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葬儀のあと

喪中の方に送る寒中見舞いの文例まとめ。はがきの文章構成や書き方、マナーまで解説

喪中の方に送る寒中見舞いの文例まとめ。はがきの文章構成や書き方、マナーまで解説

喪中の方に送る寒中見舞いの文章はどうすべき?そんな疑問を持つ方のために、本記事では、寒中見舞いの文例をまとめました。文章構成や書き方、気を付けたいポイントについても詳しく解説します。喪中の方には年賀状をは出せませんが、代わりに寒中見舞いで挨拶や近況報告がしたい方は必読です。

この記事で分かること

  • 喪中の方へ寒中見舞いを送るべき適切な時期
  • 【状況別】そのまま使える寒中見舞いの書き方と文例
  • はがきの選び方やデザインなど、送る際に守るべきポイント
  • 寒中見舞いに添えるおすすめのギフトの選び方

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寒中見舞いとは

寒中見舞いとは、二十四節気の「小寒」から「大寒」を経て「立春」の前日までの期間に届くように送る季節の挨拶状です。厳しい寒さが続く時期に、相手の健康を気遣い安否を尋ねるために送るのが本来の役割です。

近年では季節の挨拶としての役割に加え、喪中に関するさまざまな事情で年賀状のやり取りができない際の代替手段として広く活用されています。具体的には、以下のような状況で用いられるのが一般的です。

寒中見舞いを送る目的と主な用途

  • 喪中の方への挨拶や、お悔やみの言葉を伝える場合
  • 喪中と知らずに年賀状をくれた方へ、欠礼の報告とお礼を伝える場合
  • 喪中につき年末に喪中はがきを出せなかった際の年始の挨拶とする場合
  • 年賀状を出し忘れてしまい、松の内を過ぎてから返信を出す場合

冬の最も寒い時期に送る心温まるお便りとして、相手の状況に配慮しながら言葉を選ぶことが大切です。

寒い時期に出すお見舞い状

寒中見舞いとは、寒い時期に出すお見舞い状です。気温が下がって気候が厳しくなる冬に、相手の体調を気遣うために出す挨拶状が寒中見舞いとなります。

寒中見舞いは、一般的に松の内が明けた日から立春(2月4日頃)までの期間に出すのが適切です。そのため、1月だけでなく2月上旬も含まれます。

喪中で年賀状を出せなかった人への挨拶状

寒中見舞いは、お見舞状としての役割の他に、年賀状を出せなかった相手への挨拶状としての意味合いもあります。例えば、年賀状を出し忘れてしまったときや相手が喪中のとき、あなたが喪中と知らずに年賀状を出してくれた人への返事として寒中見舞いを出します。

寒中見舞いを喪中はがきの代わりに出すことについては「寒中見舞いを喪中はがきの代わりに出す時期やマナー」で詳しく紹介しています。

年賀状じまいしたのに受け取った場合の挨拶状

近年、年賀状による挨拶を控える「年賀状じまい」を行う方が増えています。しかし、事前に通知をしていても、行き違いなどで年賀状をいただくことは少なくありません。

このような場合に届いた年賀状への返信として、寒中見舞いは非常に適した手段です。相手の厚意に感謝しつつ、今後はどなた様に対しても年始の挨拶を遠慮している旨を丁寧に伝えることで、角を立てずに理解を得られます。作成の際は以下の点に留意しましょう。

年賀状じまいを寒中見舞いで伝える際のポイント

  • 年賀状をいただいたことへの感謝を述べる
  • 今後はすべての方に年始の挨拶を辞退していることを伝える
  • 今後も変わらぬお付き合いをお願いする言葉で結ぶ

相手に「自分だけが拒絶された」という誤解を与えないよう、一律の対応であることを示しつつ、これまでの感謝を込めて作成することが大切です。

寒中見舞いを出す時期

寒中見舞いは、松の内が明けた日から立春までの期間中に出すのが適切です。1月1日から7日までは「松の内」と呼ばれ、この期間が終わってから寒中見舞いが届くようにしましょう。はがきは松の内以降に届けばよいため、松の内の期間中にはがきを投函しても問題ありません。

地域によっては松の内を1月10日や1月15日と定めている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。また、立春の日は年によって日付が変わるためこちらも確認が必要です。

喪中の方に寒中見舞いを出す際の気を付けたいポイント

ここからは、喪中の方に送る寒中見舞いに関する気を付けたいポイントを紹介します。初めて寒中見舞いを出す方は、こちらで解説するポイントを確認しておきましょう。

年賀はがきは使わない

寒中見舞いを年賀状の代わりに出すこともありますが、年賀はがきを使用するのは不適切です。管製はがきや通常のはがきを購入し、寒中見舞いを出しましょう。年賀はがきが余っている場合は、郵便局の窓口で手数料を支払い、別のはがきに交換してもらうとよいでしょう。

縁起物や弔事を想起させるイラストは使わない

寒中見舞いをデザインする際は、お正月に関するイラストや、金色・赤などの新年のお祝いを想起させる色合いは避けるのが一般的です。一方で、南天や雪うさぎなど、季節感のある縁起物のイラストを用いることもあります。また、喪中の方に送る場合でも、弔事を想起させるようなイラストは避けましょう。

