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終活で悩んでいる方必見。相談したい内容別に手段や相談先を解説

終活で悩んでいる方必見。相談したい内容別に手段や相談先を解説

「終活を始めたいけれど、何から着手すればよいか分からない」「相続や遺言で困っているけれど、どこに相談すればよいの?」このようなお悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?そこで本記事では、終活に関する相談内容別に、相談先や手段をご紹介します。

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終活で悩んだらどうする?

終活では専門的な知識が必要な事柄が多くあり、さまざまな準備や手続きなどが必要です。そのため、終活を進めるにあたって悩んだり困りごとが発生することもあるでしょう。相談したい内容によって相談方法が異なるため、あなたの悩みに合わせて相談先を探すことが大切です。まずは終活での困りごとが発生しがちな項目と、各内容ごとの相談先をリストで紹介します。ぜひ目を通してみてください。

終活に関する相談先
相談内容 相談先
終活の始め方 ・民間の相談窓口
・市町村役場
・終活イベント
・無料の電話相談
相続・遺言 ・弁護士
・税理士
・司法書士
・行政書士
・信託銀行
介護 ・役場の担当窓口
・医療機関
・地域包括支援センター
葬儀やお墓 ・終活セミナー
・寺院や霊園
・葬儀社
生前整理 ・生前整理の専門業者

終活に関する相談内容

終活とは自分の人生を振り返ったり、葬儀やお墓などを前もって準備したりする活動を指します。終活とひと口に言ってもするべきことは数多くあるため、悩みを抱えてしまう方も多いものです。ここからは、終活に関する相談内容について解説していきます。

終活の始め方

「終活を始めようと思っているものの、何から始めるべきなのか分からない」と、終活の始め方に悩む方は多いのではないでしょうか。終活ではさまざまな準備が必要な上、専門的な知識が必要な分野もあるため、ひとりではどうすればよいか分からず困ってしまうかもしれません。まずは終活イベントや民間の窓口などに行き、情報収集することをおすすめします。

相続・遺言

終活を進めていく上では、相続や遺言について考える場面も出てくるでしょう。財産や遺言に関することは、家族間でのトラブルの原因になりやすいとされています。家族や大切な人のためにも、決めるべきことをしっかりと決めておきましょう。デリケートな問題であり専門的な知識も必要なので、相談先の選定は慎重に行いましょう。

介護

終活では亡くなった後のことだけでなく、老後の備えをしておく必要があります。特に、介護に関することは老後の人生を大きく左右するため、慎重に決めることが大切です。介護が必要になったときどうするのか、誰に面倒を見てもらうのか、費用面などをあらかじめ考えておきましょう。

葬儀やお墓

葬儀やお墓に関することも終活で決めておきましょう。あなたが亡くなった後、家族はすぐに葬儀の手配をしなくてはいけません。あなたが全く葬儀やお墓に関する準備をしていないと、家族が短い時間で手続きを行わなければならず、負担をかけてしまう恐れがあります。

葬儀の内容や参列してほしい人、葬儀の規模などを前もって検討しておくとよいでしょう。また、墓石のタイプや墓地の場所、供養方法なども合わせて決めておくと安心です。

生前整理

生前整理とは、家具や家電、思い出の品など身の回りのものを整理整頓することです。生前整理をして持ち物を減らしておけば、あなたが亡くなった後の遺産整理の手間を省くことにつながります。

大きな家具や家電の処分には体力や手間がかかるため、なるべく体力のあるうちに取り組むことをおすすめします。また、「何が必要で何か要らないか」を決めるには判断力が求められるため、決断力があるうちに生前整理に着手することも大切です。

終活の始め方に関する相談先

ここからは、終活の始め方に関する相談先をご紹介します。終活の始め方については専門業者に頼らなくても、無料のサービスやイベントなどに参加すれば情報を得られるかもしれません。どのように終活を始めればよいか悩んでいるのなら、まずは以下で紹介しているサービスを利用してみましょう。

