60代の同窓会の服装は?会場別の選び方やコーデを紹介

仕事や子育てが落ち着いた60代になると、同窓会に出席しやすくなる方も増えてきますが、その際に悩みがちなのがどんな服装で出席するかということです。本記事では、60代の同窓会における服装選びのポイントやおすすめのコーデを紹介します。これから同窓会を控えている方は、参考にしてみてください。
【60代向け】同窓会の服装選びのポイント

まずは、60代の同窓会における服装選びのポイントを4つ紹介します。60代ならではの視点で解説しているため、還暦同窓会を控えている方も必見です。
会場の雰囲気に応じた服装選びをする
同窓会では、会場の雰囲気に応じた服装を選ぶことが重要です。60代での同窓会はホテル・料亭・居酒屋などで開催されることが多いですが、それぞれの会場によってふさわしい服装は変わってきます。
会場の雰囲気にそぐわない服装をしていると周囲から浮いてしまうため、ホテルであれば上品で格式高い服装、居酒屋であればカジュアルな服装など、会場に応じた服装選びを意識しましょう。
フォーマルで上品に見える服装が好ましい
60代の同窓会は、フォーマルで上品に見える服装で参加するのが好ましいです。参加者が60代となれば社会的地位が高い方も少なくはないため、ラフな服装で参加すると浮いてしまう可能性があります。
居酒屋などのカジュアルな会場を除き、ワンピースやスーツなどのフォーマルな服装を意識することがポイントです。
明るめの色を取り入れると若々しく見える
同窓会で若々しい印象を与えるためには、明るめの色を取り入れるのがおすすめです。60代は暗めの色を選びがちですが、トップスが暗めだと顔がくすんで見えてしまうことがあります。
60代からはあえて明るめの色を取り入れることで、華やかで若々しい雰囲気に着こなせます。すでに持っている服装が暗めの場合は、スカーフやコサージュなどを使う方法もおすすめです。
着やせや体型カバーできる服装でスタイルアップ
体型のお悩みを持つ60代の方は、着やせや体型カバーできる服装を選びましょう。服装次第で、すっきりとしたシルエットで着こなせます。
例えば、お腹やお尻周りをカバーしたい60代の女性は、Aラインのワンピースを選ぶと体型をふんわりカバーできます。また、二の腕が気になる60代の女性は、袖にゆとりのあるデザインを選ぶことで華奢な印象に見せられます。
会場別の60代にふさわしい服装の選び方

同窓会を開催する会場によって、ふさわしい服装は変わってきます。ここからは、ホテル・料亭・レストラン・居酒屋といった会場別の服装の選び方を紹介します。
ホテルでの同窓会ならフォーマルな服装
ホテルで開催される同窓会では、フォーマルな服装が好ましいです。上品なワンピースやかっちりしたセットアップであれば、華やかな会場でも浮いてしまう心配はないでしょう。
60代の同窓会では結婚式にお呼ばれした時のようなパーティードレスを着用する必要はありませんが、上質な素材の服装を選ぶことで年相応の美しさを引き出せます。
料亭での同窓会なら座っても窮屈でない服装
料亭での同窓会ではお座敷で食事をすることが多いため、座っても窮屈にならない服装がおすすめです。スカートの場合は正座をした時に膝が隠せるもの、パンツの場合はストレッチ性の効いたものであれば、お座敷でも快適に過ごせるでしょう。
ドレスコードとしては、ホテルよりもカジュアルな服装で構いません。ただし、高級料亭だとカジュアルすぎる服装は浮いてしまうため、料亭の格式に合わせた服装を選びましょう。
レストランや居酒屋での同窓会ならきれいめカジュアルな服装
レストランや居酒屋での同窓会では、他の会場よりもカジュアルな服装で構いません。カジュアルな同窓会でかしこまった服装をするとかえって浮いてしまうこともあるため、上品なワンピースなどは避けるのが無難でしょう。
一方で、60代がカジュアルすぎる服装で参加すると、だらしないと思われてしまう可能性があります。レストランや居酒屋での同窓会だからといって普段着などではなく、きれいめな服装を意識するのがポイントです。居酒屋では座敷の場合もあるため、膝が隠れるスカートを選ぶと安心でしょう。
60代におすすめの同窓会コーデ