落ち着いたデザインにする

喪中に出す寒中はがきは、落ち着いたデザインのものにしましょう。お正月をイメージさせるようなデザインや、華やかな印象のものは避けてシンプルなはがきを使います。風景や花など、春をイメージさせるイラストを添えてもよいでしょう。

はがきの写真に配慮する

喪中の方に寒中見舞いを出す場合、はがきの写真に配慮しましょう。写真入りのはがきを出してはいけないというルールはありませんが、写真によっては相手に不快な思いをさせてしまう可能性があるためです。

例えば、大切な家族を失っている人に対して家族の集合写真を送るのは避けましょう。喪中の相手の気持ちに配慮し、どうしても必要なとき以外は写真を入れるのは控えることをおすすめします。

寒中見舞いはがき|Yahoo!ショッピング

時期を過ぎたものは「余寒見舞い」として送る

寒中見舞いは立春の日までに送るものですが、適切な時期に出せなかった寒中見舞いは「余寒見舞い」として送るのが一般的です。

余寒見舞いには、寒中見舞いと同様に寒い時期に相手を気遣うという役割があり、立春の翌日から2月の下旬までに出します。

ギフトを送る場合もある

寒中見舞いは、ギフトを送る場合もあります。寒中見舞いのギフトには、相手の安否を気遣うという意味があります。相手に気を遣わせることがないよう、高額すぎるギフトを送るのは避けた方がよいでしょう。

寒中見舞いのギフトには、のし紙を使わずに白の短冊か奉書紙をかけるのが適切です。表書きには「寒中御見舞」、下には自分の氏名を書きましょう。

喪中ではなく一般的な寒中見舞いでは、蝶結びの水引がついたのし紙をかけます。蝶結びは何度も結び直せることから、お礼やお祝い事などに使われます。目上の方に送る場合は「寒中お伺い」、同等や目下の方に送る場合は「寒中御見舞」の表書きを使用しましょう。

喪中時の寒中見舞いの書き方

ここからは、喪中時の状況別に寒中見舞いの文章構成や文例を紹介します。どのように寒中見舞いを書くべきか悩んでいる場合は、こちらを参考にしてみてください。

句読点は使わない

寒中見舞いには句読点を使わないのが一般的です。文章の「区切り」である句読点を入れないことで、「縁起のよい事がずっと続くように」「おめでたい事に区切りをつけないように」という意味が含まれています。通常の年賀状や香典を送る際にも適用されます。

喪中はがきに返信する場合

喪中はがきを送ってくれた相手への返信として、寒中見舞いを出すことがあります。基本的には喪中はがきに返信する必要はないとされていますが、寒中見舞いを出すと丁寧な印象を与えられるでしょう。

喪中はがきの詳細については「喪中欠礼とは?喪中はがきを送るタイミングや文例を紹介」で詳しく紹介しています。

文章構成

まず、お見舞いの言葉を書きます。次に相手の健康を尋ねる言葉を書いたのち、故人を弔い相手を思いやる文章を続けます。最後に挨拶で締めて完成です。

文例

喪中はがきへの返信の文例

寒中謹んでお見舞い申し上げます 寒冷の候いかがお過ごしでしょうか
〇〇さんのご冥福を謹んでお祈り申し上げます
寒さが一段と厳しくなります折柄 どうぞご自愛ください

喪中の人に年賀状を出してしまった場合

喪中の人に年賀状を出してしまった場合、寒中見舞いを送って哀悼とお詫びを伝えるとよいでしょう。

喪中に年賀状が届いた時の対処法については「喪中に年賀状が届いたら?具体的な対処法や未然に防ぐための方法」で詳しく紹介しています。

文章構成

まず年賀状を誤って送ってしまったことへの謝罪を述べましょう。次に故人へのお悔やみの言葉を伝え、相手の体調を気遣う言葉を添え、最後に挨拶で締めくくります。

文例

喪中の人に年賀状を出してしまった場合の文例

寒中お見舞い申し上げます
このたびはご服喪中にもかかわらず 年賀状を差し上げてしまい大変失礼いたしました
〇〇様のご逝去を心よりお悔やみ申し上げます
これから寒さが厳しくなってまいりますので お身体を大切にお過ごしください

喪中の際にもらった年賀状へ返事する場合

喪中はがきを出し忘れていたり、先方が誤って送ってしまったりなどで喪中に年賀状を受け取ることもあります。この場合にも、返信として寒中見舞いを出すのが一般的です。喪中はがきを相手に出していなかった場合は、文章内で謝罪しましょう。

「年賀状」は縁起のよい言葉であるため使用は避けて「念頭のご挨拶」「お年始状」などの言葉で表し、「お喜び」「おめでたい」といった表現も使用しないようにしましょう。

喪中の新年の挨拶については「喪中に新年の挨拶はタブー?返信ラインやメールの例文とマナー」で詳しく紹介しています。

文章構成

まずは寒中見舞いの言葉を述べ、年賀状を出してもらったことへの感謝を伝えます。次に喪中であること、喪中はがきを出さなかった場合はそのお詫びを述べ、挨拶で締めます。

文例

喪中の際にもらった年賀状に返信する場合の文例

寒中お見舞い申し上げます 年始のご挨拶ありがとうございました
昨年5月に母が永眠し 年始のご挨拶は控えさせていただきました
ご連絡が行き届かず 大変失礼いたしました
寒い日が続きますのでお身体には気をつけてお過ごしください

