故人の似顔絵と遺骨ジュエリーを手がける、沖縄唯一の専門ブランド
2012年創業、4,000名超の実績を持つ「ゑんぴつ堂」。亡き人と“叶えたかった日々”を描く、想いを形にする似顔絵を制作しています。
2022年には沖縄県唯一の遺骨ジュエリー専門ブランド「あかしジュエリー」も展開。代表はグリーフケアカウンセラー資格を保有。
遺族の叶えたい夢を似顔絵で表現
大切な人を見送ったあと、「本当はもっとこうしてあげたかった」「こんな姿を見たかった」 ――そんな気持ちを、心の奥にそっとしまい込んでいるご遺族は少なくありません。
ゑんぴつ堂が手がける似顔絵は、そうした“叶えられなかった想い”に寄り添いながら、故人の「生きた証」や「ご遺族の祈り」を一枚の絵に込めて描く、特別な似顔絵です。
2012年の創業以来、3,000名を超える似顔絵を描いてきました。
その多くが、ただ「写真をもとに描く似顔絵」ではなく、ご遺族との対話を通して生まれた“想いのかたち”です。

ただ似せるだけの似顔絵ではありません
ゑんぴつ堂の似顔絵は、「記録」ではなく「祈り」に近いものかもしれません。
「一緒に行きたかった場所があった」「本当は着せてあげたかったドレスがある」
「この趣味をしている姿を残してあげたかった」
そんな想いを、ご遺族から丁寧にヒアリングし、 複数の写真やエピソードをもとに、故人の“今ここにいてほしかった姿”を描き起こします。
たとえば、
- 旅立つ直前まで頑張っていた仕事姿を描く
- 結婚式を目前に亡くなった娘さんを、ウェディングドレス姿で描く
- 家族全員と一緒に過ごす姿を一枚の絵にする
といったリクエストもあります。
ご遺族にとっては、それが「見たかった風景」であり、「時間を取り戻す」行為でもあるのです。


似顔絵を通して、癒しの時間が生まれる
似顔絵のお打ち合わせや、出来上がった絵を家族で囲んで見るとき、自然とこんな言葉がこぼれることがあります。
「こんなふうに笑っていたね」「やっぱりこの服が似合ってたな」
「これが“あの子らしい”よね」
その会話が、ご遺族同士のあいだで交わされることで、静かな癒しと、心の整理が進んでいきます。
喪失によって一時的に断絶されてしまった“語りの時間”を、絵がそっとつないでくれるのです。

グリーフケアの専門視点を取り入れたヒアリング
ゑんぴつ堂の代表は、グリーフケアカウンセラーの資格を保有しており、依頼主の想いに寄り添いながら、ヒアリングから完成まで一貫して対応します。
「こんなことを言っていいのか分からない」「恥ずかしいけれど、どうしても描いてほしい姿がある」
そんな気持ちを、どうぞ安心してお話しください。
ゑんぴつ堂では、依頼主の声に耳を傾けることを、制作の第一歩と考えています。

企業・団体向けにもご提案可能です
似顔絵は個人向けだけでなく、企業・法人・施設での活用も広がっています。
たとえば:
- 葬儀社・納骨堂での展示用パネル
- 法要の引き出物や記念品としてのプリント品
- 生前整理や遺影の代替としての制作
- 高齢者施設・終末期医療機関での“思い出支援”ツールとして
完成した似顔絵は、額装・印刷物・グッズ展開などにも対応しており、柔軟な制作体制を整えています。
また、感情面に配慮したやりとりや、故人への敬意を込めた表現が必要な現場にも、安心して導入いただけます。

制作の流れ
- 【お問い合わせ】メール・LINE・DMなど
- 【ヒアリング】対面またはオンライン(県外可)
- 【写真・エピソードのご提供】
- 【ラフ案ご確認】ご希望の雰囲気や構成を確認
- 【本制作〜納品】印刷・額装・発送も対応可能(通常3ヶ月ほど)
ご遺族のご事情に配慮し、柔軟なスケジュール対応やサポートも承っています。

「想い出を完成させる絵」として
ゑんぴつ堂にとって、似顔絵は「人生の記録」ではなく、「人生の続き」です。
絵を通して、ご遺族が“あの人ともう一度出会い直す”ことができるように。
そして、前を向くための小さな勇気を受け取れるように。
そう願って、一本一本の線を引いています。
似顔絵の中で、もう一度夢を叶え、姿を見せてくれる故人の姿は、ご遺族にとって、“新しい時間”を生み出すかけがえのない存在になると信じています。