民間の相談窓口に相談する

終活の始め方が分からない、漠然とした不安があるという方は、まずは民間の相談窓口に相談してみてはいかがでしょうか。例えば、郵便局では終活に関する相談サービスが行われており、オンラインや電話などで相談を受け付けてもらえます。必要がある場合は専門家を紹介してもらえるのもメリットです。

また、終活カウンセラー協会には、終活に関する知識を持った資格保有者による相談窓口が設置されています。現在抱えている悩みや状況に合わせて、さまざまなアドバイスをしてもらえるでしょう。

市町村役場へ行く

終活の始め方で悩んでいるなら、市町村役場へ行ってみるのもおすすめです。自治体によっては、終活への取り組み方やエンディングノートの書き方などの説明会を行っているところもあります。

説明会以外にも、終活の専門家による相談会を行っている自治体もあります。これらのサービスは基本的に無料で受けられるため、ぜひ活用してみてください。市町村のホームページや市報などに情報が載っているため、確認してみましょう。

終活のイベントに行く

ショッピングモールや霊園などで行われている終活のイベントに参加するのもおすすめです。終活に関するセミナーやイベントでは、葬儀事情やお墓の選び方などを教えてもらえます。終活に関する相談ブースが設けられているイベントもあるため、漠然と終活の始め方に不安を感じている方はぜひ参加してみましょう。

相続・遺言に関する相談先

相続や遺言に関する内容は専門的な知識が必要なため、終活を進める上で困ることも多いのではないでしょうか。相続・遺言に関することで悩んだら、以下を参考にしながら相談先を検討してみてください。悩みによって相談先が異なるため、どこに相談するか慎重に考えましょう。

弁護士

遺言書を作成しようと考えている方は、弁護士に相談するのがおすすめです。事業や不動産など、簡単に分けられないものが相続財産に含まれている場合、遺言書がないと相続トラブルが起こる可能性があります。弁護士に相談しながら遺言書を作成すれば、法的効力のある遺言書を作成できます。

税理士

相続税に関する悩みがあるのなら、税理士に相談するのがおすすめです。税理士に相談することで、家族が遺産を相続する際に発生する相続税の金額などを前もって教えてもらえます。また、相続税の金額を節約する方法なども相談可能です。税理士は所轄の税務署や税理士会などで紹介してもらえるため、必要に応じて利用を検討してみましょう。

司法書士

遺言書の作成は、司法書士のもとでも行えます。司法書士に相談して遺言書を作成すれば、相続財産に不動産がある場合に相続登記手続きを行ってもらえます。また、あなたの遺言の内容を実行する「遺言執行者」になってもらえるのも、司法書士に相談するメリットのひとつです。

行政書士

行政書士には、先ほど紹介した司法書士や弁護士と同じく、遺言書の作成を相談できます。行政書士は司法書士・弁護士と比べて費用が低いため、なるべく終活にかかるコストを抑えたい方におすすめです。また、遺言書作成に必要な住民票や除籍謄本、戸籍謄本といった書類の取得も代行してくれます。遺言書の作成にかかる手間を大きく省けるのも、行政書士に依頼するメリットです。

また、終活に関する相談やセミナー、カウンセリングなどを積極的に行っていたり、終活の知識を備えた「終活行政書士」がいたりする行政書士事務所もあります。あなたの状況や悩みに合わせて、行政書士への相談を検討してみましょう。

信託銀行

資産や相続に関する悩みがあるのなら、信託銀行に相談してみてはいかがでしょうか。信託銀行では遺言書の作成方法や資産運用、遺言信託などの相談が可能です。無料相談を行っている銀行もあるため、悩んでいる方は信託銀行で専門家に話を聞いてみるのがおすすめです。

介護に関する相談先

実際に介護が必要になったときに手続きや決め事を行うのは、かなり大変です。介護に関する悩みがある場合は、体が元気なうちに専門家に相談しておくことをおすすめします。ここからは、介護に関する相談先について紹介していきます。