親しい友人へ送る堅苦しくない寒中見舞いの文例

親しい友人や友達への寒中見舞いは、少しカジュアルな文面で送る場合もあります。
喪中の相手であっても、関係が深ければ堅苦しくないメッセージや手書きの一言を添えると、温かみが伝わります。書く際の配慮すべきポイントは以下の通りです。

親しい友人への寒中見舞いで気をつけたいこと

  • お悔やみの手紙であるため、くだけすぎた表現は避ける
  • 派手な絵柄や写真の使用は控える
  • 「年賀状」「おめでとう」などのおめでたい言葉は使わない

以下は親しい友人向けの文例となります。

例文

寒中お見舞い申し上げますお互い忙しい日々ですが お変わりありませんか
(故人)のことは本当に残念ですが 無理をせず少しずつ元気になってね
また落ち着いたら ゆっくりお茶でもしましょう
寒さが厳しいので お身体を大切に過ごしてね

ビジネスで送る寒中見舞いの文例

ビジネスシーンで送る寒中見舞いは、個人の場合よりも丁寧で簡潔な表現を心がけるのが一般的です。取引先が喪中の場合は、哀悼の意を示すとともに、日頃の厚誼に対する感謝を伝えます。

文章構成のポイントは以下の通りです。

ビジネスで送る寒中見舞いのポイント

  • 時候の挨拶に続き、相手の安否や健康を気遣う言葉を記す
  • 喪中の方へは「年賀状」という言葉を避け、「年始のご挨拶」などの表現を用いる
  • 先方の厚情に対する謝辞を述べ、変わらぬ支援を願う言葉で結ぶ

例文

寒中お見舞い申し上げます
貴社におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます
ご服喪中につき年始のご挨拶は控えさせていただきましたが 〇〇様のご逝去を悼み謹んでお悔やみ申し上げます
厳冬の折 皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます

寒中見舞いにおすすめのギフト

寒中見舞いとしてギフトを送る際は、相手の安否を気遣う気持ちを込めることが大切です。高額すぎる品物は相手に気を遣わせてしまうため、三千円から五千円程度の手頃な予算で選ぶのが一般的です。

特におすすめのギフトは以下の通りです。

おすすめのギフト

  • グルメ(旬の食材やこだわりの品)
  • フルーツギフト
  • 品質の高いタオル
  • 相手が好きなものを選べるカタログギフト

喪中の方へ送る場合は、のし紙を使わずに白の短冊か奉書紙をかけ、表書きは「寒中御見舞」とします。目上の方には「寒中お伺い」とするのが一般的です。相手の状況に配慮し、心温まる品を選びましょう。

グルメ

寒中見舞いのギフトとしておすすめなのが、グルメです。魚やお肉などの旬な食材を送り、相手への感謝を伝えましょう。

フルーツギフト

フルーツも、寒中見舞いに送るギフトとして人気を集めています。見た目が華やかですので、普段フルーツを買わないという人にも喜んでもらえるでしょう。

タオル

寒中見舞いに何を送るべきか悩んだら、タオルがおすすめです。肌触りや品質にこだわったワンランク上のタオルを送ってみてはいかがでしょうか。

カタログギフト

どのギフトにするか決められないのであれば、カタログギフトを送るのもおすすめです。カタログギフトであれば相手に商品を選んでもらえるため、相手の好みを把握していなくても問題ありません。

マナーや書き方を踏まえて寒中見舞いを出しましょう

この記事のまとめ

  • 寒中見舞いとは寒い時期のお見舞い状であり、年賀状を出せなかった人に挨拶する際にも使われる
  • 寒中見舞いは、松の内が明けた日から立春までに手配する
  • 寒中見舞いの書き方は状況によって異なる
  • 寒中見舞いは落ち着いたデザインにし、はがきの写真には配慮する
  • 寒中見舞いとしてギフトを送る場合は、グルメやフルーツ、タオル、カタログなどがおすすめ

寒中見舞いとは1月の寒い時期に出すお見舞い状であり、喪中などで年賀状を出せなかった人への挨拶状として出すことが多いです。寒中見舞いの書き方は自身や相手の状況によって異なるため、しっかりと文章構成や文例を確認しておきましょう。寒中見舞いを出す際はポイントをきちんと押さえ、相手に対して失礼にならないよう配慮してください。

監修者 SUPERVISOR
1級葬祭ディレクター 志岐 崇

2006年に葬儀の仕事をスタート。「安定している業界だから」と飛び込んだが、働くうちに、お客さまの大切なセレモニーをサポートする仕事へのやりがいを強く感じるように。以来、年間100件以上の葬儀に携わる。長年の経験を活かし、「東京博善のお葬式」葬祭プランナーに着任。2023年2月代表取締役へ就任。

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