしい場合は、日程や場所を案内します。一方、家族葬を執り行う場合などは、参列を辞退する旨を伝えましょう。葬儀についての詳細が決まっていない場合は、決定後に改めてメールや電話等で案内を行います。

喪主の連絡先

最後に、喪主の連絡先も伝えるようにしましょう。いざというときや、何か葬儀について疑問がある場合などに誰に連絡するべきか、電話番号やメールアドレスなどを伝えておきましょう。

故人の友人へ訃報を伝える際の例文

どのような言葉で訃報連絡をするかは、状況によって異なります。ここからは訃報連絡の例文を解説します。ぜひ参考にしてみてください。

電話での訃報連絡

葬儀内容が決まっている場合

葬儀内容が決まっている場合は、故人の名前や自分の名前を名乗った後、葬儀についての案内を行いましょう。葬儀を執り行う会場や時間帯、葬儀の形式などを忘れず案内してください。

葬儀内容が決まっている場合の例文

いつもお世話になっております。〇〇(故人の名前)の長女〇〇(あなたの名前)です。〇月〇日、父が病気により永眠いたしました。生前は父が大変お世話になり、感謝申し上げます。お通夜は〇月〇日の〇時から、〇〇(斎場の名前)で、 葬儀は翌日〇日の〇時より同じ場所で行います。葬儀の形式は〇〇です。ご連絡いただく場合、私の携帯番号までお願いいたします。電話番号は080-000-000です。

葬儀内容が決まっていない場合

葬儀内容が決まっていない場合は、まだ詳細が未定である旨と、後ほど改めて連絡することを伝えます。相手の都合もあるため、葬儀内容が決まり次第すぐに連絡を入れるようにしましょう。

葬儀内容が決まっていない場合の例文

突然のお電話失礼いたします。〇〇様の携帯電話でお間違い無いでしょうか。私は、〇〇(故人の名前)の息子〇〇(あなたの名前)です。〇月〇日の夕方、母が亡くなりました。葬儀の場所や日時につきましては、これより葬儀社の方と打ち合わせを行います。詳細が決まり次第、改めてご連絡いたします。

葬儀参列を辞退いただく場合

家族葬などで友人の葬儀参列を辞退いただく場合は、葬儀は家族のみで執り行うこと、参列や香典は遠慮いただきたい旨を伝えます。

葬儀参列を辞退いただく場合の例文

突然の連絡失礼いたします。〇〇(故人の名前)の息子の〇〇(あなたの名前)です。 〇〇が今朝方、病気により永眠いたしました。葬儀は故人の意思により家族のみで執り行い、誠に勝手ながらご参列及び御香典は遠慮ください。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

文面での訃報連絡

葬儀内容が決まっている場合

葬儀内容が決まっている場合は、お通夜や葬儀の日程や会場を案内しましょう。メールなどの場合、会場地図のURLなどを添付すると、より丁寧な印象になります。

葬儀内容が決まっている場合の例文

突然の連絡失礼いたします。夫の〇〇が、〇月〇日に永眠いたしました。葬儀は下記の通り執り行います。
通夜 〇月〇日(土)18時より
葬儀・告別式 〇月〇日(日)10〜11時
場所 〇〇斎場 
喪主 〇〇
連絡先 080-000-000

葬儀参列を辞退いただく場合

葬儀参列を辞退いただく場合は、文面にはっきりとその旨を記しましょう。葬儀は家族だけで行うこと、香典は辞退することも忘れず伝えてください。

葬儀参列を辞退いただく場合の例文

突然の連絡失礼いたします。〇〇(故人の名前)の息子の〇〇(あなたの名前)と申します。かねてより入院中だった父が、〇月〇日の夕方に永眠いたしました。父の強い意向により、葬儀は家族のみで執り行う予定でございます。参列のご厚意につきましては、失礼ながら辞退させていただきます。ご配慮のほど、よろしくお願いいたします。

既に葬儀を執り行った場合

既に葬儀を執り行った場合は、葬儀を無事に終えている旨を記します。葬儀に参列していただけなかったことや、連絡が遅くなってしまったことへの謝罪も忘れないようにしましょう。また、生前に故人と親しくしてもらったことへのお礼を述べると、丁寧な印象を与えられます。

既に葬儀を執り行った場合の例文

突然の連絡失礼いたします。〇〇(故人の名前)の娘の〇〇(あなたの名前)です。かねてより闘病しておりました父が、令和◯年〇月〇日 80歳にて永眠いたしました。生前はとても良くしていただき、誠にありがとうございました。葬儀に関しましては、父の強い希望により近親者のみの家族葬で執り行いました。本来であればすぐにでもお知らせするべきところ、今の時期になりましたことをご容赦ください。

例文などを参考に、故人の友人へ訃報を伝えましょう

この記事のまとめ

  • 訃報連絡の手段は、電話、メール、SNS、手紙の4種類がある
  • 電話は確実に連絡できる上、丁寧な印象になる
  • メールは文章として残るため伝達ミスが少ないが、訃報連絡に気づかれないことがある
  • SNSで訃報連絡をする際は、後から手紙や電話で改めてお知らせするとよい
  • 手紙は相手に届くまで時間がかかるため、葬儀後の訃報連絡の手段として用いられることが多い
  • 訃報を伝えるタイミングは、故人と友人との関係によって異なる
  • 訃報連絡では、基本的には、亡くなった人の名前、故人が亡くなった日時、故人の死因、葬儀の詳細、喪主の連絡先を伝える

訃報を故人の友人に連絡する場合、それぞれの手段によって適した状況が異なるため、その時々に合わせた連絡手段を選ぶ必要があるでしょう。また、訃報を連絡するタイミングは、故人と友人との関係によって異なります。訃報を伝える際は、今回紹介した訃報連絡の手段や連絡のタイミングなどを参考にしてみてください。 

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