役場の担当窓口に相談する

介護に関する不安がある方は、役場の担当窓口に相談してみるとよいでしょう。介護保険課や福祉課などに問い合わせれば、知りたいことや不安に応じて相談に乗ってもらえるでしょう。お住まいの市町村で行われている介護制度や補助などの情報を得られることもあるため、まずは担当窓口を訪れてみてはいかがでしょうか。

医療機関に相談する

かかりつけ医がいる場合や入院している方は、医療機関に相談してみるのもおすすめです。病院には医療ソーシャルワーカーが常駐しているため、介護に関するサポートやアドバイスなどを受けられるでしょう。介護にかかる費用や注意点、介護保険制度など、専門的な知識を教えてもらえます。

地域包括支援センターを頼る

自治体ごとに設置されている地域包括支援センターを頼るというのも一つの方法です。地域包括支援センターでは、介護に関する相談のほかにも、介護費用のアドバイスや認知症予防のサポートなどを行ってもらえます。ただし、地域包括支援センターを利用できるのは、65歳以上の方かその家族のみのため注意が必要です。

葬儀やお墓に関する相談先

「自分が亡くなった後、葬儀やお墓はどうなるんだろう」と心配を抱えている方も多いでしょう。そこでここからは、葬儀やお墓に関する相談先を解説していきます。前もって準備しておけば、あなたが亡くなった後の家族の負担を減らすことにもつながるため、早めに着手することをおすすめします。

終活セミナーへ行く

互助会や葬儀社の中には、終活セミナーを行っているところもあります。葬儀やお墓に関する不安や悩みがあるのなら、こういったセミナーに参加してみてはいかがでしょうか。葬儀の規模や形式、必要な費用などの把握や相談などが行えるほか、葬儀の生前契約なども可能です。

寺院や霊園へ見学に行く

お墓を自分で決めたいのなら、寺院や霊園へ見学に行くのがおすすめです。寺院や霊園の中には、区画募集の説明会や見学会などを行っているところもあります。墓地の場所を検討したい、お墓を建てたいと考えているなら、説明会や見学会などに参加して相談してみてはいかがでしょうか。

葬儀社に相談する

葬儀やお墓に関することで悩んでいるなら、葬儀社に相談してみるのがおすすめです。無料相談を受け付けている葬儀社も多いため、気軽に不安を相談できるでしょう。前もって葬儀を執り行う葬儀社を決めておき、葬儀内容や費用について検討しておけば安心です。また、あなたのお墓や葬儀に関する希望が通りやすくなるのもポイントのひとつです。

生前整理に関する相談先

生前整理を行って身の回りのものを片付けておけば、遺産整理の手間を省け家の中もすっきりします。自分でコツコツ片付けられる場合はよいですが、大型の家具・家電があったり処分するものが多かったりすると、ひとりでは片付けに手間取ってしまうかもしれません。そこでここからは、生前整理に関する相談先を解説します。

生前整理業者に相談する

どのように生前整理を行うべきか迷ったら、生前整理の業者に相談してみてはいかがでしょうか。電話やオンライン上で気軽に相談できるところも多く、事前に相談も可能です。オンラインで無料で見積もりを行ってもらえますし、希望や条件に合った業者も見つかりやすいです。複数の業者から見積もりをとって比較し、自分に合った業者を探してみましょう。

不安や疑問を相談して、終活を進めましょう

この記事のまとめ

  • 終活の始め方に悩んだら、民間の相談窓口や市町村役場、終活イベントなどを利用するとよい
  • 相続・遺言に関することは、弁護士、税理士、司法書士、行政書士、信託銀行に相談するのがおすすめ
  • 介護に関する相談は、役場の担当窓口、医療機関、地域包括支援センターなどを頼るとよい
  • 葬儀やお墓に関することは、終活セミナー、寺院・霊園、葬儀社などに相談する
  • 生前整理で悩んだら、専門業者に相談するのがおすすめ

終活ではやるべきことや手続きが多々あるため、進め方ややり方で悩むこともあるでしょう。終活に関する悩みがあるときはひとりで抱え込まず、専門家に頼るのがおすすめです。今回紹介した相談内容別のおすすめ相談先を参考にして、終活を進めていきましょう。

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