ここからは、60代の女性におすすめの同窓会コーデを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
上品な雰囲気に着こなせるミモレ丈のワンピース
フォーマルからカジュアルまであらゆるシーンで着こなせるのが、ミモレ丈のワンピースです。60代は丈の短いスカートは敬遠されがちですが、ミモレ丈のスカートであればエレガントな印象を与えられます。
ワンピースは色や柄、素材によってかっちりした印象にもふんわりした印象にもなるため、会場の雰囲気に合わせたデザインを選ぶとよいでしょう。
すっきりしたシルエットのパンツスーツ
すっきりとしたシルエットのパンツスーツも、60代の同窓会の定番コーデです。パンツスタイルであれば、座敷であってもめくれる心配がありません。
ビジネスで着るようなスーツだとかっちりし過ぎてしまうため、華やかさを感じさせる色や素材を選びましょう。ツイード素材のスーツであれば上品な印象になるため、60代の同窓会にもおすすめです。
ジャケット×ワンピースできれいめなコーデ
ワンピースの上からジャケットを羽織ったスタイルは、ホテルや料亭などフォーマルさを引き立たせたい時にぴったりです。華やかなワンピースでも、ジャケットを合わせることで締まった印象になります。
ジャケットは定番のダークカラーもよいですが、白やベージュなどの明るめのカラーを選ぶことで、暗く見えがちな60代の肌を明るい印象に見せられます。
白シャツ×ロングスカートのシンプルなコーデ
レストランや居酒屋で集まる同窓会では、白シャツとロングスカートを合わせたコーデもおすすめです。気取りすぎていない服装なため、カジュアルな会場でも浮いてしまう心配はありません。
白シャツなら顔周りも明るく見えるため、肌が暗めに見える60代の女性にもおすすめです。清潔感も感じさせるコーデなため、久々に会う知人にも好印象を与えられることでしょう。
60代が注意したい同窓会の服装選びの注意点

ここからは、60代がとくに注意したい同窓会の服装選びのポイントを紹介します。せっかくの同窓会を服装で台無しにしないためにも、あらかじめ確認しておきましょう。
年代に応じた服装を選ぶ
同窓会では、年代に応じた服装を選ぶのがポイントです。同窓会では同年代の人たちが集まるため、年代にそぐわない服装をしていると悪目立ちしてしまいます。
60代の女性であれば、肌の露出が多い服装や派手な色遣いの服装は避け、落ち着いた印象になるようにコーディネートしましょう。トレンドのアイテムを用いたいときは、全身を固めるのではなく、一部に取り入れるのがポイントです。
カジュアルすぎる服装は避ける
60代の同窓会では、カジュアルすぎる服装は避けるのが無難です。居酒屋やレストランで集まる同窓会であっても、ジーンズやTシャツなどは浮いてしまう可能性があります。同窓会は久々に懐かしい仲間と会える大切な場なため、参加者に敬意をはらうためにもきれいめな服装で参加するようにしましょう。
また、同窓会の案内状に「平服」と書かれている場合は、普段着ではなく略礼服を示しているため注意してください。
同窓会での服装は小物選びもポイント

同窓会では、服装だけでなく小物にも気を配る必要があります。ここからは、60代におすすめの小物選びのポイントを紹介します。
アクセサリーで華やかさをプラスする
60代はコーディネートの一部にアクセサリーをプラスすることで、より若々しく華やかなスタイルになります。例えば、シンプルなジャケットに華やかな色のコサージュを付けることで、顔周りが明るく見えるようになります。
ワンピースを着用する場合も、パールのアクセサリーを付けることで女性らしさを引き立たせられます。60代はセンスよく小物を取り入れることで、ワンランク上のおしゃれを楽しめます。
バッグは小ぶりなサイズがおすすめ
同窓会に持っていくバッグは、結婚式で持ち運ぶパーティーバッグのような小ぶりなサイズがおすすめです。とくにホテルでの同窓会ではフォーマルな服装で参加するため、小ぶりなバッグのほうが全体のバランスが取れます。
バッグの形状は、クラッチバッグやショルダーバッグなどが定番です。60代であれば過度な装飾やブランドロゴの入っていない、落ち着きのあるデザインがおすすめです。
靴は疲れにくく上質なものを選ぶ
60代の同窓会では、長時間立っていても疲れにくい靴を選ぶこともポイントです。とくに立食パーティーの場合は、靴が合わないと立っているのが苦痛になってしまいます。クッション性がある、ヒールが高すぎないなど、自分にとって履きやすい靴を選びましょう。
同窓会コーデでは、靴も意外と見られているため、60代らしい上質なものを選ぶようにしましょう。
60代の同窓会では会場の雰囲気に応じた服装を選びましょう

この記事のまとめ
- 60代の同窓会コーデは、会場の雰囲気に応じて選ぶ
- 60代はカジュアルすぎる服装を避けることもポイント
- 肌が暗く見えがちな60代は、明るい色を取り入れる
- 体型に悩みのある60代は着やせ効果のある服装を選ぶ
- 60代はアクセサリーをプラスすることでより華やかになる
- 60代の同窓会で持ち運ぶのは小ぶりなバッグがおすすめ
60代の同窓会では、どこの会場で開催されるかによっておすすめの服装が変わってきます。ホテルなどのかしこまった場所で開催する場合はフォーマル、居酒屋やレストランで開催する場合はきれいめカジュアルなど、会場の雰囲気に応じて選び方を変えましょう。
60代は暗い色を選びがちですが、若々しく見せるためにあえて明るい色を選ぶのもコツです。全体を明るいカラーでまとめるのに抵抗がある場合は、コサージュやスカーフなどの小物で明るい色を取り入れてみてください。

2006年に葬儀の仕事をスタート。「安定している業界だから」と飛び込んだが、働くうちに、お客さまの大切なセレモニーをサポートする仕事へのやりがいを強く感じるように。以来、年間100件以上の葬儀に携わる。長年の経験を活かし、「東京博善のお葬式」葬祭プランナーに着任。2023年2月代表取締役へ就任。