お問い合わせ・ご相談はお気軽に
似顔絵のご依頼は、はじめての方がほとんどです。
「どんな写真が必要ですか?」「どこまでお願いしていいですか?」
そんな疑問にも、丁寧にお答えします。
LINEやメールから、気軽にご相談ください。 このサービス資料を
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遺骨ジュエリー
大切な人を“側で感じられる形”に
遺骨ジュエリーは、亡くなった方やペットのご遺骨・遺灰の一部を、小さなジュエリーの中に封じ込め、身につけられる形にするものです。
「もう会えないけれど、ずっと一緒にいたい」――その願いに応えるため、あかしジュエリーは生まれました。
亡くなった方との時間を思い出すたび、手元にあるそのジュエリーが、静かに語りかけてくるような――そんな“心の居場所”を、そっと手渡す存在でありたいと思っています。

縄県唯一の遺骨ジュエリー専門ブランド
あかしジュエリーは、ゑんぴつ堂が2022年に立ち上げた沖縄県初・唯一の遺骨ジュエリー専門ブランドです。
「誰にも話せないまま、深く残っている喪失の痛み」に寄り添いたいという想いから、グリーフケア(喪失に伴う心のケア)の視点を取り入れたサービスを提供しています。
ジュエリーはただの装飾品ではなく、「生きてきた証」「想いの結晶」として、一点ずつ大切に制作しています。

ご遺族の“語れない想い”に寄り添う
あかしジュエリーでは、ご注文の際にヒアリングを行い、亡くなった方との関係性や、その方への想い、色や形のご希望などを丁寧に伺います。
「人に言えない」「言葉にできない」感情こそ、大切にすくいあげながら、依頼者様とともに“かたち”を決めていくスタイルです。
ジュエリーを通して故人と向き合う時間は、喪失の痛みを癒すだけでなく、「これからの生き方」につながるきっかけになることもあります。

ご注文の流れ
- ご相談(DM/メール/公式LINE)
- 対面またはオンラインヒアリング
- デザインの確定・お見積もり
- ご遺骨のご送付・またはお預かり
- 制作(約3ヶ月)
- 完成後、お届け(手渡しまたは宅配)
完成後のご連絡や、ご希望によってはお渡しの際に
一言お手紙を添えることもあります。

商品ラインナップ例
- リング(指輪)
定番の封入型。普段使いしやすく、男性からのご依頼も多い人気商品。 - ペンダント
胸元に触れるたび、ぬくもりを思い出せるアイテム。デザインはシンプルなものから彫金タイプまで対応可能。 - バングル
手首に着ける開閉式タイプ。封入後も開け閉めができるため、ペットの多頭飼いや複数のご遺骨を少量ずつ収めたい方におすすめです。 - キーホルダー・チャーム
ジュエリーとして身に着けるのが難しい方に。開閉可能なタイプもあり、お守りやバッグに付けて持ち歩けます。
いずれも、素材・刻印・封入の有無・石の有無などカスタマイズ可能。封入しないタイプの「想い出ジュエリー」もご用意しています。

遠方からのご依頼にも対応
現在では、沖縄県外からのご注文も増えており、「故人が沖縄にご縁があった」「沖縄が好きだった」「自分たちにとって沖縄が特別な場所だった」――そんな想いを持つ方々から、多くのご依頼をいただいています。
対面ヒアリングが難しい場合でも、オンラインでの対話やメッセージでのやりとりで、安心してご依頼いただけます。納品も全国対応しております。

心と信頼の制作体制
ジュエリーの制作は、経験豊富な職人がひとつひとつ手作業で行っています。
お預かりしたご遺骨は、大切な「いのちの証」として、責任を持って丁寧に扱い、必要最小限の封入量で制作いたします。
封入後には、ジュエリーに加工痕が残らないよう特殊技術で処理し、見た目は通常のジュエリーと変わらず、日常生活にも違和感なく溶け込みます。

グリーフケアに基づいたサポート
ゑんぴつ堂の代表は、グリーフケアカウンセラーの資格を保有しており、制作にとどまらず、心のケアも大切にしています。
「自分だけの供養の形が見つかって、少し心が軽くなりました」「家族と改めて、故人について語り合うきっかけになりました」
そんなご感想を多くいただいています。

あなたの“大切な想い”を、そっと手元に
「もう会えない人」への想いは、時に言葉よりも深く、長く心に残ります。 けれど、その想いを静かに見つめ直す時間は、あなた自身が前を向くためのきっかけにもなります。
あかしジュエリーは、単なる“モノ”ではなく、
あなたと大切な存在をつなぐ“窓口”として、
その想いとともに、やさしく手元へとお届けします。

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